LINE WORKS AiCallは定型化されたパッケージのサービスではなく、実際の現場の環境やオペレーション、ユーザーの性質に合わせて細かくチューニングしてくれると捉えています。私たちとしては、「ヤマト運輸にとって最適な音声AIとはなにか?」をLINEのご担当者さんが一緒に検証していただけたことが、何よりも心強かったです。そして、実証テストにご協力いただいたお客様からのご意見をもとにサービスをブラッシュアップしていきました。お客様・LINE社・ヤマト運輸で協力して「ヤマト運輸のAIオペレータ」をつくりあげた結果、多くのお客様から支持を得られるサービスになったのだと思います。
AIオペレータの存在により、有人対応はより親身に。
LINE WORKS AiCallはヤマト運輸の「大切な仲間」になった
有薗さん :
AIオペレータが対応できない要望は、自動的に有人対応窓口につながるようになっています。そのため、複雑性や緊急性が高い要望に対しては、人が直接丁寧に対応できるようになりました。また、これまでは有人での対応を行っており、集荷依頼を承った後、内容をシステムに打ち込みセールスドライバーに送るという手作業があったのですが、LINE WORKS AiCall導入後は、自動でその情報が送られるようになり、作業の軽減へつながり、入力ミスもなくなりました。
本格的に導入した後の反響ですが、「待ち時間がなくスムーズ」「AIの技術がすごい」など、一般のお客様からの反応も肯定的です。ヤマト運輸が何か新しいことを始める時、その判断基準は「お客様にとって良いものかどうか」なので、LINE WORKS AiCallを導入して良かったのだと、安心しています。
365日、LINE WORKS AiCallは大切なお客様からのお電話にいつでも対応してくれています。ヤマト運輸にとっては、もはや仲間のような存在です。これまで世になかったものをこれからの当たり前にしていくために、今後はさらにお客様がご利用しやすいサービス範囲の拡充や、品質向上を行っていきます。
コミュニケーションの手段が多様化するのであれば、お客様が希望するチャネルを準備し、選んでいただきたいと考えています。電話を使い慣れているお客様は当然いらっしゃるので、そのようなお客様にも向き合い、発生する課題をきちんと解決するため、LINE WORKS AiCallという選択肢を選びました。
現時点での機能には満足していますし、今後は更なるアップデートに期待しています。今後は集荷依頼以外にもLINE WORKS AiCallの技術を適用していければと考えています。理想としては、あらゆるサービスへの分岐点になってもらうこと。現状、サービスごとに電話番号が異なるなど、Webチャネルが点在しているのため、AIオペレータに要望を伝えるだけで適切な窓口へと導いてくれる存在になったらいいなと思っています。より、人との会話に近いサービスを提供していきたいですね。
飲食店にかかってくる予約電話に「LINE WORKS AiCall」(AIスタッフ“さゆり”)が応対し、そこで聞き取った内容と飲食店向け予約管理システム「ebica」の空席データをリアルタイムで参照することで、さらに予約登録までを自動化するサービスです。
お客様はいつも通りお店に電話をかけて、「◯日の✕時から△名で予約したい」と伝えるだけでOK。その後はヒトと会話しているような自然な音声が特徴のAIスタッフ“さゆり”の質問に答えるだけで、簡単に予約が完了します。
お客様との会話内容はすべて記録されているので、情報がわからないと心配する必要もありません。スタッフが電話対応をしなくても予約が完了するため、目の前のお客様に集中することができます。
現在店舗が抱えているリアルな課題は、①コロナ禍で人手不足の状態、②当日の直前予約電話の増加、③Go To Eatキャンペーンによる忘年会シーズン並の繁忙、の3つです。人手不足の状態で来客対応だけでも忙しい状況下で、電話応対の増加によって負担が増えているため、店舗スタッフはかなり苦しい状況に立たされていることがわかります。
同社では、傷害保険の契約窓口と自動車保険の事故受付窓口対応に、LINEが提供する電話対応AIサービス「LINE WORKS AiCall」を導入し、お客様へのスムーズなご案内を実現しています。
導入に至った背景、開発時エピソード、その後の効果でTNPS調査のスコアが向上した話も含めて、お伺いしました。
