導入事例
製品・サービス


株式会社 シマコーポレーション
株式会社シマコーポレーションとは? 近畿エリアに11の店舗を構える金物・工具の小売専門店。スローガンである「私たちは職人さんの強力サポーターです」の言葉通り、建設現場のニーズに沿った商品の開発・販売を通じて職人を支えている。2014年よりEC部門がスタート。日本全国へ良質な金物・工具を提供し、職人のサポートを通じた社会貢献を目指している。 本事例のポイント ・導入以前の課題 – 業務拡大にともなう人的リソース不足を解消したい – 紙の帳票データを管理ツールに手入力する作業を削減したい ブラックボックス化した経理業務を見える化したい ・導入後の成果 紙の帳票データの読み取り・入力を自動化し、作業時間を6分の1に削減 ビッグデータを扱う部署と連携を強化し、販売計画の改善に期待 DX事例の創出により、社内の業務効率化の意欲が高まる EC部門の誕生により高まるDXの機運。RPA×OCRによる業務効率化を検討 御社の業務内容と、お二人の業務について教えてください。 高原さん 弊社は建築職人向けの金物や工具、作業着等の小売り販売を行う会社で、近畿エリアである京都・大阪・兵庫へ11の実店舗を展開しています。金物・工具の卸売りである株式会社島袋が本社であり、1995年にBtoCの小売り販売へと進出しました。 筒井さん 高原と私が所属するEC課は、2014年に設立されたネット販売を専門とする部門です。現在は楽天、Amazon、Yahoo!、auのショッピングモールに出店し、実店舗で扱っている商品を全国に向けて販売しています。 お二人が所属するEC課はどのような経緯で生まれた部署なのでしょうか。 高原さん 社長から「ネット販売を始めたい」という希望があり、当時実店舗で働いていた私に声がかかりました。特に実店舗の売り上げが不調だったというわけではなく、プラスアルファで何か新しいことを始めようという趣旨での立ち上げでした。当時大手の同業他社がネット販売に進出を始めており、順調に売り上げを伸ばしている会社もありましたので、弊社もその波に乗り遅れないようにということでスタートしました。 筒井さん はじめは高原と常務の川満の二人でスタートし、1年半後に私が加入しました。高原と私は共にPCの知識に乏しく、勉強しながら少しずつ事業を拡大していきましたね。この業界はPCを活用した事業展開に積極的ではない企業が多いので、業界内では早く取り組み始めた方だと思います。その後もゆっくりと出店するモールを増やしながら部署が大きくなり、現在は社員9名、パート3名の全12名が所属する部署となっています。 OCRを導入しようと思われたきっかけを教えてください。 高原さん OCRを検討する前に、実は元々私がRPAを使って業務の効率アップを試していました。ECサイトが好調で、出品アイテム数や出店モールが増えるにつれて、人的リソースが不足するようになってしまったんですね。しかしスタッフは簡単には増やせませんので、まずは日頃PCで作業していることを自動化し、他の作業に充てられる時間を増やそうと考えました。受注管理システムの操作やEXCELファイルへの入力作業など、日々のルーチン業務はRPAでかなり効率化できています。 この取り組みが社長の耳に入り、さらなる効率化に興味を持たれました。ちょうど社長と私が一緒に参加したセミナーで、他社の社長から「RPAとOCRを組み合わせるといい」という話を聞いたばかりでしたので、運用に成功しているRPAとOCRの組み合わせを具体的に検討してみようという運びになりました。 紙帳票の手入力作業が人的コストを圧迫。OCRで業務自動化による省コストに期待 当時の御社では、OCRを使ってどのような問題を解決したいと考えていたのでしょうか。 高原さん 我々の業界では、大手も含めて納品書や領収書は紙で発行するのが通例ですので、いただいた納品書の情報を自社の在庫管理システムに手入力するという業務が発生します。また、一時期メーカーさんの手違いで納品書に誤った単価が記載されることが続いていましたので、私が毎日チェックするという業務も発生していました。この2つの業務は納品書の枚数に比例して業務量が増えますので、時には他の業務のための時間を圧迫することもあり、できればOCRを使ってチェック作業を自動化・簡略化したいと考えていました。 <読み取っている書類例:納品伝票、出荷案内書> 筒井さん もうひとつ、社長が考えていた課題として「経理部門のブラックボックス化」がありました。業務のデジタル化ができていなかったこともあり、経理の業務内容が外からは何も見えないという状態になっていました。社長はこの状態を優先的に解消したいと考えていたようで、RPAとOCRを組み合わせて経理を効率化させたという東京の会社を訪問したこともありました。 OCRの導入はスムーズに進んだのでしょうか。何か障害はありましたか? 筒井さん 最初に「そもそもOCRは実用に耐えうるのか」という問題が浮かび上がりました。納品書の数字を、サイトで検索したAIでない無料版のOCRで読み込んだところ、ほとんど文字化けのような出力しか得られなかったんです。では識字率の高いAI-OCRはどうかというとやはり高額で、課題解決へのコストが高すぎるという点に大きな課題が残りました。 圧倒的なローコストと識字率の高さが決め手。わずかな導入コストで紙帳票のデータ化を検証し、データ入力の自動化を実現! そうした課題を踏まえ、LINE WORKS OCRを導入した決め手は何だったのでしょうか。 筒井さん やはりコストパフォーマンスが決め手でした。単価間違いが続いたので伝票を全チェックせざるを得ないですが、手作業で確認するにはそれなりのリソースが必要となります。社長も経理の課題解決を含めてOCRの導入には意欲的だったのですが、他社さんを見学させていただいた際にも「AI-OCRは高い」という話を改めて聞いたので、できるだけコストを安く抑えられるAI-OCRを探していました。 そんなときに見つかったのがLINE WORKS OCRです。注目したのは、なんといってもコストの安さです。他社では1枚の書類の中にある項目ごとに料金が発生する従量課金制が多かったのですが、LINE WORKS OCRでは50項目までは1枚として計算する料金設定です。読み取ってほしい帳票の項目数が40項目前後と多いこともあり、1枚あたりの料金差は歴然でした。おそらくは2倍程度の差はついていたと思います。 最大の課題とされていた料金面がクリアできたんですね。その後は契約までスムーズに進まれたのでしょうか。 筒井さん 正直なところ、出力されるcsvやtxtの形を見るまでは不安でした。一度契約すれば最低1年間は使い続けなければなりませんので、可能な限り疑問や不安を払拭し、納得した形で契約したいと考えていました。 幸いLINE WORKS OCRはセミナーを頻繁に開催されており、実際の帳票を読ませて出力を見せてもらう機会がありました。出力したデータをEXCELのPowerQueryで整形すれば、十分扱いやすい形になるイメージもできました。残るは識字率の問題でしたが、出力されたテキストはほぼ100%正確と想定以上。料金面でも全く問題がありませんでしたので、LINE WORKS OCRの導入を決定しました。サポート面が手厚いのも安心できましたね。当初は初期導入がサポート対象と伺っていましたが、契約中もサポートを続けていただけるということでしたので、何かあっても「なんとかなるかな」と思えたのは大きかったと思います。 LINE WORKS OCRを導入されて以降、どのように活用されていますか? 筒井さん 主に出荷案内書と納品書の2つの帳票をデータ化しています。メーカーからいただいた出荷案内書に記載された品目・数量を確認し、問題がなければ在庫管理ソフトへ入力しています。これまで手入力していた作業が、PowerQueryで自動整形したデータを流し込むだけで済むようになりましたので、大幅な時間短縮になりました。具体的には、出荷案内書が5枚あると30分以上の時間がかかっていたのですが、今はOCRとPowerQueryを使って5分程度まで短縮できています。 <実際に利用しているPowerQuery> 納品書の単価チェックもほぼ全て自動化できており、手作業で行っていた従来の作業は全てLINE WORKS OCRとPowerQueryに任せています。また納品書の情報をデータベースに集約し、入荷数や出荷数、時期の分析による需要の把握ができる道筋が見えてきています。 実店舗に広がる業務効率化の可能性。LINE WORKS

