目次
固定電話をスマホに転送するやり方|まず全体像を3ステップで

固定電話をスマホに転送する流れは、大きく3つのステップに分かれます。
※スマホでは表を横にスクロールしてご覧いただけます
| 手順 | やること | 詳しい章 |
| ① | いまの回線とサービス名を確認する | 「設定の前に確認する4つのこと」 |
| ② | 転送オプションに申し込む | 「設定の前に確認する4つのこと」 「固定電話の転送は『無料』でできる?かかるお金は4つ」 |
| ③ | 契約先の操作方法で転送先を登録して開始する | 「【回線別】142の操作手順|加入電話とひかり電話の違い」 |
①では、加入電話かひかり電話かなど、自社の回線の種類を請求書や契約書で確かめます。転送サービスの名前や操作は、回線ごとに違うためです。
②では、転送が申し込みの必要な有料オプションであることを踏まえ、月額や通話料を確認します。申し込みは、契約している電話会社の公式サイトや窓口から行います。
③の設定方法は、契約先や使っている機器によって異なります。NTTの転送サービス「ボイスワープ」では、固定電話から142にかけ、音声ガイダンスに従って操作します。具体的な手順は「【回線別】142の操作手順」の章で説明します。
設定の前に確認する4つのこと
手順に入る前に、確認しておきたいことが4つあります。申し込みを済ませていない状態で142を押しても、転送は始まりません。先に「回線の種類」「申し込みの要否」「転送先に指定できない番号」「いま申し込めないサービス」を押さえておきましょう。
その前に、まずは、固定電話がいまどのように使われているかをデータで見ておきます。
加入電話の契約数は令和2年度末から令和6年度末に約26%減少

加入電話(アナログ回線など)の契約数は、令和2年度末の1,486万契約から、令和6年度末には1,102万契約まで減っています(出典:総務省「通信量からみた我が国の音声通信利用状況【令和6年度】(概要版)」)。
加入電話など固定系の発信回数は令和2年度から令和6年度に約43%減少

加入電話やISDNなど固定系からの発信回数も、令和2年度の108.6億回から令和6年度は61.5億回に減りました(出典:総務省「通信量からみた我が国の音声通信利用状況【令和6年度】(概要版)」)。
調査対象者の80.2%が代表電話に固定電話を使用

LINE WORKS株式会社「代表電話運用に関する調査」(2026年)では、従業員5〜100名の企業で代表電話の対応・取り次ぎを日常的に行う1,102人に聞きました。代表電話に固定電話を使う回答者は80.2%で、携帯電話・スマートフォンの32.8%、IP電話・クラウド電話の15.3%を上回りました(複数回答)。
加入電話などの従来型の回線は減っていますが、この調査では代表電話に固定電話を使う回答者が約8割です。固定電話をスマホで受けたい場合、転送は検討すべき方法の一つです。
いまの回線とサービス名を確認する
固定電話の回線にはいくつかの種類があり、種類によって転送サービスの名前や操作が違います。代表的なものを下の表にまとめました。
加入電話とひかり電話は、どちらも固定電話の一種です。加入電話は事務所まで引いた銅線(メタル線)を使い、ひかり電話はフレッツ光などの光回線と対応機器を使います。電話機や電話番号が同じでも、契約しているサービスは異なる場合があります。
※スマホでは表を横にスクロールしてご覧いただけます
| 回線の種類 | 転送サービス名 | この記事での扱い |
| NTT東日本・西日本の加入電話(アナログ回線など) | ボイスワープ | 142の操作手順を説明 |
| NTT東日本・西日本のひかり電話(光回線の電話) | ボイスワープ | 142の操作手順を説明 |
| NTTのINSネット(ISDN回線) | INSボイスワープ | 新規申し込みの扱いを「【注意】」の項で説明 |
| ソフトバンクのおとくライン | 多機能転送サービス | 新規申し込みの扱いを「【注意】」の項で説明 |
| J:COMなどケーブルテレビ会社の電話 | 事業者ごとの転送サービス | 一部の条件を説明 |
| ビジネスフォン(主装置)経由 | 主装置側で設定する場合あり | 「142以外の設定」の項で説明 |
