写真や動画を共有して、現場の状況を把握する
現地調査(現調)や店舗廻り(臨店)では、その名のとおり「現地へ行って、実際に目で見て確認する」のが一般的です。ところが、このやり方では移動に時間もかかりますし、現地に行くタイミングも考慮しなければならないので、1日に多くの現場や店舗を確認することはできません。また、その場で確認して指示したことが、その後きちんと実施されているかを確認するためには、もう一度現地へ行く必要があります。 管理職やエリアマネージャーの方にとって、とても手間と労力のかかる仕事です。
現地に行って確認するのがベストですが、確認するポイントが明確な場合は、写真や動画を共有することで効率化できます。デジカメで写真や動画を撮影してパソコンに取り込んでメールに添付して送信する、というやり方では手間がかかりすぎてしまいます。ところが、スマホとLINE WORKSがあれば、写真や動画を撮影して送信ボタンを押すだけで簡単にグループトークルームに送信できます。これなら現地スタッフの手間もかからず、手軽にできます。
これまで毎週実施していた現調や臨店を、現地に行くのは月に1回、それ以外の週は写真や動画で確認する、といった組み合わせにすれば、すべての現場を毎週確認することができます。
現地確認用のグループを作っておき、決まったタイミングで必ず現地の状況を共有するというルールにしておけば、これまでは難しかった現場同士の連携やノウハウの共有も簡単におこなえます。隣の店舗がどんな工夫をしているのか、売上が高い支店ではどんな取り組みをしているのか、これまでは見えなかったことが見えるようになり、刺激を受けて、現場が活性化するという例は非常に多いのです。