株式会社トアイリンクス
2010年9月創業。事業コンセプトは「新しい出会いを生み出す」。誰かと誰かの出会いの架け橋となるべく、人と人をつなぐ「婚活サービス事業」、企業と企業をつなぐ「レンタルオフィス事業」、人と企業をつなぐ「IT・Web関連事業」および「広告物制作事業」を展開している。 本事例のポイント 紙の製品カタログをLINE WORKS OCRでデータ化し、スマホでも手軽に商品検索が可能なシステムを構築 製品カタログの商品検索時間が従来の20分の1に短縮 紙カタログを調べるために2時間かけて事務所へ戻ることがなくなり、1日あたりの営業件数が増加 「紙の製品カタログから商品を探し出すのが大変」という相談がきっかけで、LINE WORKS OCRに着目。決め手は読み取り精度の高さ 株式会社トアイリンクスについて教えてください。 井田さん: 当社は主に婚活サービス事業、レンタルオフィス事業、IT・Web関連事業、広告物制作事業の4事業を展開しています。当社の事業に共通しているのが、「人や企業とのつながりを作って、新しい出会いを生み出す」というコンセプトです。4つの主要事業を持ちながらも、例えば喫茶店の空間デザインを担当するなど、事業コンセプトに即した幅広いサービスを提供しています。 LINE WORKS OCR導入に至る経緯を教えてください。 井田さん: 当社のIT・Web関連事業では、お客さまのホームページ制作やシステム開発、社内インフラ整備、サーバー移転などのサービスを提供しています。今回、LINE WORKS OCRを活用しているのは、食品容器や衛生製品などの卸売業を営んでいる当社のお客さまになります。 経緯としては、お客さまとの商談時に、「メーカーから定期的に製品カタログやFAXが届き、それらを随時、紙の原本のままファイリングして管理しているが、ファイリングの作業自体に手間がかかり、また該当の商品情報を探すのにもかなり時間がかかっている」というご相談をいただいたのが、OCR(Optical Character Recognition)検討の始まりでした。 その話を受けて、紙の製品カタログの情報をテキスト化できれば課題が解決できると着想。後日、OCRを用いて製品カタログをデータ化し、Web上でテキスト検索できるシステムを提案したのです。お客さまから提案に快諾いただけたので、同システムの核となるOCRサービスをさまざまな角度から検討することにしました。 複数のOCRサービスを比較検討されましたが、LINE WORKS OCRを選んだ理由は何でしょうか。 井田さん: 今回構築したシステムは商品検索が目的ですから、紙の製品カタログのテキストを正確にデータ化する必要があります。近年AI技術が著しく進歩していることを踏まえ、100%に近い読み取り精度を持つ OCRがないだろうかとさまざまなOCRアプリやOCR APIを検討し、実際にいくつかのサービスを試用してみました。その中でもLINE WORKS OCRのAIによる読み取り精度は、ほかのOCRと比較しても極めて優れていることが確認できたため、同OCR APIを採用しました。 LINE WORKS OCRのコスト面はいかがですか。 井田さん: コストパフォーマンスが優れていると感じました。加えて、買い取り型ではなく月額料金制であるため、初期費用を抑えられたのも良かったです。 今回契約したのは、読み取り枚数上限10万枚の「非定型(General)」プランです。お客さまからは、10万枚も読み取る必要はなさそうだから、もう少しコストを抑えられないかと言われましたが、実際に何枚読み取ることになるかは分かりません。そこで、LINE WORKS社との契約をお客さまではなく当社にして、今後OCRを組み込んだシステムを導入するクライアントを増やすことで、お客さまの費用負担を抑えられる仕組みを整えました。 製品カタログ情報を調べるために最長2時間移動していたが、現在の移動時間はほぼゼロ。問い合わせの即時回答も実現。 具体的にLINE WORKS OCRを活用してどのようなシステムを構築したのでしょうか。 井田さん: 一言でいうと、紙の製品カタログを電子化してスマホからでも商品を検索できるシステムです。具体的には、まず紙の製品カタログをコピー機でスキャンすると、JPEGデータとしてサーバーへ転送されます。その後、JPEGデータ内の文字がLINE WORKS OCRによりデータ化され、さらにデータベースに自動登録されます。これにより、お客さまの社内ポータル上から手軽に検索できる仕組みです。なおOCRとは別に、写真などは画面から手作業で登録することも可能です。 社内ポータル上の検索表示画面には、実際にスキャンした製品カタログの画像も表示されます。製品カタログを読み込みOCRでテキストをデータ化するだけでも情報検索が可能にはなります。しかし、それでは利便性が高くありません。例え外出先でも営業員が手軽に検索できるように、UI/UXにこだわった上で、社内ポータルとしてシステムを構築しました。 お客さまからは、どのような導入効果があったと聞いていますか。 井田さん: LINE WORKS OCR導入前と比べ、カタログ情報を検索する時間が20分の1程度に短縮されたと聞いています。今回のお客さまの営業範囲は新潟県全域です。新潟県は南北の海岸線で300km以上もあるとても広い県なので、場合によっては、営業員が出先より最長2時間かけて事務所に戻り、紙のカタログを調べることもあり、営業員の時間や体力、精神的な負担が非常に大きかったようです。 しかし、現在はスマホで社内ポータルにアクセスしてキーワードを入力さえすれば、外出先でも即座に製品カタログの該当画像が表示されます。その結果、営業員が商品を調べに事務所へ戻るといった移動時間はほぼゼロとなり、1日あたりの営業件数が増加したようです。加えて、商品問い合わせに対しても即時回答が可能で、その場で新たな提案もできるようになり、営業先との関係がより良好になったそうです。 今回構築したシステムをベースに個別サービスを開発し、紙の情報管理を行うお客さまの力になりたい 今回のお客さまとは、どのように運用する予定でしょうか。 井田さん: 今回のお客さまとは、過去5年分のカタログ情報を保存しておくというお話をしています。過去の情報を残しておくことで、廃盤品の検索も可能なので代替となり得る現在販売中の商品の提案にも活かせるのではないかと考えています。例えば、「前回頼んだアレ、またお願いできる?」というご相談に対して、パソコン画面を見せながら、「既に廃盤品なのですが、こちらが代わりの新商品です」というレスポンスがその場でできることを想定しています。 LINE WORKS OCR活用の今後の展望を教えてください。 井田さん: 今回は1社に向けてシステム開発を行いましたが、紙の情報を紙のまま管理している事業者は依然として多いはずです。今回のLINE WORKS OCRを用いたシステムをベースに個別サービス化を実現し、ほかのお客さまにも広くご活用いただける仕組みを整えたいと考えています。 最後に、OCR活用を検討している事業者へメッセージをお願いします。 井田さん: OCRは紙書類のテキストをデータ化し、業務効率を向上させる素晴らしいシステムです。一方で、まずは紙書類をコピー機でスキャンしたり、カメラで撮影したりと、テキスト化にあたっては必ず人の作業が介在します。つまり、そこには人件費が発生します。そのため、OCRを活用する際には、OCR利用にかかる人件費や作業負担なども考慮しながら、最適な業務プロセス設計によるシステム構築を行うことが大切だと考えています。 【お話を伺った方】

ビジネスエンジニアリング株式会社
ビジネスエンジニアリング株式会社は、プラント建設の東洋エンジニアリング株式会社からIT部門が独立し、1999年に東洋ビジネスエンジニアリング株式会社として開業。 2019年、現社名に変更。製造業を中心とした企業に向けて、基幹業務システム構築やデジタル化の支援をおこなっている。自社開発した「mcframe」は、日本のものづくりのノウハウを組み込んだSCM(生産・原価管理)パッケージ。 本事例のポイント -領収書やレシート画像から必要な情報を高精度で読み取り入力作業が効率化 -自社サービスの提供価値が向上し、ユーザー(主に会計事務所)の要望に応えるサービスを提供 GLASIAOUSとの連携により -領収書・レシートの内容(発行日、金額、取引先等)を自動仕訳 -経費精算の申請作業を大幅に軽減 GLASIAOUSとは? 海外進出企業のための次世代会計基盤システム「mcframe GA」を基盤とする「GLASIAOUS(グラシアス)」は、mcframe GAと合わせて31の国と地域で1,200社超の実績をもつクラウド型国際会計&ERPサービス。 多言語・多通貨・多基準に対応し、記帳代行からグループ経営管理まで幅広く活用でき、世界各地の会計事務所とIT企業が一体となった「GLASIAOUSコンソーシアム」を結成し、システムだけでは解決できない現地課題の支援を行っている。 「手で入力した方が速い」「根強く残る紙・押印文化」デジタル化が制限されている会計業務…オフィスに縛られずに自動化を増やす今の時代にあった課題解決方法に出した答え GLASIAOUSについて教えてください 須藤さん : 「GLASIAOUS」(グラシアス)は、クラウド型国際会計&ERPサービスです。 弊社が開発した会計/ERPクラウドシステム「mcframe GA」を基盤としています。 ユーザーには会計事務所様が多く、海外拠点をお持ちの顧問先企業の記帳代行の際にご利用いただくことが多いです。最近はエンドユーザーである企業様に直接ご提供する機会も増え、mcframe GAと合わせて世界31の国と地域1200社以上の企業様にご利用いただいています。 堀さん: 会計に関するサービスはたくさんありますが、GLASIAOUSには4つの強みがあります。 多言語・多通貨に対応していること、Microsoft Azureのセキュアなクラウドを基盤とし、世界中どこからでもアクセスできること、会計領域のみならず受発注までをカバーしたERPパッケージであること。 また、世界各地の会計事務所とIT企業が一体となった「GLASIAOUSコンソーシアム」(事務局:ビジネスエンジニアリング)を結成し、システムだけでは解決できない、国際会計のプロフェッショナルによるサービス・サポートも受けられます。 今回AI-OCRを導入いただくに至った課題を教えてください。 須藤さん : まず、会計業務全体で「デジタル化が制限されている」という課題から、お話しさせてください。 そもそも多くの会計業務はある程度ルール化・規格化されているので、デジタル化・オートメーション化は比較的しやすいと考えられています。 それにもかかわらずデジタル化が遅れている理由として、紙文化や押印文化が根強く残っていること、社内に設置したデバイスでしか作業出来ずテレワークしにくい業務である、などが挙げられます。 紙文化であることについては、国税関係の帳簿や書類を電子データで保存することを認める電子帳簿保存法(以下:電帳法)開始に伴って少しずつ風向きは変わっているものの、紙の存在は0にはなりません。 会計事務所を例にとると、顧問先から大量のレシートを受け取り、それを手入力で打ち込んで仕訳に記帳する作業など、作業ボリュームはかなり大きいです。 また、そもそも自社内のみでしか運用できないオンプレミス型の会計システムを使っている会計事務所は、会社以外での作業ができず、出社せざるを得ない状況です。こういった理由からデジタル化が遅れているといえます。 どうすれば、会計業界のデジタル化を進められるのでしょうか? 須藤さん : 業務のうち、「作業」をできるだけデジタル化・オートメーション化することだと考えます。 それによって空いた時間を使って、「レビュー」や「会計データの活用」を業務の中心とすることが理想ですね。 今回、GLASIAOUSがLINE WORKS OCRを採用した理由がまさに、この理想に近づくためなのです。 電帳法に伴い紙書類をスキャンし電子ファイルにするなら、その電子ファイルをAI-OCRで読み取り、自動で入力・仕訳作業までしてくれれば、作業時間を大幅に削減できます。 また、GLASIAOUSはクラウド型の会計サービスですので、出社する・しないも選べるようになりますよね。 「手で入力した方が速い」という意見もありましたが、ユーザーからの要望も高く、さらにこの数年で劇的にAI-OCRの性能面、および価格面で向上もしてきていたこともあり、本格的にGLASIAOUSへの採用検討を始めました。 実に4年越しでようやく見つけた!読み取り精度・性能・価格ともに納得できるAI-OCRにやっと出会えた LINE WORKS OCRを導入するまでの流れを教えてください。 堀さん : 実は、AI-OCRの導入検討は今回が初めてではないんです。 最初は2018年頃、海外向けのサービスを展開していることもあり注視している中で、海外のアプリケーションがAI-OCRとの連携を始めたことを知りました。 この流れはきっと日本にも来ると考え、手入力を自動化できる術がないか探し始めました。 展示会等でOCRエンジンとして活用できそうな製品を探していたものの、当時はフォーマットを規定しないとまともに読み取れない製品が多く、多種多様な証憑を読むエンジンとしては不適なものばかり。 その結果、当時試したのは、「書類を読み取ると提携先のベトナムのオフィスにデータが連携され、現地スタッフが手入力してくれる」というサービスです。 人による作業のため精度はものすごく高いのですが金額が高く、「これなら自分達で打った方がいい」とあまり需要がありませんでした。 2019年にはフォーマット規定無しで読めるエンジンが複数出てきたので、いくつかの会社とコンタクトを取って話を進めました。 しかし、読み取り精度が満足いかない、精度が高くても価格面で全く折り合いがつかないもの、決め手に欠けるものばかり。これで心が折れてしまいまして(笑) しばらく検討は中断し他の重要案件へ注力するようになりました。 そのような中で、なぜもう一度探そうと思えたのですか? 堀さん