自社の回線がどれに当たるかは、請求書や契約書に書かれた回線名・サービス名、契約先の会社名で確認できます。複数の電話機をまとめる主装置を備えたビジネスフォンを使っている場合は、保守会社に聞くのが早いでしょう。
転送は有料オプション|申し込みが必要
NTT東日本・西日本のボイスワープは、申し込みが必要な有料オプションです。J:COM PHONEの転送も「ご利用には別途お申し込み(有料)が必要です」と案内されています。
申し込みを済ませる前に142を押しても、転送は始まりません(出典:NTT東日本「ボイスワープ」/NTT西日本「ボイスワープ」/J:COM「固定電話の着信を転送する」)。
混同しやすいのが、携帯電話各社の転送サービスです。これは携帯電話にかかってきた電話を別の番号へ転送するためのもので、固定電話の着信をスマホに転送する場合は、固定電話側の転送サービスへの申し込みが必要です。違いは費用の章の④で整理します。
転送先に指定できない電話番号
転送先に登録できない番号があり、その範囲は事業者によって違います。
NTT東日本のボイスワープの案内では、次のような番号は転送先に使えないとされています。
- 110番などの3ケタの番号
- フリーアクセス(0120、0800)、フリーダイヤル
- 伝言ダイヤル
- #ダイヤル
- 国際電話の番号
- 0070・0077・0088・001・0081などで始まる番号
一般の電話番号と携帯電話番号は転送先に使えます。ただし、NTT東日本の「ボイスワープ/ボイスワープセレクト使用説明書」P.7によると、携帯電話番号の前に事業者識別番号(0036など)を付けて登録することはできません。
J:COM PHONEでは、次のような番号を転送先に指定できません。
- 110や104などの1から始まる3桁の番号
- 0120・0800などの着信課金の番号
- 0570・0180の番号
- 国際電話番号
- 050から始まる一部の番号
「050のIP電話に転送したい」「フリーダイヤルに流したい」と考えている場合は、J:COMの「固定電話の着信を転送する」のような契約先の案内で指定できるかを先に確かめてください。
【注意】いま新規に申し込めない転送サービス
これから転送を始める場合、回線自体の新規受付や提供終了が決まっているサービスに注意が必要です。
ソフトバンクの「おとくライン」は、回線の新規受付を2026年3月31日に終了し、2030年3月31日にサービスが終了します。ただし、既存契約者による多機能転送などの付加サービスの追加申し込みは、新規受付終了後も可能と案内されています。
NTTの「INSネット」も、2024年8月31日に新規販売が終わり、2028年12月31日でサービスを終える予定です。いま使っているINSネット回線への付加サービス(転送など)は、2024年9月1日以降も申し込めるとよくある質問で案内されています。
すでにこれらの回線を使っている場合は、終了時期を踏まえて、転送を続けられる期間を契約先に確認してください。
2024年に完了したNTTの「IP網への切り替え」は、電話局側の中継設備の変更です。利用者の加入電話が自動的にひかり電話へ変わったわけではなく、この切り替えだけで電話機の交換や回線工事は必要ありません。
ただし、NTT東日本は別の取り組みとして、メタル線を使う加入電話を2035年頃までに代替サービスへ移行する方針を「今後の固定電話サービスについて」で示しています。一部地域では先行して新規受付やサービス提供を終了するため、いまから加入電話を契約する場合や利用中の回線で転送を続ける場合は、対象地域と終了時期を確認してください。
【回線別】142の操作手順|加入電話とひかり電話の違い
NTTのボイスワープは、申し込み後に契約中の電話回線から「142」にかけ、音声ガイダンスに従って設定します。以下は基本的な操作例です。追加の電話番号を契約している場合などは案内が変わるため、実際の音声案内に従ってください。
加入電話|アナログ回線の場合
加入電話で142にかけると、ガイダンスで次の番号を選びます。
| 番号 | 操作 |
| 0 | 停止 |
| 1 | 開始 |
| 2 | 転送先の登録 |
| 3 | 呼び出し回数の指定 |