再春館システム株式会社
再春館製薬所のシステム会社として1985年に設立。ドモホルンリンクル事業の成長の中で培った「リテンションマーケティング」は、一人一人のお客様の満足を追求するコミュニケーションノウハウとして、独自の価値を生み出している。高いリピート率を実現するノウハウ・フレームワーク・システムソリューションを最大限活用したビジネスソリューションとしてサービス化し、ビジネス課題を持つすべての企業へと展開している。 本事例のポイント -これまでのオペレーションを変えずにペーパーレスできるサービスとしてリリース -書き手によって癖の異なる手書き文字、名前、長文の読み取り精度が向上 -様々な種類の書類に対応し、手書き文字をリアルタイムにデータ化 9割以上の顧客満足度を支えるオペレーターがメモする手書き文字。1日7,000枚以上の手書きメモをペーパーレス化した仕組みを外部へ提供し、同じ課題を持つ企業の支援をしたい 今回、LINE WORKS OCRを導入していただいた「タブレットお客様カルテSHIORI」について教えてください 荒川さん : 「タブレットお客様カルテSHIORI」は、タブレット端末を活用したDX推進やペーパーレスを支援するサービスです。 元々、再春館製薬所のコールセンターで稼働しているシステムを活用しており、オペレーターがお客様の会話情報を、紙にメモしPCへ手入力するという作業をせずに、業務のデジタル化・ペーパーレス化を推進することができます。 弊社と同じように、コールセンターや店舗での接客、現場の業務などで、手書きしたものをPCへ入力したり、スキャンするという運用が残っている企業で、紙書類のデータ化や情報の再利用(データ活用)に課題を持っている方の課題解決方法として、提供しています。 「タブレットお客様カルテ SHIORI」の全体フロー 佐藤さん : そもそも、我々がSHIORIを開発した経緯として、グループ会社である再春館製薬所の「手書きの文化」についてご紹介させてください。 再春館製薬所のドモホルンリンクル事業は、売り上げの9割以上がリピートのお客様という高い顧客満足度を誇っています。これを支えているのがコールセンターです。 電話を受けるスタッフ「プリーザー」たちのきめ細やかな電話対応が、顧客化やリピート率に大きく関わっています。 日に7,000件を超えることもあるコールセンターの業務において、活用されていたのが手書きの帳票です。 一般的なコールセンターでは、数多くのお電話を効率的に対応するため、お客様情報をPCに入力して残す方式がとられていますが、我々はキーボードの使用を極力控えています。 なぜなら、タイピングの慣れ不慣れによって、お客様とのお話し以外に意識がいくのを防ぐためです。 我々が目指すのは、一人ひとりのお客様にパーソナライズされた対応。お客様との会話に集中するために、誰もが躊躇なくメモを取れる手書きにこだわってきました。 一方で、ペーパーレス化はかねてよりの至上命題でした。 お客様のご要望によって異なるフォーマットの紙帳票を使いわけるため、プリーザーの机には何十種類もの紙帳票が常にストックされ、お客様対応をするたびに、メモが書かれた紙が増え続けます。 日に7,000件の問い合わせがあるということは7,000枚の紙を使用することですから、紙に書いてある情報のデジタル化と資源の問題に、かねてより向き合わざるをえませんでした。 荒川さん : SHIORIであれば、プリーザーが1台のタブレット内で、問い合わせ内容に合わせた帳票をワンタッチで選び、直感的に手書きでタブレット上に書き込んでいくことができます。 そこにAI-OCRの機能を追加することで、手書きで書いた情報をボタンひとつでデータ化することができるようになりました。 ペーパーレスによって紙の保管問題を解決し、資源も大切にできる。 さらにデジタル化した情報をデータ活用へと繋げることでビジネスをより活性化し、お客様にとって価値のある対応を可能にし、それに集中することができるようになります。 手書きにこだわり、誰もが簡単にできるペーパーレス化を実現することで、企業・実際に使うスタッフの方々・お客様すべてにとって優しい作業の効率化、DX推進につながる仕組みを作りました。 あれだけ読めなかった手書きで書いた名前がこんなに読める!レスポンスの速さと座標情報も開発担当には有り難かった LINE WORKS OCR導入に至るまでの経緯を教えていただけますか? 荒川さん : 実は、SHIORIの立ち上げ時には他社のAI-OCRを導入していたのですが、その読み取り精度に満足がいかず、今回LINE WORKS OCRに乗り換えを行いました。 というのも、認識精度に関して大きく3つの課題があり、「手書きであること」「お客様の名前の読み取り」「長文の読み取り」の難しさが挙げられます。 1つ目の手書きであることは、書き手によって文字の形が異なること、さらには電話対応をしながらの記入のため、時には走り書きのような癖の強い手書き文字もきちんと読み取ってもらわねば意味がありません。 また、2つ目の名前についてが一番の課題で、他社のAI-OCRでは韓国語など別の言語で変換されてしまうことが多々ありました。 3つ目の長文に関しても、文章が長ければ長いほど読み取り精度がガクッと下がってしまう…。 このままではサービス化は難しいと考えていました。 阿川さん : そのようなタイミングでLINE WORKS OCRの認識精度が高いと知り、調査をはじめました。 同時に比較したAI-OCRは15製品。その中から選定するために、まず3つのポイントを挙げました。 1つ目が認識精度。2つ目は、気軽にトライアルができるかどうか。そして3つ目はAPIで提供されており、手書き文字の認識処理の送受信がスムーズであることでした。 他社製品の中には、「夜中にまとめてデータ解析をしてまとめてデータを返す」というバッチ処理のような製品もありましたが、我々が求めていたのは、お客様対応中に手書きでメモをして、完了後にボタンを押せばリアルタイムでデータ化が完了するものでした。 これら3つを満たすものとして、残ったのは4社。 その中からLINE WORKS OCRに決めた理由は、読み取り精度の高さと価格です。

株式会社ロジス・ワークス
本事例のポイント -課題: ・取引先からFAXやメールで毎日届く出荷伝票を全て印刷し、紙ベースで入力業務を行っていた ・別のAI-OCRを導入していたが、認識精度が悪く業務負荷がほとんど減らなかった ・複数の帳票を取り扱うため事前設定を簡単に行え、自動配車システムと連携する必要があった -成果: ・出荷伝票2,000枚/月の読み取りを効率化 ・60時間/月の業務時間削減、1人あたり1時間/日削減 ・100枚/日をペーパレス化 ・複数帳票でも読み取りが早く、画面上で簡単に確認や修正が出来るようになった ・自動配車システムとAI-OCRを連携することで業務全体を効率化 株式会社ロジス・ワークスとは? 1923年に貨物自動車運送事業として創業、時代の流れに即した幾多の変遷を経て1965年に昭和電線グループの一員となった。2006年には株式会社ロジス・ワークスが誕生し、総合物流会社としてサービスを提供しており、常時多種多品目の電線を取り扱い、得意先からの注文に合わせて、切断加工・全国への輸配送を請負っている。また、物流機器の製造・販売、電線ケーブルのリサイクルなどもおこなっている。 毎日メールやFAXで届く出荷伝票を印刷して手入力していた。自動配車システムとの連携のため、出荷伝票のCSV化が必須に ー 御社の配送グループの業務内容とLINE WORKS OCRをどのように活用いただいているか教えてください。 齋藤さん: 当社は主に電線を製造する工場に隣接した「工場部門」と全国のお客様にお届けするための「流通センター部門」の2つの部門に分かれております。 流通センター部門は管理・配送・倉庫と2つのグループに分かれており、その中で配送グループは管理グループから指示される電線の注文情報を取りまとめ、翌日の配車作業を行い、トラックの運転手さんに配送指示を出す役割を担っています。 野村さん: LINE WORKS OCRを活用している作業としては、毎日昼と夕方の2回に分けて翌日の出荷伝票がメールやFAXで届くので、その書類をCLOVA OCRで読み取り、CSV化し、主に2種類の出荷伝票を、1日100枚程度、月2,000枚ほどを読み取っています。 伝票には納品先住所・電話番号・電線の種類・サイズ・数量などが記載されていて、項目が多いものだと160項目くらいにもなり、これまでの手作業による入力作業から解放されました。 <実際読み取っている伝票> ー LINE WORKS OCR導入前に他社のAI-OCRを利用していたとお聞きしましたが、そもそもAI-OCRを導入されたのは、どういった課題からでしょうか? 齋藤さん: AI-OCRでCSV化した出荷伝票のデータを自動配車システムと連携する、とお話しましたが、この配車の作業がなかなか手間のかかるものなのです。 システムが入る前は、出荷伝票をすべて紙に印刷して机一面に並べ、「このトラックはこのルートで配達すれば、無駄なく配達できる」と人の手で配車を組んでいました。だいたい17時から始めるのですが、伝票は次々にくるので少なくとも20時頃まではかかっていたと思います。 この業務を効率化しようと自動配車システムの導入を検討したのですが、それを活用するためには出荷伝票をCSV化したデータが必須でした。大多数はCSV化が可能でしたが、どうしても紙の伝票でしか発行できない場合もあり、紙伝票の存在は避けられないものだと考えていました。 そんな中でAI-OCRの存在を知り、「AI-OCRで紙伝票の入力作業を自動化し、データ化したものを自動配車システムと組み合わせれば、配車作業を大幅に自動化できる」と考え、最初は他社のAI-OCRを導入しました。 読み取り精度向上を求めて他社のAI-OCRからLINE WORKS OCRに乗り換え。決め手は「読み取りたい項目だけ」を、「高い認識精度で読み取れる」こと ー 他社のAI-OCRから乗り換えを考えたきっかけは、どのようなものでしたか? 齋藤さん: 読み取り精度があまり良くなかったことが、大きなきっかけですね。 費用的には比較的安価だったので利用しやすかったのですが、修正作業が発生してしまうこと、読み取りたい部分をあらかじめ書類に線で囲むといった新たな作業が発生してしまい、「これなら手入力したほうが早い」「そもそもあまり利用する意味ないな」と感じていました。 ー「AI-OCRは使えない」という印象を持たれてしまったのではと思ったのですが、そうはならなかったのでしょうか? 齋藤さん: ならなかったですね。紙書類を自動でデータ化する技術がある、ということを学んだので、「他の製品だとどうなんだろう?」と興味が湧きました。 そんな時に親会社の協力部署からLINE WORKS OCRについてご紹介いただき、「無料トライアルがあるから試してみよう」と決まりました。実際使ってみると、想像以上に読み取り精度が高くびっくりしましたね。 ー 導入検討にはどれくらいの期間をかけ、またどのように検証しましたか? 齋藤さん: 検証自体は2週間程度です。 導入済みのAI-OCRと読み取り精度の比較をするために、それぞれで同じ伝票を読み取り、1文字ずつ検証しました。 ー 導入の決め手はどのようなところだったのでしょう? 齋藤さん:

IMGコンサルティング株式会社
本事例のポイント -課題: ・経費書類や請求書が増え、保管スペースが圧迫・保管費がかかる ・業務の属人化による業務全体の非効率さ ・Concur導入で業務効率化を実現したが、データ入力業務は残る -期待: ・データ入力の手間や確認作業の簡略化 ・リモートワークの促進 ・LINE WORKS OCRとConcurをセットで提案することで、お客様の請求書業務自動化への貢献 -成果: ・業務時間を削減でき、コア業務への時間に充てることができた ・場所に捉われない働き方ができるようになった ・お客様への提案の際に、安価かつ高品質な提供価値(武器)を得る事ができた IMGコンサルティング株式会社とは? 日本企業の競争力強化に貢献するために、デジタル変革を伴うERPの導入を支援しています。また、間接費業務改革を目的に世界標準の経費精算・請求書クラウドシステム-Concur(コンカー)をライセンスの再販売から導入支援までサポートしています。 膨大な紙書類の保管と属人的な経費精算業務の改善を目指し、SAP Concurを導入、さらにLINE WORKS OCRを連携 ―― 御社の業務内容について教えてください。 小野里さん: 弊社はデータを効率的に処理し、組織における情報をスムーズに行き渡らせるためのソリューション開発を行う、SAPに特化した領域のコンサルティングの会社です。主には、クライアント企業のDX推進サポートを行なっています。 ―― 御社がLINE WORKS OCR導入検討されたきっかけをお伺いできますか? 小野里さん: 2022年4月で6期を迎えたのですが、保管しなければならない過去の請求書類の量が膨大になってきたことが1つのきっかけです。それらの管理を中谷が1人で行なっていたため、今後のためにも属人的な業務は極力なくしたほうが良いのではと、気になっていました。 ―― LINE WORKS OCR導入以前は、どのように作業していたのですか? 中谷さん: 経費精算は各社員から経費明細のExcelと領収書の原紙を受け取り台帳に張り付けて当社で保管し、 Excel及び領収書コピーを親会社経理に送付。請求書も確認後に親会社へ送付していました。 親会社側で受け取った経費明細と請求書を経理システムに登録していました。 ―― 台帳に貼り付けとなるとリモートワークも難しそうですね…。膨大な紙書類の保管方法と、経費精算業務が属人的であることが大きな課題だったのですね。 中谷さん: そうですね。紙書類の保管については、管理コストも馬鹿にならないと思っています。 毎年増える紙書類のために、キャビネットは満杯になり、保管場所の確保など、そのコストは少なくないですよね。もっとオフィスのスペースを有効活用出来ればと考えていました。 ―― 御社は、経費精算システムのSAP Concurを導入後、LINE WORKS OCRを連携されていますよね。その経緯を教えていただけますか? 小野里さん: まず、経費精算をいつでも申請・承認できるConcur Expenseを導入後、請求書のデジタル化と支払い管理を自動化するConcur Invoiceを導入しました。 Concur Invoiceは、外部のソリューションを連携させることで機能が拡充されます。 その中にOCRを用いた請求書の自動読み取りがあったため、これらを連携することでConcur Invoiceのメリットを最大限享受したいと思っていました。 ―― 連携できるOCRは他サービスもあると思いますが、なぜLINE WORKS OCRを選ばれたのですか? 小野里さん: 比較検討したところ、金額面や機能面などのバランスがよい印象でした。 読み取り精度もICDAR(文書解析と認識に関する国際会議) で世界No.1を数多く獲得していることで技術への信頼感も持てましたし、「LINE」というブランド(当時)自体、我々や接するお客様にとって親近感があり、ご提案がしやすいと感じました。 中谷さん: 使い勝手も比較検討しましたが、安価でコスト面のハードルの低さも魅力でしたね。 ―― 導入したことで、課題解決以外に得られた効果はありますか?

株式会社七和
本事例のポイント -課題: ・建設業界におけるDX推進をリードするポジションの確立 ・すでに導入しているOCRよりも、読み取り精度が高く作業効率が上がるOCRに乗り換えたい ・社内にエンジニアがいないので、開発なしで、知識がなくても簡単に使いたい -期待: ・導入費用が安く、かつランニングコストを抑えられること ・RAPや自社システムと連携でき、作業の自動完了率を高めたい ・ITリテラシーが高くなくても活用できること ・AI-OCRの読み取り後の作業工程が簡素化できること -成果: ・読み取り作業のスピードが向上し、作業を効率化 ・ランニングコストの削減 ・慣れないPC作業や入力ミスへの心理的負担を軽減 株式会社七和とは? 昭和56年に沖縄県で創業し、主に道路舗装をはじめとする公共土木工事とアスファルト合材製造の2つの事業を行っている。沖縄の空港工事、道路工事、駐車場工事、アスファルト工事、無電柱化工事は30年以上の実績を持つ。社名に込められた7つの信念のもと新たな挑戦を絶えず繰り返す社風であり、DX化もその一貫である。 建設業界におけるDX推進の第一歩。製造に関わる各種伝票・特定書類の入力を自動化したい 山崎さん: 株式会社七和は、「未来と繋がる七和」をコンセプトとして掲げ、建設業界ではまだ珍しいDXにも、積極的に取り組んでいます。DXの第一歩として選んだのが、紙の書類を自動で読み取りデータ化してくれるOCR技術の導入でした。 建設業界はあらゆる場面で紙の伝票を用いたやりとりが多く、それらをデータ化して蓄積していくために、これまでは人の手で1枚1枚自社システムに入力していました。 他業種では最新のシステムを積極的に活用し、あらゆる場面での自動化が進んでいると思いますが、建設業界で働く人々の多くは、パソコン作業や最新システムに明るくないのが現状です。 七和がまず試してみることで、建設業界にとって使い勝手の良いシステムを見つけることができたら、との思いから、思い切って私が在籍している製造部から導入してみることにしました。 私たち製造部がAI-OCRで読み取りたい書類は、主に2種類ありました。 1つはアスファルトの買掛伝票で、「資材」購入時の伝票や「経費」・「運搬」伝票があり、月に500枚程あります。これは原価計算管理のために月ごと・年度ごとにデータを集計したいのですが、扱う伝票は業者ごとにフォーマットが異なり、さらには手書きとPC打ち込みが混在しています。 そのため、弊社独自のフォーマットを作成し、そこに伝票からデータを手入力することでまとめていました。 もう1つは、弊社で請け負う産業廃棄物の処理を証明する手書き伝票(マニフェスト)の帳簿付で、月に200枚程あります。マニフェストはA4横書きの専用用紙にみっちりと情報が書き込まれたもので、カーボン用紙7枚綴りの4枚目が弊社保有となるため、薄い文字などでも読み取り精度の高いAI-OCRを探していました。 ※実際に七和様が読み取っている買掛伝票・産業廃棄物の処理を証明する手書き伝票。複写やテンプレートの異なる伝票を読み取っている 実はLINE WORKS OCRを利用する前に、2019年から1年間他社のAI-OCRサービスを利用していました。 私自身初めてのAI-OCRということでコストが手軽で試しやすいものを選びましたが、段々と使い勝手がわかってきた中で、さらに読み取り精度が高く、作業効率を高められるAI-OCRを探し始めた中で、LINE WORKS OCRと出会いました。 今まで手入力で行っていた伝票集計作業にAIの力を用いることで、入力ミスを減らしながら作業時間を短縮できるかもしれない。そういった期待を抱き、2021年4月よりLINE WORKS OCRを導入しています。 LINE WORKS OCRは以前導入していたAI-OCRより「早く」「安く」書類を読み取りデータ化できる。ランニングコストを抑え、読み取る量は以前の5倍! 山崎さん : 弊社では2020年11月に、使っている別のクラウドサービスの担当者の薦めでLINE WORKS OCRの存在を知り、2021年4月に導入を決定しています。LINE WORKS OCRに乗り換えるにあたって、特に比較した点は2点。 1つめは、帳票の種類を気にせず、一括で大量に読み取りができるかどうかです。 以前のAI-OCRは帳票ごとにボタンを押して読み取る必要があり、例えば種類の違う50枚を読み取りたい場合、50回そのボタンを押さなければなりませんでした。 LINE WORKS OCRは、読み込んだ書類をAIが自動で振り分けてくれるので、ボタンを1回押すだけで、一気に読み取ることができ、作業時間の短縮を期待できました。 2つ目は、ランニングコストです。 初めに月額料金だけを比較した際は、以前のAI-OCRの方が手頃に感じまし た。 しかし、月額料金以外でかかってくる金額があり、それらを合わせたトータル金額で比較すると、LINE WORKS OCRの方が安価でした。 これはどういうことかというと、1枚の書類を読み取らせたときに、前社は1項目(フィールド)ごとに課金され、対するLINE WORKS OCRは50項目まで月額料金内で読み取れるとの違いがあったのです。 おかげで、読み取る書類の枚数は以前の5倍に増えたにもかかわらず、ランニングコストを抑えられています。 買掛伝票の入力・手書き伝票ともにスピーディにデータ化ができた!本来集中したい作業に取り組め、他部署への展開も視野に。

株式会社シスプラ
本事例のポイント -課題: ・低価格でさらに便利な新しい財務会計システムを提供したい ・開発コストや工数を抑えて自社サービスにAI-OCRを組み込みたい ・膨大な量のレシートや領収書を読み取る認識精度の高さ ・膨大な量のレシートや領収書を読み取る処理速度 -期待: ・導入費用が安く、開発コストを抑えられること ・API連携により、迅速に自社システムに組み込めること ・読み取り精度の速さと正確さ -成果: ・財務に必要な情報をレシート・領収書から精度高く読み取り、人的リソースを抑えてデータ化 ・財務に必要な情報をAIが項目分類しデータ化するので、仕訳作業も効率化 ・自社システムとのAPI連携により、スピード感を持って新たなサービスのベータ版をリリース ・導入コスト・運用コストの低さにより、ベータ版としてクライアントへのモニタリングを実施可能に 株式会社シスプラとは? 「財務の力を経営の力に」をコンセプトに、財務会計ソフト・給与計算ソフトを開発。東京と大阪に支社を持ち、全国の2,000件の会計事務所を顧客としながら、それらの会計事務所とともに顧問先企業の財務を支えている。 人の手による作業が大半を閉めていた財務会計業務の効率化を目指し、従来の財務会計ツールをアップデートし続け、「プロの会計人が活用する財務会計ソフト」の開発に取り組んでいる。 2023年開始のインボイス制度を見据え、全国の会計事務所にのしかかる膨大な仕訳の入力作業を自動化したい 椛沢さん : 株式会社シスプラは、財務会計と給与計算のパッケージソフトを開発・販売している会社です。 全国2,000件の会計事務所様をクライアントとして、その顧問先である約2万社の中小企業様に、弊社のシステムをご活用いただいています。 1988年設立、創立34年とIT企業の中では「老舗」と呼ばれる部類ですが、IT企業として、そして財務会計の一端を担う企業として、中小企業の健全経営に役立つソフトウェアの開発・アップデートに取り組んでおります。 今回LINE WORKS OCRを導入したきっかけは2つあります。 1つは、電子帳簿保存法の改正に伴う証憑書類の電子的保存に対応するため。 もう1つは、2023年10月に開始される適格請求書等保存方式(インボイス制度)により膨大な仕訳入力作業の増加が予想されるため、入力の自動化に対応しようと思ったからです。 ※インボイス制度とは 消費税の仕入れ税額控除の方式のこと。 日本が軽減税率制度を導入したことにより、企業の経済活動においても複数の税率が発生するようになったため、税率ごとに仕入れ税額控除を計算する義務が発生。その根拠となるように、請求書を発行する際にはこれまで義務付けられていなかった「適用税率・税額の表示」が必要となる 槇野さん : インボイス制度の開始は、消費税導入時と同じくらい、会計業界にとっての大きなターニングポイントになると言われています。経理の仕事のうち多くの割合を占める「仕訳」の入力作業、これは何十年と人の手で続けられてきた作業ですが、まず「仕訳」のために入力する項目が増えます。 また、インボイス制度は「原始証憑書類」と言って、領収書・請求書・納品書などの他社が発行した紙書類を見ながら入力しなければならないため、作業負担が何倍にもなってしまうと危惧されています。 椛沢さん : ただでさえ「仕訳の入力」というのは作業であって、生産性の低い仕事と言われています。 それにもかかわらず、経理業務全体の中で時間の比率として大きなウェイトを占めてしまう。 この作業を軽減するために「入力の自動化を進めよう」と、弊社では企画・販促担当が5名・開発が5名、各部署から精鋭を集め、「次世代を担うメンバー」として2019年にプロジェクトチームを結成しました。 これまでも財務会計システムにおいて「仕訳入力の自動化」は、少しずつ進められてきました。 例えば、売上であれば販売管理システムとデータ連携したり、銀行の取引明細やクレジットカード明細も、ネット上から取得したCSVファイルと連携し仕訳変換するなど、作業の効率化に取り組んできました。 しかし、その中でどうしても解決できない課題として、「紙の存在」があったのです。 今回なぜAI-OCRを手段として選んだかというと、経理財務の作業において領収書・請求書・納品書と、紙の書類を処理する割合がまだまだ高いからです。「紙の書類をどうしたら自動でデータ化して仕訳にできるのだろう?」ということの答えが、AI-OCRだったわけです。 「ではどのAI-OCRが良いのだろうか?」と模索する中で、私がたまたま広告を見かけたことがきっかけで、LINE WORKS OCRと出会いました。 すぐに開発メンバーからLINE WORKS OCRの担当者さんにアプローチしたところ、検証するためのテスト環境の準備も早く、すぐに試してみることができました。 さらには我々が想像していた以上の読み取り精度を実感したため、導入を決定したという経緯です。 請求書や納品書の文字データの中から、「欲しい項目」を「自動で認識して読み取る」精度の高さに驚いた 槇野さん : 今回AI-OCRを導入するにあたって話を聞いたのは、5社です。 そのうちLINE WORKS OCRともう1社で、実際にシステムを使って100枚ずつ読み取り、検証・比較しました。 比較する上で重要視した項目は、読み取り精度と導入・運用コスト、そしてAPI連携ができるかどうかです。 まず読み取り精度に関しては、「仕訳に必要な情報」を「正しく」読み取れるかという着眼点で検証しました。というのも、仕訳に必要な情報というのはすでに決まっていて、【相手先】・【日付】・【消費税額】・【消費税率】・【決済方法】・【合計金額】の6つなんです。