| 4 | 初期設定 |
| 8 | 利用状況の確認 |
設定の手順は次のとおりです。
- 142にかけ、「2」を押して転送先の電話番号を登録する
- 142にかけ、「3」を押して呼び出し回数(0〜9回)を指定する
- 142にかけ、「1」を押して転送を開始する
止めるときは、142にかけて「0」を押します。
呼び出し回数を0回にすると、固定電話は鳴らずにすぐ転送されます。1〜9回にすると、その回数だけ鳴って出なかったときに転送されます。
この操作は、NTT東日本・西日本の説明書で確認できます。なお、NTT東日本では「転送トーキ」(電話をかけた相手に転送中と知らせる音声)を「なし」にしていると、1〜9回に変更できません。
先に転送トーキを「あり」に設定してください。
手順の詳細は、NTT東日本の「ボイスワープ/ボイスワープセレクト使用説明書」P.7〜9と、NTT西日本の「ボイスワープの設定方法」加入電話の場合に記載があります。
ひかり電話の場合|4つから選べる転送条件
ひかり電話で142にかけたときの主なメニューは、0=停止/1=開始/2=転送先の登録/3=呼び出し秒数/4=その他の設定/8=利用状況の確認です。
設定の手順は次のとおりです。
- 142にかけ、「2」を押す。転送先の電話番号を市外局番から入力し、最後に「#」を押す。読み上げられた番号を確認し、正しければ「1」を押して登録する
- 142にかけ、「1」を押して転送を開始し、転送条件を下の表の4つから選ぶ
止めるときは、142にかけて「0」を押します。
| 番号 | 転送条件 |
| 1 | 無条件転送 |
| 2 | 無応答時転送 |
| 3 | 話中時転送 |
| 4 | 無応答時転送と話中時転送の併用 |
加入電話との違いは、この転送条件のメニューがあることです。加入電話には転送条件を選ぶメニューがなく、呼び出し回数(0回=すぐ転送、1〜9回=出なかったとき)で切り替えます。
ひかり電話なら、「話し中のときだけ転送」も選べます。また、呼び出す長さは回数ではなく秒数で指定します(NTT東日本・西日本の案内では5〜60秒)。
手順の詳細は、NTT東日本の「ひかり電話ボイスワープ使用説明書」P.5〜7と、NTT西日本の「ボイスワープ使用説明書」ひかり電話の場合・早見表P.5〜6に記載があります。
外出先からでも切り替えられる
NTT東日本は「外出先の電話機から転送の開始/停止、転送先の変更を行うこともできます」と案内しています。ただし、外出先から操作するには、あらかじめ契約回線から暗証番号と転送先番号を登録しておく必要があります。
外出先で選べる転送先は登録済みの番号に限られます。詳しい操作は、契約先の案内を確認してください(出典:NTT東日本「ボイスワープ」/同・使用説明書P.14〜16)。
J:COM PHONEの場合は、自宅の電話からは142、ほかの電話からは050-3116-0142(通話料有料)にかけて操作します。
こうした外出先からの操作に対応するサービスなら、帰社できない日に転送を始めたいときや、転送先を別の社員のスマホに変えたいときに役立ちます。
142以外の設定|ビジネスフォンの主装置など
社内のビジネスフォン(複数の電話機をまとめる主装置)を使っている場合、転送の設定を主装置側で行うことがあります。メーカー・機種により操作が異なるため、取扱説明書か保守会社にご確認ください。
固定電話の転送は「無料」でできる?かかるお金は4つ

「固定電話から携帯に無料で転送できますか?」という疑問への答えは、「固定電話から転送する側には費用がかかる」です。転送が「無料」と書かれている情報は、携帯側の転送サービスを指している場合があります。
主なNTTのボイスワープの料金は次のとおりです。金額は2026年10月2日確認の公式情報です。加入電話は地域によって新規受付を終了しているため、申し込みの可否は契約先で確認してください。
※スマホでは表を横にスクロールしてご覧いただけます
| サービス | 月額(税抜) | 課金の単位 | 工事費 |
| 加入電話のボイスワープ(NTT東日本・西日本) | 住宅用500円/事務用800円 | 1契約者回線ごと | 不要 |