中央みらい会計事務所/トリプルエス株式会社
本事例のポイント -課題: ・日々大量の業務の中で繰り返される単純な業務を自動化し、注力したい業務にリソースをさきたい ・レシート・領収書情報のデータ入力を自動化することで業務効率化を実現したい ・RPAと連携して作業の自動化率を上げDX推進に繋げたい -期待: ・LINE WORKS OCRを導入し、RPAと連携することで作業の自動化、業務効率化を実現する ・データ入力にかかる時間を削減し、自社サービスの付加価値創造に取り組める業務体制を作る -成果: ・作業時間を約4割に削減、大幅な業務効率化を実現 ・約6割もの時間創出で、人にしかできない自社サービスの付加価値を高める業務への取り組みが可能に ・単純作業においては95%もの自動化を達成 トリプルエス株式会社/中央みらい会計事務所とは? 中央みらい会計事務所は、中小企業経営者や個人事業主の方を対象に、「お客様の理想のみらいの実現のために、あらゆる側面から全力でサポート」することをクレドに掲げて税務代理業務を行っています。 トリプルエス株式会社は人手が足りず記帳ができない経営者・個人事業主の方の代わりに、経理記帳代行業や保険代理店業を行っています。経営者・個人事業主の皆様が、事業に集中できる環境をつくることを私たちの使命と考え、日々の仕事に取り組んでいます。 月のレシートは1万枚、作業時間は45時間超え!業務効率化が切実な悩みだった 奥村さん : 私たちが運営しているのは、中央みらい会計事務所とトリプルエス株式会社のふたつです。 中央みらい会計事務所は税務代理業務を、付随する経理記帳代行業・保険代理店業をトリプルエス株式会社が行っています。 今回LINE WORKS OCRを導入したのは、経理記帳代行業の部分。クライアントの多くは中小企業で、設立間もない新設法人や小規模法人なども多く、経理がいない企業の経理記帳を弊社が代行しています。 記帳するときには、レシートや領収書の内容を人が入力してデータ化し、専用ソフトで扱えるようにしなければなりません。特に確定申告前の1~3月にかけては、膨大なレシート・領収書の入力作業が集中します。締め切りもあり、作業時間も限られているため、以前は社員総出で入力作業にあたっていました。 スタッフからは「もっと時間があればそれぞれのクライアントの目指す未来に向けた提案ができるのに」という声も聞いていたのですが、決算時期は正しい書類を作って納品することが重要なため、時間が足りません。 この入力にかかる作業時間を削れれば、よりお客様のためになる提案ができるのではないかと、非常に課題を感じていました。 近年、ご依頼いただく経理記帳代行の数が右肩上がりで増えている状況と、膨大な数のレシートを手作業でデータ入力することに限界を感じていたこともあって、テクノロジーを活用し、DXを推し進めることで解決できればと思っていました。 手書きやかすれ文字、フォーマットがバラバラでも正しく認識し、明細情報まで項目分類ができる!インボイス制度にも対応できると確信 小棚木さん : もともと私は他業界にいた関係で業務効率化などに興味をもっており、税務・会計の業界に飛び込んだ時に単純作業にリソースを多く割いている業界特有の問題が気になっており、幣所ではその問題を解決すべく積極的にDXを推進しています。 その関係で既にRPAを導入していたこともあって、「レシート・領収書のデータ入力を自動化できれば、大幅な業務効率化ができる。 そうすれば人にしかできない付加価値の高い業務=提案に時間がかけられるようになる」という思いがありました。 AI-OCRに限らずさまざまなツールを探している中でAI-OCRの存在を知り、AI-OCRを扱う複数の企業から試用版をいただいて使ってみたところ、LINE WORKS OCR 特化型(レシート・領収書対応)の読み取り精度が群を抜いて高いことがわかりました。 数値の差でいうと他AI-OCRの精度が65~80%のところ、LINE WORKS OCRの精度は90%超えという結果でした。 「これはいける」、とすぐに手ごたえを感じましたね。 レシート・領収書は様々なフォーマットがあり、金額や品目が記載されている場所もバラバラです。 ぼやけていたり、文字が薄くなっていたり、提出いただく画像が曲がっていたりと、認識しづらいものも多く含まれます。かつ、フォーマットの種類が多いレシート・領収書を読み取る必要があるため、様々なレシート・領収書を精度高く読み取れるLINE WORKS OCRは、非常に魅力的でした。 LINE WORKS OCR(レシート/領収書特化型)で読み取り可能な例 ※金額だけでなく「アイスコーヒー 100円」と購入した商品名もしっかり認識・データ化し、 明細情報まで項目分類する「LINE WORKS OCRレシート/領収書特化型」 整然と情報が並んでいるレシートはある程度どの企業のAI-OCRも問題なく読み込めましたが、一部のレシートや領収書には手書き風のロゴ、フォントが独特なもの、現金払い・クレジット払いなどの文字情報が混在している場合があります。それらをすべて読みこめたのは、LINE WORKS OCRだけでした。 また、その認識精度の高さから今後インボイス制度が始まってデータ化すべき情報が増えた場合にも、LINE WORKS OCRなら問題なく業務ができるという確信を持ちました。

株式会社Lightblue Technology
本事例のポイント -課題: ・書類/帳票をデータ化するAI-OCRを活用したソリューションの開発 ・様々なクライアントの要望に応えるための、汎用性の高いAI-OCRが欲しい ・今使用しているOCRより高い認識精度が必要 -期待: ・クライアントが持つ大量の間取り図などを正確に読み取りデータベース化したい ・認識精度の向上 ・開発要件や使用用途に合わせて最適なOCRを選びたい -成果: ・人の目でも間違いやすい文字や記号を判別し、正しくデータ化が可能に ・API連携により開発工数を削減しながらクライアントの求めるソリューション開発が実現 ・数多くのクライアントの課題解決が可能に Lightblue Technologyとは? 東京大学のメンバーを中心に2018年に設立された、AIスタートアップ企業。主軸となるプロダクトは、「人にフォーカスした画像解析・ヒューマンセンシング」と「情報抽出に特化した言語処理・texta」。 あらゆる社会課題に対して最先端デジタル技術を駆使した解決方法を模索し、開発・支援している。 国内最高水準レベルの技術力にこだわり、「リアルの現場での課題をシステムで解決する」という目標のもと、顧客価値の最大化を図っている。 「約3,000部屋の間取り図をデータベース化し、検索したい」クライアントのオーダーに応えたい 谷口さん : 株式会社Lightblue Technologyは、「先端技術を用いて労働環境を向上させる」をミッションに掲げるAIスタートアップ企業です。AIを用いた画像解析や情報収集の技術とあらゆるテクノロジーを組み合わせ、企業の課題を解決するためのソリューションを開発・提供しています。 AIやテクノロジーに明るい会社という認識のおかげで、クライアントからは「こういう業務を効率化できない?」というご相談を多くいただきます。LINE WORKS OCRの導入も、そのようなお声がけがきっかけでした。 最初のプロジェクトのクライアントは、建設業界の企業様です。ご要望は「過去に建設した建物の図面をデータ化し、検索できるようにしたい」とのこと。住宅情報誌などでよく見る「間取り図」、あれにさらに詳細な情報が載っているような図面だったのですが、それら約3,000戸分の情報を読み取ってデータベース化することで、似たような間取りの不動産を検索できるようにしたいとのご相談でした。 OCRの技術を活用すれば解決できそうな課題であり、会社としても僕自身としても知見がある分野だったため、「可能だろう」と判断して着手しました。ただ一点だけ気になっていたことが、OCRの認識精度です。 実は、この段階ではまだ他社のOCRを導入していました。「あらかた読み取りはできているが、これ以上の認識精度向上は見込めないだろう」と思っていたため、そこをどうカバーして実現まで漕ぎ着けるかが、我々の課題となりました。 そんな時に、弊社の社長が「(当時の)LINEのOCR技術の性能が良いらしい」との噂を聞いたことから、LINE WORKS OCRの存在を知りました。LINEアプリで個人が利用できるOCRの認識精度は社内でも話題になったことがあり、僕自身も使ってみてその精度の高さに驚いた経験があります。 でも、法人向けのAI-OCRをLINEが提供していることは知らなかったんですよね。 早速お問い合わせをさせていただいて、「まずは使ってみよう」とフリープランでお試しをさせていただきました。建物の図面の読み取りをいくつか試してみたところ、それまで使っていた他社のOCRとは比較にならないほど読み取り精度が高かった。結果、即導入決定となりました。 認識精度も高く、開発工数を減らす汎用性の高いLINE WORKS OCRがソリューション開発の幅を広げる 谷口さん : LINE WORKS OCRを導入するにあたり、すでに導入していた他社のOCRと、もう一社ローカル環境で活用できるOCRを提供する会社と3社で比較検討しました。 コスト面で考えれば、ローカル環境で活用できるOCRの方がランニングコストがかからず魅力的です。 しかし、こちらは認識精度が高くなく、プロジェクトには不向きだと判断しました。 LINE WORKS OCRは、最初のテストですでに「これだ!」と思えるほど認識精度が高かったことが、導入の一番の決め手です。 文章の読み取りはもちろんですが、句読点の認識や、0(ゼロ)とo(オー)など人の目でも間違えやすい数字とアルファベットの認識、一つひとつ単語として判別できる認識精度には驚きました。 書類が横向きになっていても、きちんと読み取りができたところも、他社より優れていたと思います。 また、使用用途に合わせて読み取りたい書類や使用用途に合わせたプランから選べたことも、メリットでしたね。 LINE WORKS OCRのサービスプランについて 定型の書類を読み取る「Templete」、請求書やレシートに特化した高い認識・分類精度の「特化型」、 文書様式に囚われない非定型の全ての文字をデータ化する「General」の3プランを提供 建設業界の図面の読み取りには非定型の「General」を選びました。 書類や画像内にある文字すべてをデータ化できるので、文字情報をデータベース化すれば、その後自分たちが活用したい形を作りやすかったんです。 また、API連携のおかげでシステム連携が簡単、カスタマイズもしやすく、OCRでデータ化された後の構築がしやすいところも、目的にあっていました。認識精度が高いので、開発の工数もかなり減らすことができてありがたかったですね。 弊社はクライアントが必要としている形でソリューションを開発する身なので、選択肢があることがとても助かるんですね。API連携が可能、かつパッケージ化されていないことで、自分たちに必要な形にカスタマイズできる自由度の高さがある。 導入検討から1カ月で導入決定というスピード感を持ったお取り組みでしたが、社内から反対の声が上がることはなかったです。 他では見かけないレシートや領収書に特化したAI-OCR。その特性を活かし、税理士事務所向けの新たなプロジェクトが始動

マジックソフトウェア・ジャパン株式会社
本事例のポイント -課題: ・既存サービスを凌駕する、新たなビジネスモデルの構築 ・クライアントのDXを推進、新たな価値提供ができる方法の模索 -期待: ・成熟市場にある自社事業の新たな柱となる事業を見つけたい ・AI技術を既存ビジネスと組み合わせることで、新たな価値を生み出したい -成果: ・LINE WORKS OCRと連携したことで、クライアントのニーズに応える新たなサービスを提供 ・これまでアプローチできていなかったアナログ領域の多い業種との商談化や導入(DX)に成功 ・自社の新たな事業となる可能性を伸長 ・一部クライアントの業務を約1/3に削減 マジックソフトウェア・ジャパン株式会社が提供する、『Magic xpa』とは? マジックソフトウェア・ジャパン株式会社は、イスラエル本社を中心に、全世界50カ国以上のビジネスネットを持つマジックソフトウェア・エンタープライゼス(NASDAQ:MGIC)100%出資による日本法人です。 ローコード開発ツール「Magic xpa」と、データ連携プラットフォーム「Magic xpi」の開発・販売を核に、 全国800社以上のパートナーを通じて製品を販売し、サポートおよびコンサルティング・サービスの提供とさまざまなソリューションとサービスの提供を行っています。 「Magic xpa」は、ビジネス・アプリケーション開発基盤として30年以上の実績と高い開発生産性を誇るローコード開発ツールです。日本国内では800社以上のパートナーを通じて、4万5000社以上の企業に「Magic xpa」で開発された業務アプリケーションが導入されています。 「LINE WORKS OCRは精度が高い」という評判から、すぐにFreeプランで精度を検証。その精度に驚いた。 西本さん : 弊社はローコード開発ツールとデータ連携のツールの開発・販売を行なっており、業務アプリケーション領域で35年以上、コンピューターの歴史でいうとMS-DOSの時代から取り組んできた実績があります。 ただ、既に成熟している市場であり、従来型のビジネスモデルである業務アプリケーション開発だけでは、今後厳しくなると思い、新たなビジネスモデルの必要性を感じていました。 特にOCRに限ったテクノロジー活用ではなく、それ以外のAIも活用したいと思っていたので、まずは、弊社パートナー様の次世代ビジネス支援として『AIコンソーシアム』を設立し、AIの取り組みをされている先進的なパートナー様と共同で導入でき、効果が得られやすいものを探し始めました。 そんな中、『AIコンソーシアム』で様々なAI-OCRサービスを比較し評価した企業様から、「LINE WORKS OCRの認識精度が素晴らしい」という話を耳にし、早速Freeプランで導入を決定し、その精度を試してみることにしました。 さまざまな文字が混在している資料や銘板、手書き文字の読み取りなどの体験をしたところ、人間でも読み違えそうな文字も正しく認識したのを見て、驚きと同時に「これは何か新しいビジネスを生み出せるのでは」という期待感を覚えました。 その時期に、ちょうどハンディターミナルを使い銘板を読み取り、自社システムへデータ連携したいという案件をクライアントからご相談いただき、早速LINE WORKS OCRが活用できるのでは、と思いました。 と同時に、Freeプランで精度の高さは実感できていたので、今後LINE WORKS OCRと連携したサービスの製品化と幅広くデモを行う必要性も考慮し、読み取り枚数や認識モデルなどで制限の少ない有償プランに切り替えようと考えました。 精度が非常に高かったため他社の検討は必要ないと判断して稟議を出したところ、費用も安価だったこともあり、二つ返事で有償プランへの切り替えが決まり、取り組んだ商談も受注することができました。 受注したクライアント、弊社のパートナー様からLINE WORKS OCRの類似サービスの評価を教えてもらったこともあったのですが、認識精度が低い、必要な項目の読み取りに必要な設定に手間がかかる、精度が高くても価格が高い、などの意見が多かったので、LINE WORKS OCRの精度の高さとコストパフォーマンスの良さにはとても満足しています。 自社サービスとLINE WORKS OCRを連携したことで、クライアントのニーズに応えやすく、アナログな業界のDX推進も提案できるようになった 西本さん : LINE WORKS OCRは、弊社の『Magic xpa』というローコード開発ツールのデモスマホアプリと連携して利用しています。読み取った書類や銘板などが正しく読み取れているか、簡単にLINE WORKS OCRの精度を確認いただくことができ、どれだけ便利になるかを体験してもらうことができるため、商談の反応が非常に良いと感じています。 ※LINE WORKS OCRと連携した『Magic xpa』の画面 また、デモを体験したクライアントから「あの業務にも、この業務にも使いたい」というお声をいただき、弊社は商談化のアイデアをもらえるという副次的な効果もありました。 一例を挙げると、銘板などの素材に書かれた手書き文字を含むシリアルナンバーを紙に転記し、さらに証明書を作成し、添付して納品するという作業が発生するクライアントから、「LINE WORKS

LINEヤフー株式会社
本事例のポイント -課題: ・店舗ごとに異なるレイアウトのレシートに対応できる正確な認識精度 ・ユーザーがストレスなく習慣化できる使いやすさ -期待: ・ユーザーにとって簡単で、かつストレスのないサービスを提供するための認識率と認識スピード ・店舗ごとに異なるレシートを正確に認識するAI-OCRの技術力 ・AI-OCRだからこその学習による認識精度の向上と定期的な技術開発のアップデート -成果: ・ほとんどのフォーマットのレシートを正確に読み取りができる ・「LINE家計簿」よりも認識率が10%向上 ・サービス提供開始1ヶ月で想定の約4〜5倍の利用者数突破 ・LINE WORKS OCRでデジタル化したデータをサービスの新たな価値へとつなげる汎用性 LINEレシートとは? 2021年1月に提供開始した、レシートを撮影するだけで、簡単に支出管理ができるレシート管理サービスです。 LINEの「ウォレット」タブから利用することができ、レシートを撮影して登録すると、記載された項目を「LINE WORKS OCR(レシート・領収書特化型)」が認識し、支出情報を自動に「利用レポート」へ反映します。日々のレシートによる支出額を把握することで、支出状況の分析ができ、節約をサポートします。 家計簿需要が高まる中、ユーザーのニーズに応え、レシートでの支出管理に特化した「LINEレシート」 鈴木さん : 「LINEレシート」は、LINEアプリの「ウォレット」タブからすぐに利用できるレシート管理サービスです。 家計簿・資産管理サービスの「LINE家計簿」も提供しているのですが、そこからレシートによる支出に特化することで、入力の手間や煩雑さをなくし、よりユーザーにとって簡単で続けやすいサービスへと再構築しました。 サービスを再構築した理由は、2つあります。 1つは、写真を撮影するだけというシンプルな機能によって、支出管理を習慣化してもらうことができないかと考えたからです。「LINE家計簿」のユーザーボイスの中に、支出管理をしたいユーザーにとっては、手書きの家計簿はなかなか習慣しづらいというお声が多く、まずはそういったユーザーの習慣化のサポートができる機能が必要だと考えました。 2つ目は、もらってもすぐに捨ててしまうレシートを、手軽に電子データ化する仕組みを作ることで、ユーザーにメリットがある形で、新しい価値として提供できないかと考えたからでした。 コミュニケーションアプリとして、国内8,800万人(インタビュー当時)に日々ご利用いただいているLINEアプリですぐに利用できるサービスであることを強みに、よりシームレスに支出管理を習慣化してもらいたい。 そのような思いから、レシートによる支出管理に特化したサービスとしてリリースしました。 2021年1月より提供開始したのですが、想定を超えるユーザーにご利用いただき、登録されたレシートはリリースから一ヶ月で1,000万枚を超えました。ユーザー数が増えるたび、そして継続的にご利用いただいているという結果から、必要な機能だけをシンプルに使えることへの価値を感じていただいていると実感します。 そして同時に、「LINEレシート」がこれだけ多くの方に継続的にご利用いただけている理由は、レシートから正確にテキストを読み取りデータ化してくれる技術があってこそだと考えています。 実はレシートというのは決まった形式がなく、店舗ごとに文字のフォントも、商品名の書き方も、合計/小計、消費税などの記載場所や表示形式がすべて異なります。我々のサービスを考えると、いかなるレシートであっても、正確に読み取る認識技術は不可欠で、どこのOCRを使おうか検討する際には、認識率は一番ゆずれないポイントでした。 また、認識スピードも意外と重要で、レシートを撮影した後に、OCRによりデジタル化され、OCRの結果が表示されるまでに時間がかからないことは、ユーザーへストレスを与えず継続利用していただくためにも、選定ポイントに加えていました。 OCRリプレイスの理由は、高い認識精度とアップデート後に改善された読み取りの速さ 鈴木さん : 「LINE家計簿」と 「LINEレシート」は同じ事業部なこともあり、同じメンバーによって開発されているのですが、「LINEレシート」の開発にあたって、大きく変更した部分がOCRのリプレイスでした。 OCRの読み取り内容を後工程で確認していますが、読み取り精度が高いので、業務負荷がとても低いです。エラーが発生した場合も、設定の調整やLINE WORKS OCRのバージョンアップが入ったこともあり、日々改善できていると実感しています。 OCRを選ぶ上で最も重要視していたことは、1つはどんなレシートも正確に読み取る「認識率の高さ」、 もう1つはレシートの読み取り後にすぐに結果を表示させる「読み取り速度の速さ」です。 3〜4年ほど前の「LINE家計簿」の開発時もLINE WORKS OCRは候補に上がっていたのですが、認識率は申し分なかったものの、文字を読み取るまでの時間が今よりも長くかかっていたそうで、当時は読み取り速度を重視し、他社のOCRが選ばれました。 それからLINE WORKS OCRの技術開発が進み、読み取り速度が改善されたとのご提案をいただき、再び比較検討することになりました。話を聞くと、読み取り速度の改善だけでなく、レシートの読み取りに特化したエンジンも開発され、高い認識率でレシートのテキストデータ化を行うだけではなく、さらにレシートに特化した項目ごとに分類してくれるということもわかりました。我々の事業イメージとしては、レシートから読み取ったデータを応用し、ユーザーにとって更なる価値のあるサービスにしていきたいと考えていたので、このアップデートは魅力的でした。 実際に我々の方でも、LINE WORKS OCRを使って、さまざまなレシートの読み取りテストを行う実証実験をしたのですが、読み取りスピードがとても速くなっており、「LINE家計簿」で以前に使用していたOCRよりも認識率が10%ほど上がったという結果が出たので、我々としてはLINE WORKS OCR以外に選択肢はない、くらいの決断で、採用することを決めました。 さらに魅力的だと思ったのが、LINE WORKS OCRはAI-OCRなので、どんどん学習して精度を高めていけることです。技術開発に関しては、随時アップデートされているようで、店舗ごとに異なるレシートの特徴を日々学習し、幅広い種類のレシートを正確に読み取る技術をどんどん高めていただいています。そういった精度の日々の改善というところも、私たちとしてはとても助かっており、おかげで、「LINEレシート」を活用していただくユーザーにとってもストレスのないサービスとして提供できています。 サービス提供後のレシート登録数は想定以上に。サービスの可能性を感じるユーザーからの声