| ひかり電話のボイスワープ(NTT西日本) | 500円 | 1電話番号ごと | 公式サイトからの申し込みで3,000円/それ以外の窓口からは4,000円 |
| ひかり電話のボイスワープ(NTT東日本) | 500円 | 1電話番号ごと | 交換機等工事費1,000円(1番号ごと)に加え、基本工事費等がかかる場合あり |
表の金額は、NTT東日本の「加入電話ボイスワープの料金」、NTT西日本の「加入電話ボイスワープの料金」と「ひかり電話ボイスワープの料金」、NTT東日本の「ひかり電話の月額料金」と「ひかり電話の初期費用」の各ページに基づいています。
表の料金は税抜です。税抜料金はNTT東日本の加入電話約款・ひかり電話約款・NTT西日本のひかり電話約款で確認しています。工事費は申し込み経路や工事内容によって変わります。表中の金額だけで各社の総額を比較せず、契約先に見積もりを確認してください。
① 固定電話側の月額
NTT東日本・西日本の加入電話のボイスワープは、住宅用500円、事務用800円(いずれも税抜)で、1契約者回線ごとに課金されます。ひかり電話のボイスワープは500円(税抜)で、こちらは1電話番号ごとの課金です。
加入電話は回線単位、ひかり電話は番号単位と、課金の単位が異なります。ひかり電話で複数の番号を使っている場合は、転送したい番号の数だけ月額がかかる点に注意してください。
② 初期費用|工事費
加入電話のボイスワープは、工事費が不要です。
ひかり電話のボイスワープは、申込先や工事内容によって費用が変わります。NTT西日本でボイスワープだけを追加する場合、公式サイトからの申し込みは3,000円、それ以外の窓口では4,000円です(いずれも基本工事費と交換機等工事費の合計)。
NTT東日本の料金表には、交換機等工事費1,000円(1番号ごと)と基本工事費が別項目で載っています。1,000円だけを工事費の総額と考えず、申し込む前に契約先へ合計額を確認してください。
③ 転送時の通話料|転送する側の負担
見落としやすいのが通話料です。NTT西日本のボイスワープの通話料の案内では、電話をかけてきた人から転送元(固定電話)までの通話料はかけた人の負担です。一方、転送元から転送先(スマホ)までの通話料は、転送を契約した側が負担します。
つまり、転送された電話が長くなるほど、会社側の通話料が増えます。月額だけで判断せず、転送区間の通話料も含めて考えておきましょう。
④ 「無料」表記の注意|携帯側の月額を指す場合
ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの着信転送サービスには、月額無料のものがあります。ただし、これは携帯電話にかかってきた電話を別の番号へ転送する、つまり携帯が転送元になる場合のサービスです。
申し込みの要否や対象プランは会社ごとに異なり、たとえばドコモでは申し込みが必要で、ahamoでは利用できません。
固定電話の着信をスマホで受けたい場合、転送元は固定電話です。そのため、固定電話側の申し込みと月額が必要になります。「無料で転送できる」という情報を見かけたら、どちらが転送元の話なのかを確かめてください。
転送を始めると、相手と現場に何が起きるか
転送を設定すると、電話が鳴る場所は会社からスマホに変わります。ただし、出る人が変わるわけではありません。
「電話番のために出社・居残り」がある会社は42.0%

前述の調査では、電話対応のために出社や居残りをすることが「よくある」と答えた人は11.1%、「時々ある」は30.9%で、合わせて42.0%でした。転送で鳴る場所をスマホに移しても、誰かが出なければならない状況は変わりません。
ここからは、転送を始めると具体的に何が起きるかを3つ挙げます。
転送中であることは、かけてきた相手に伝わる
転送中の音声案内は、回線の種類によって異なります。NTT西日本のひかり電話と加入電話・INSネットの機能比較によると、加入電話・INSネットのボイスワープには、電話をかけた相手や転送先に転送中であることを音声で知らせる機能があります。
一方、ひかり電話のボイスワープには同じ音声案内機能がありません。案内の有無は回線や設定によって異なるため、契約中のサービスで確認してください。