株式会社パソナグループ
本事例のポイント -課題: ・グループ全体を巻き込んだDX推進 ・ユーザーの負担を軽減し、新サービスの利便性向上 -期待: ・LINE WORKS OCRの利用体験を通じて、AI活用の活発なアイデア出しによりDX推進を加速 ・LINE WORKS OCRの活用でユーザーの作業を自動化 -成果: ・組織のAIナレッジを高め、新しいアイデアが誕生。採用に至り、実行段階へ ・データ活用による、キャリア形成支援の可能性が拡張 ・ユーザーへの提供価値が向上 Career Step Programとは? キャリアビジョンを実現するための応援プログラムとして、1人ひとりに合わせたキャリア形成支援とライフサポートを総合的に行うことを目的としたパソナグループの新サービスです。一般的に派遣では稼働終了後、人材紹介では紹介後に登録者との関係が切れてしまいがちですが、利用者のキャリアを長く支援していきたいという思いからこのサービスが誕生しました。 利用者は気軽に試せる適性検査や動画で学ぶキャリアデザイン講座などのコンテンツを無料で利用でき、AIによるキャリアビジョンの提案など、機能を拡充しながらサポートしています。 パソナグループがDX推進に取り組み始めた理由 髙橋さん : 弊社がDX推進を始めた理由は、パソナグループで働く人々の「真に豊かな生き方・働き方」の実現のためです。 一方、個人的にはDX推進の重要性を感じたことがありました。それは2014年にサンフランシスコのITイベントに参加したとき、アメリカと日本、そして日本の中でも他社との間に歴然とした差があることに気がつきました。弊社はその少し前からSalesforceを導入し、IT活用の幅を広げ始めた段階。 「これは推進のスピードを上げなければ」と、焦りを感じたのを覚えています。 そこから数年前の弊社内には、まだクラウド化に対し懐疑的な見方があった位でしたが、一歩を踏み出さなければ差は埋められないと考え、いくつかのプロジェクトを実行して徐々に社内に浸透させていったのです。 いまでは多くのシステムがクラウドに移行し、インフラ面も充実されていたことで、コロナで在宅勤務がメインになっても、問題なく仕事ができる水準までになりました。これらが弊社のDX推進の第一フェーズと言えます。 そして現在はLINE WORKS OCRを導入し、DX推進の第二フェーズに取り組み始めました。 第二フェーズでは現場の仕事を巻き取り、注力すべき業務に集中してもらうことを目標にしています。 働く人に対峙するパソナグループの事業では、人と仕事のマッチングがもちろん重要ですが、就業に関する契約処理も働く人のためにはミスができない重要な業務です。さらにキャリア形成のサポートなども必要で、そこまでDXが進んでいない現在は、各部門のがんばりで乗り切ってもらっている状況です。 1つ1つの業務の精度を向上させ、働く人に安心・信頼していただくために、さらにDXを進めていきたいと考えています。 LINE WORKS OCRの体験が、社内の意識を変革させた 髙橋さん : LINE WORKS OCRを導入したのは、①読み取り精度の良さ、②設定作業の簡易さ、③安価な価格帯、が主な理由です。実際に導入してみると、専門的な知識がなくても簡単に設定ができ、予想した以上に導入がスムーズに進みました。 LINE WORKS OCRの導入により、ユーザーが資格情報の撮影をしてアップロードすることでデータ化ができるようになり、100件近くの資格申請をいただくことができました。 OCRの読み取り内容を後工程で確認していますが、読み取り精度が高いので、業務負荷がとても低いです。エラーが発生した場合も、設定の調整やLINE WORKS OCRのバージョンアップが入ったこともあり、日々改善できていると実感しています。 ※CLOVA OCR → LINE WORKS OCR また、単にユーザーが便利になっただけでなく、社内の意識改革が起きた点も大きなメリットだと思っています。DX推進に重要な「AIを使えばこんなことができる」という学びが社内に広がり、社内からAI活用の意見が挙がってくるようになりました。 これらは予想していなかった新しい効果で、ユーザーへの価値向上だけでなく、AI活用のアイデアが生まれ、働く人にとってより良いサービスを考えるよいきっかけになってくれると感じています。 DX推進の「転ばぬ先の杖」とは? 髙橋さん : 経験上、DX推進でつまずきがちなポイントは2つあると思っています。 それは、現場でのわかりにくさと拡張ができないことです。そのため、AI-OCR導入の際に、 ①DX推進の成功体験を積める、②拡張性が担保できる、の2つをクリアしているかを重視しました。 成功体験を積むには、現場が使いやすく新たな負担がないことや、機能を体験してできることを皆が理解することが欠かせません。導入段階で難しさを感じてしまうと、活用が浸透しなかったり、次の導入の際に反対意見が出るなど、DX推進の速度が一気に鈍る可能性があるからです。 また、様々なAI技術や便利なサービスなどが広まっていますが、システム間連携が上手くできないと既存業務やシステムに負荷をかけることとなり、せっかくの機能を活かしきれなくなってしまいます。そのため、拡張性を担保することは非常に重要だと考えています。

TRUSTART株式会社
本事例のポイント -課題: ・特定文書のOCRでの読み取り精度の低さ ・膨大な量のデータ補正や確認を人の手で行うことにとても時間がかかる -期待: ・以前導入していた他社のOCRよりも高い読み取り率 ・文字情報のデジタル化にかける作業時間の短縮 -成果: ・特定文書の読み込み精度が10%以上向上 ・毎月3人がかりで2日間行なっていた入力・確認・補正作業が15分に短縮 ・これまでデータ補正にかけていた時間を、営業など他の業務に回せるようになった TRUSTART株式会社とは? TRUSTART株式会社は、不動産業界のDX化を目指し2020年5月に創業。「不動産×テクノロジー×人」の力を掛け合わせ、不動産調査の事業と不動産登記のビッグデータの収集及び提供するサービスを展開。不動産業界で当たり前となっていたアナログ作業の効率化を目指し、第一段階としてOCR技術を用いた不動産の特定文書のデジタル化に取り組んでいる。 毎月何千件という不動産情報を手作業で入力。作業効率化を求めてLINE WORKS OCRを導入 大江さん : 弊社はいまだにアナログでのやりとりが多い不動産業界のDX化を目指し、2つの事業を行なっています。 1つは、不動産登記データを収集し、それを活用したマーケティングソリューションを提供する「R.E.DATA」。 もう1つは、不動産会社・金融機関・個人投資家に向けた不動産調査「R.E.SEARCH」です。 今回LINE WORKS OCRを導入したのは、前者の「R.E.DATA」。不動産登記受付帳に記載された不動産異動情報のご提供と合わせ、マーケティング施策の実行支援・データ分析など、活用方法までご提案するサービスです。 この不動産登記簿というものは、多くの不動産会社が人力で手入力をしデータ化を行っています。必要な書類を都度役所へ取りに行く手間や、紙で渡される情報を自社のシステムに手入力する作業など、多くの時間とそれに伴う人件費が必要でした。 「R.E.DATA」では、これまで役所に取りにいかなければならなかった不動産登記受付帳を収集し、記載している不動産異動情報をLINE WORKS OCRでデジタルデータ化し、基幹システムに集約。ご希望の不動産登記受付帳の情報を発注していただき、最短即日納品しています。 ※CLOVA OCR → LINE WORKS OCR 【連携イメージ】 不動産登記受付帳をCLOVA OCRで読み取り、API連携で基幹システムにデータを集約 不動産登記受付帳は、法務局に登記の手続きがされたものを取りまとめている行政文書 大江さん : このサービスのために、弊社では毎月膨大な量の不動産登記受付帳を、デジタルデータ化しています。その数は、東京だけでも毎月6,000枚以上。他県や近郊も合わせると、数万枚単位の数にのぼります。さらには1枚につき13件の不動産情報が掲載されているため、人の力だけでは到底捌き切れるものではありませんでした。 また、量の問題以外にも人が行うとなると当然打ち込みミスも発生します。作業効率と正確性の両方を高めていく目的で、弊社では創業時からOCR技術を導入していました。 2020年5月に創業し、半年ほどは他社のOCRを導入していたのですが、2021年2月からLINE WORKS OCRに切り替えました。この理由は、圧倒的な読み込み精度の高さでした。 そもそも不動産登記受付帳というものは、役所によって表記方法が異なったり、紙からPDF化するため画像が傾いてしまったり、文字が潰れていたりするケースが多々あります。 必ずしも綺麗なPDFばかりではないのですが、そういった場合でも正確に文字を読み取れる技術があれば、かなりの作業効率化が実現できると期待していました。 他社からOCR変更をした理由は、潰れた文字や傾いた文字も読み取る精度の高さ 大江さん : 創業時に導入していた他社のOCRは、一度にたくさんの読み込みをしたときにエラーが多く出てしまう問題が気になっていました。読み込み精度としては、9割ほどは読み込めていたと思います。すべて手作業をすることを考えれば、かなり作業効率は向上したのですが、それでもその1割を改めて人が確認しなければなりません。 これだけミスが出ると、合っているとされる部分も本当に合っているのかの確認が必要となり、やはり多くの時間をこの作業に費やさなければなりませんでした。 「更なる高性能のOCR技術はないか」と探し回っていたところ、弊社のエンジニアが業界内の評価を聞きつけ、LINE WORKS OCRを提案してくれました。トライアルができるFreeプランがあるとのことで早速読み取りテストをさせてもらったところ、その精度は段違い! 読み取りミスは1%にも満たず、最初の10行を読み込んだ結果だけで、「これだ!」と確信しました。 トライアル時点での精度にもびっくりしたのですが、本格導入に向けてさらに弊社の読み込み環境に合わせたチューニングをしてくださったおかげで、今では読み込みミスは0.1%程度。 導入の結果、毎月僕を含めて3人の従業員が2日間かけて行なっていた入力・確認・補正作業が、1人で10~15分で完了するまでに効率化。ただただ、感動でした。 導入後半年が経ちましたが、今のところ目立ったトラブルもありません。 毎月20万件以上の不動産情報のデジタル化を実現 大江さん : 我々が感じているLINE WORKS

株式会社スコープ
本事例のポイント -課題: ・レシートキャンペーンにおけるレシートの購買判定作業の工数削減 ・応募が集中した際の、リソース不足・結果告知や配送の遅延 ・コロナ禍も影響しリソース増員が困難 -期待: ・レシートの読み取り精度の高さ ・導入コストやランニングコストを抑えたい ・購買判定スピードの向上 ・API提供で自社のシステムと連携できるAI-OCR -成果: ・レシートの購買判定時の目視コストを最大50%削減(見込み) ・レシート応募時の処理枚数 ・作業に関わる人員が減りキャンペーン運営にかかるコスト削減 ・インセンティブ付与までの期間を短縮・エンドユーザーの満足度も向上 株式会社スコープとは? 1989年創業の総合広告代理店。30年以上にわたり、クライアントと生活者の接点にこだわったコミュニケーションを追求し続けている。「価値を創造して、実現しつづける、企画集団」をスローガンに掲げ、急速な変化を続ける社会においても新たな価値を生み出し、実現し続けている。2021年9月にキャッシュバックなどの送金を簡便化するラストワンマイル送金プラットフォーム「ウォレッチョ」をリリース。社会に向けた価値向上のため、広告やプロモーションにとどまらず、常に新しいチャレンジを続けている。 クライアント需要の高いレシートキャンペーン。しかし、リソース不足、結果告知・配送遅延などの課題解決にAI-OCRが必要だった 草刈さん : 弊社は、ナショナルブランドやメーカー様をクライアントに持ち、主にセールスプロモーション(販売促進)を多く手掛けている広告代理店です。 私が所属する事業部は食品・日用消費財業界のクライアントが多く、これまで数多くの消費者キャンペーンを行なってきました。中でもキャッシュバックは販促効果が高く、クライアントからのニーズも高い施策です。 しかし、BtoCの送金には郵便為替や商品券を用いた方法が一般的で、DXが進む時代にアナログな作業を強いられることが業界全体でも課題となっていました。 そこで、アナログな作業を削減し、キャッシュバックの受け取りを消費者がATM受取り・口座振込・電子マネーウォレット残高チャージから選べるようにすることで、よりユーザーフレンドリーな体験を提供できる仕組みを作ろうと考えました。(ラストワンマイル送金プラットフォーム「ウォレッチョ」) 今後は、さまざまな消費者キャンペーンに導入頂けるよう追加開発・機能改修予定ですが、まずは第一弾として、レシートキャンペーン向けにサービスをローンチ致しました。 レシートキャンペーンは消費者が購入レシート一枚で簡単に応募できることがメリットです。 しかし一方で、レシートチェックに事務局人員のリソースが割かれ業務上大きな負担になっており、応募数が数万件を超える施策をいくつも経験していく中で作業効率化・コストダウンは解決すべき課題として様々な検討を行ってきました。 ハガキ応募/Web応募との比較 ※「Walletcho」にLINE WORKS OCRを連携いただき、人で行っていた工数を大幅に削減 草刈さん : これまでは送られてきたレシートの購買判定をすべて人の目で行なっていたため、処理できる枚数には限りがありました。 キャンペーンによっては人員不足となる上、コロナ禍ということもあり無作為に人員を増やすこともできません。 その結果、判定に時間がかかり、応募いただいた方へのキャッシュバックが遅れ問い合わせをいただくことになる→その対応にも人手が必要となる…という悪循環に陥っていました。 この課題を解決すべく、着目したのがAI-OCRです。 レシートの読み取り精度が高く、かつ自社のシステムに組み込めるAI-OCRを探す中で、Web販促に関するイベントでLINEヤフー株式会社がAIを開発しており、その中でレシート解析に特化したソリューション(レシートに特化したAI-OCR)があることを知りました。まさに、弊社の課題解決にピッタリだと思いました。 決め手は、驚くほどの認識率の高さとレシートの読み取り枚数が増えても安心で手頃なランニングコスト 渡部さん : この段階から私もプロジェクトに加わり、LINE WORKS OCRの他に複数のAI-OCRも資料請求をして、5〜6社比較検討しました。 LINE WORKS OCRが良さそうだなと思った理由は、認識率の高さです。 他社は当社比で認識率を提示しているところが多かったのですが、LINE WORKS OCRは外部機関(ICDAR)で証明された認識率を謳っており、信頼感がもてたことが大きかったですね。 その後、2〜3社のトライアルを経てLINE WORKS OCRの導入を決定したのですが、最終的な決め手としては、読み取り精度の高さ、自社システムとのAPI連携が可能だったこと、レシートに限らずさまざまな書類を読み取れる汎用性の高さ、サポート面での対応、セキュリティ面で安心できたことが上げられます。 検証期間では、わざとくしゃくしゃにしたレシートやマーカーで色付けしたレシートなど、条件の悪いレシートも試しましたが、想像を超える認識精度でしっかり読み取ってくれました。 この読み取り精度には正直びっくりしました。OCRという技術自体は昔からあるもので、私自身過去の印象から「使えないもの」というイメージを持っていたので、ここまで技術が進歩しているのかと驚きました。 トライアルの結果が想定以上に良かったため、社内の稟議もスムーズに進み、採用となりました。 草刈さん : 加えて、コスト面でのメリットも大きかったです。 他社と比べて導入コストが抑えられること、またランニングコストの試算がシンプルでわかりやすく明瞭でした。 他社は書類1枚の中でも何項目読み取るかによって金額が変動しますが、LINE WORKS OCRは書類1枚毎の金額で課金されます。 そのため見積もりの際に費用を反映しやすく、サービスに活用する上でも使い勝手の良い製品だと感じました。 また、すでに複数レシートキャンペーンで導入された実績があったことも、選定の決め手となりました。

ノシクミ株式会社
本事例のポイント -課題: ・多様なフォーマットの発注書を高い精度でデジタル化できるAI-OCRの導入 ・人力による入力作業のため、繁忙期やリモートワークでも安定した人員の稼働が難しい ・膨大な量のデータ入力にかかる時間と人件費 -期待: ・フォーマットが異なる発注書を正確に読み取り、正確にデータ化したい ・書類のデータ入力をAI-OCRに置き換え、人の代用としたい ・膨大なPDFやFAXで届く書類のデータ化を安価に抑えたい ・書類の中にある情報を全てデータ化し、基幹システムに蓄積したい -成果: ・走り書きした手書き文字も読み取れる高い認識精度 ・繁忙期やリモートワークに関わらず、安定した稼働率 ・1人分のデータ入力作業をLINE WORKS OCRに置き換え、業務効率化 ・アウトプットのスピード向上 ノシクミ株式会社とは? データ入力や画像処理、各種調査業務を中心としたBPO事業を展開。また、bpostudioと呼ばれるデータ入力システムの企画開発保守および、OEM提供なども行っている。人とAIが協力して働く仕組みづくりをするべく、AIに置き換えが可能な事務的な作業を効率化。人にしかできない仕事に注力できる環境づくりを、実現している。会社名である「ノシクミ」は、「ITの力で物事の仕組みを作る」という想いから、名付けられている。 1人分のデータ入力をLINE WORKS OCRに置き換え、人員体制を変えずに2倍の仕事量が受注できるように! 鳥養さん : ノシクミのミッションは、「人とテクノロジーが協働して効果を最大化する仕組みづくり」。データ処理や画像処理といった労働集約的な業務をデジタル技術によって効率化する、BPOサービスを提供しています。 今回LINE WORKS OCRを導入した事業は、「ノシクミの受注支援サービス」。PDFやFAXで届く発注書をお預かりし、データ化して管理しやすくする仕組みです。 「発注書のデータ化」とあえて強調している理由としては、発注書のフォーマットの多様さが関係しています。 請求書などの「お金をいただくための書類」は、フォーマットに則って丁寧に記載されているものが多いのですが、発注書は発注側の書き方を受け入れることが多いため、手書きで急いで書いたような発注書も、珍しくはありません。 例えば、学用品のメーカーさんでいうと、大型ショッピングモールから街の個人経営の学用品店まで、さまざまな取引先をお持ちです。企業規模が大きければ発注書もシステム化されていることが多いですが、個人店では手書き の発注書をFAXで送られたりと、多種多様なんですね。 弊社は、そのような非定型のフォーマットであっても正確にデータ化していくことを、得意としています。 私どものクライアント様はメーカー業が多く、売上高は年商50億前後の企業様が多いです。 日々対応する発注書の数が膨大なため、それをデータ化するための人材確保も大変ですし、繁忙期の人員コントロールもしづらいのです。そういった面から、我々のBPOサービスを活用していただき、効率的にデータ化してもらっています。 福角さん : 我々がご依頼いただいていたのは、発注書、ポイントカード申込書、その他文書などの書類をデータ化しており、月間枚数は5万枚程度です。 FAXで届く発注書のサンプル:手書き文字も多く、フォーマットもバラバラ。 掠れている文字や傾いている文字も読み取りが可能。 福角さん : AI-OCRを導入する以前は、これらのデータ入力をすべて200名程度の人手で行っていました。我々は日本の本社から在宅ワーカーやアルバイトさんに作業をお願いするほか、ミャンマーの子会社でも作業してもらっています。 手法としては、2人が同じデータを入力し、一致しているかを確認、一致していれば採用、という「2回入力突合」という方式を採用しています。 「2回入力突合」方式イメージ 福角さん : 今回LINE WORKS OCRを導入して大きく変わったことは、OCRを使って精度高く書類のデータを全てデータ化できるので、1人分の入力作業をLINE WORKS OCRに任せられるようになったことです。 これまで2人でデータ入力していた作業が、1人分になったので、人員体制を変えずに2倍の仕事量がこなせるようになりました。デジタルの技術と人の技術を融合させることで、コスト削減と処理スピードアップ、両方を実現できました。 AI-OCRの技術向上に触れ、複数のOCRを比較検討。認識精度の高さ、API連携で簡単に自社システムに組み込める、そして安価な費用がLINE WORKS OCR導入の決め手に! 鳥養さん : そもそも、弊社がOCR技術を活用し始めたのは3年前。 行政関連の書類の整合性をチェックするという業務が、きっかけでした。FAXレベルの画質で調査を進めるという状況でしたが、誤りが許されない書類であったため、我々に求められた精度は100%。 人力だけでは難しいと、文章をチェックする目的で、OCRの技術を取り入れ始めました。 しかし、当時活用していたOCRの日本語読み取り精度は、64%程度。 漢字部分を中国語のように読み取られてしまったり、漢数字の「一(いち)」と長音記号「ー」の判別ができなかったり…結局人の目での確認作業は多く、業務負荷を減らせるような精度とは、とても言えませんでした。 そのため、LINE WORKS OCRに出会うまでは、AI-OCRというものは精度が悪く、人の代わりにはなり得ないのだろうなと思っていたんですよね。