取引先への案内の有無が気になる場合は、契約中の回線の仕様と設定を確かめてください。ガイダンスがどう受け止められるかも含めた考え方は、関連記事「電話転送のやり方を固定電話・スマホ別に解説!設定手順と料金・注意点まとめ」で詳しく解説しています。
折り返すと、相手には個人の携帯番号が残る
転送された電話をスマホで受けたあと、スマホの標準の電話機能で番号を通知して折り返すと、相手には通常、会社の代表番号ではなくそのスマホの番号が表示されます。
社員の私用スマホに転送する場合は、個人の番号が相手に残ることを前提に、折り返しのルールを事前に決めておく必要があります。
営業電話も、同じように転送される
転送は電話の中身を選びません。営業電話も、急ぎの取引先からの電話も、同じようにスマホに届きます。外出中や接客中に営業電話に出てしまうと、その場の手が止まります。
誰のスマホに転送するか、出られないときにどうするかといった運用の決め方は、関連記事「電話転送のやり方を固定電話・スマホ別に解説!設定手順と料金・注意点まとめ」で解説しています。
人に転送せず、AIが一次受付するという選択肢|LINE WORKSキャッチコール

代表電話をスマホに転送すると、営業電話も取引先からの連絡も担当者に届きます。外出中や接客中に、そのたびに手を止めて電話に出るのが難しいなら、LINE WORKSキャッチコールが一次受付を担います。
AIが会社名・氏名・用件を聞き取り、LINE WORKSへ通知します。社員はその場で電話に出る代わりに内容を確認し、折り返しが必要な連絡から対応できます。転送で鳴る場所を変えるだけでなく、人が電話に出る回数を減らしたい会社向けの選択肢です。
導入方法|いま設定した転送先を変えるだけ
取引先に伝えている代表番号は変えずに、着信をAIへ送れます。契約中の電話サービスが対応していることを確認したうえで、電話会社側で転送を設定し、代表番号への着信をキャッチコールが発行する番号へつなぎます。現在スマホへ転送している場合は、その転送先を変更します。
発行された番号は転送先として使うもので、公開用の電話番号にはできません。電話をかける相手には、これまでどおり代表番号を案内できます。
転送の月額使用料や転送区間の通話料は、電話会社の契約条件に応じてかかります。具体的な金額は、契約中の電話会社で確認してください。
LINE WORKSキャッチコールの申し込みから利用開始までの期間は、最短3営業日が目安です。ただし、一部の転送サービスでは利用できない可能性があるため、契約中の電話サービスを事前に確認してください。
着信内容の確認|誰から何の用件かが分かってから折り返せる
たとえば外出中に取引先からの連絡と営業案内が続いても、AIへ転送した着信なら、社員が一件ずつ電話に出る必要はありません。AIが会社名・氏名・連絡先・用件を聞き取り、内容をLINE WORKSのトークルームなどに通知します。
通知先のトークルームにいるメンバーは同じ用件を確認でき、LINE WORKS連携ではステータスやメモで対応状況も管理できます。担当者はその内容を見て、急ぎの連絡から折り返すか、誰が対応するかを判断できます。
折り返すかどうかは、通知を見た社員が決めます。個人のスマホから折り返す場合は、前述の番号表示の注意も残ります。
なお、AIの聞き取りは完璧ではなく、外国人の名前、珍しい名前、専門用語を正しく認識できない場合もあります。ただ、通知だけで判断しづらいときは、録音された通話を聞き直せます。
転送した電話をAIが一次受付する仕組み
代表番号への着信から折り返しまでの流れは、次のとおりです。
- お客様が代表番号に電話をかける
- 代表電話に設定した転送で、キャッチコールの番号へつながる
- AIが音声で一次受付し、用件を聞き取る
- 内容をLINE WORKSに通知する
- 必要な電話だけ人が折り返す
いきなりすべての着信をAIに任せる必要はありません。対応する回線なら、社員が出られなかった電話だけをAIに回す無応答時転送や、夜間・休日だけ手動で転送を切り替える運用もできます。どの着信をAIへ送るかは電話会社側の転送設定で決まり、ひかり電話では先に紹介した4つの転送条件から選びます。
1ヶ月間(30日間)の無料トライアル
「通知を見て折り返す」運用が自社に合うか確かめたい方には、1ヶ月間(30日間)の無料トライアルをご用意しています。合わない場合は、電話会社側で転送先を以前の番号に戻すか、転送を停止して代表電話で受けられます。
ただし、電話会社の転送オプション料金や転送区間の通話料は別途かかります。転送を止めるだけで有料オプションの料金まで止まるとは限りません。不要になった場合は、契約先に解約方法を確認してください。対象条件・申込方法・終了時の扱いは、お申し込み前にご確認ください。
継続利用の費用も、試す前に確認しておきましょう。LINE WORKSキャッチコールのライトプランの条件は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
| 月額 | 8,900円(税抜) |
| 件数 | 年間1,800件まで(月150件平均) |
| 電話番号 | 1つ |
| 契約 | 年間契約 |
| 従量課金 | なし(年間1,800件まで月額固定) |
| 追加 | 1,800件を超える場合は100件10,000円(税抜)のプリペイド |
| 初期費用 | 0円(別途、電話会社の転送設定費用が必要) |
代表電話の着信をいつAIに回すか、通知を誰が見て折り返すか。自社での使い方を考える際は、機能と利用条件をサービス紹介資料で確かめてください。
LINE WORKSキャッチコールのサービス紹介資料をダウンロードする
資料を確認したうえで実際の着信で試したい方は、ぜひ30日間の無料トライアルをお試しください。
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固定電話の転送に関するよくある質問
固定電話から携帯に無料で転送できますか?
固定電話から転送する側には、月額と転送区間の通話料がかかります。月額は、加入電話で住宅用500円・事務用800円、ひかり電話で500円(いずれも税抜、NTTの場合)です。無料なのは携帯側の転送サービスです。詳しくは「固定電話の転送は『無料』でできる?かかるお金は4つ」の章で説明しています。
NTT固定電話の転送は142で設定できますか?
ボイスワープに申し込めば、142にかけて設定できます。加入電話とひかり電話で操作が違い、ひかり電話は転送条件を4つから選びます。詳しくは「【回線別】142の操作手順」の章をご覧ください。
転送を解除するには?
NTTのボイスワープなら、142にかけて「0」を押すと転送を停止できます。加入電話・ひかり電話とも同じ番号です。この操作は転送の停止であり、有料オプションの解約ではありません。契約自体をやめる場合は、契約先で別途手続きしてください。
固定電話をiPhoneに転送できますか?
スマホで利用中の携帯電話番号を転送先に登録すれば、iPhoneでもAndroidでも電話を受けられます。スマホ側の設定については、関連記事「電話転送のやり方を固定電話・スマホ別に解説!設定手順と料金・注意点まとめ」で解説しています。
転送先に050のIP電話やフリーダイヤルは指定できますか?
フリーダイヤル(0120など)は、NTT東日本のボイスワープでもJ:COM PHONEでも転送先に指定できません。050のIP電話は、J:COM PHONEで一部の番号を指定できないなど、事業者によって扱いが違います。契約先の案内で確認してください。詳しくは「転送先に指定できない電話番号」の項で説明しています。
まとめ
固定電話をスマホに転送する際の要点は、次の4つです。
- いまの回線とサービス名を、請求書や契約書で確認する
- 転送は申し込みが必要な有料オプションで、申し込む前に142を押しても始まらない
- 142の操作は加入電話とひかり電話で違い、ひかり電話は転送条件を4つから選べる
- かかるお金は、固定電話側の月額・工事費・転送区間の通話料。「無料」とあるのは、携帯側の転送サービスの場合がある
転送は、電話が鳴る場所を会社からスマホに変える方法です。出る人の負担そのものを減らしたい場合は、AIが一次受付する方法もあります。
ご興味のある方は、ぜひLINE WORKSキャッチコールをお試しください。
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