チューリッヒ様は21年2月に、傷害保険の契約窓口での運用を開始し、その後、22年7月には自動車保険の事故受付窓口でもLINE WORKS AiCallの運用を開始しています。
まずは、21年2月に、傷害保険の契約窓口でのLINE WORKS AiCallを導入するきっかけになった、当時の背景について教えてください。
皆川さん :
契約窓口での課題は、連休明けの午前中や、引っ越しシーズンに伴う月での住所変更のお電話での問い合わせが集中し、お客様をお待たせしてしまうことでした。当社はお客様中心主義に基づいた『ケア』の精神を非常に重んじている会社です。電話をかけたまま、お客様をお待たせしてしまうことを解決したいと思い、LINE WORKS AiCallを使用して、コールバック予約を提供しました。
コールバック予約とは、電話が込み合っている際に、入電時のIVRアナウンスで、本日中のオペレータからのコールバックを予約できることを案内し、ここでのコールバック予約の予約情報をLINE WORKS AiCallが受付ける、といったものです。
コミュニケーション導線を、LINEに集約されているのですね。自動車保険の事故受付窓口でのLINE WORKS AiCallの役割は、どういったものなのでしょうか。
皆川さん :
自動車保険の事故受付窓口では、事故以外の電話問い合わせが来てしまうという場面において、入電時にお客様から用件を伺い、用件に応じてお繋ぎする先を振り分け、適した窓口にご案内する、という振り分け機能の役割をLINE WORKS AiCallで実現するために導入しました。
お客様がお電話をする際も、LINE コールPlusと連携することで、LINE上で通話ができ、LINE WORKS AiCallで適した窓口へご案内し、初回受付後は、LINE公式アカウントを通じて、お客様に事故対応の進捗状況を連絡する、といった仕組みです。
お客様も普段、接点の多いLINE上でコミュニケーションが一貫して取れますし、LINE WORKS AiCallによる適切なナビゲーションで、同社の担当者が、お客様の必要とされる本来の業務に集中できる環境を整えることができたので、コンタクトセンターのスタッフからも好評の声をいただいています。
※LINE AiCall → LINE WORKS AiCall
国内開発拠点の強み。One teamで、よりよいサービスの提供を実現
21年2月に、傷害保険の契約窓口での導入の際、複数社検討されたとのことでしたが、その中でLINE WORKS AiCallを選んだ、決め手はどの様なものだったのでしょうか。
皆川さん :
LINE WORKS AiCallのデモを聞いた時に、非常に流暢な日本語を話していたこと。それと、当社が導入したいと思っていた繁忙期(21年2月~)の導入までに間に合わせる開発・導入スケジュールを組んでいただいたことですね。
国内に開発拠点があるからこその、スムーズな連携は実際の開発・導入の際にも生きました。
-LINE WORKS AiCallの国内での開発拠点が生きたというお話ですが、実際の開発導入の際、どの様な場面でそれを感じたのでしょうか。
皆川さん :
LINE WORKS AiCall導入直後に、契約窓口のお電話にて、お問い合わせをしてくださるシニアのお客様の喋る速度が、想定よりも少しゆっくりだということが分かりました。そこで即座に開発チームに連携し、シニア層をターゲットとしたユーザーテストを経て、音声認識の受付時間を適した長さに延長したところ、認識率が向上しました。
弊社はWeb上で使えるLINE WORKS OCR ReaderとTemplateを導入したのですが、このテンプレート設定が非常に使いやすいです。書類を読み取ると管理画面上でデータ化できる項目を自動的に枠で囲ってくれるので、私たちは読み取りたいところだけをぽちぽちと感覚的に選べばいいだけ。とても簡単です。
LINE WORKS OCRに出会ってからは、想定していた期間よりも短く、テスト環境の構築や検証が簡単にできました。他社さんだったらスタート切るまでにさらに工数があったと思うので、想像以上にスムーズに進めたことは大きなメリットでした。
槇野さん :
2021年3月にお問い合わせをしてから、約半年。
2021年10月1日にLINE WORKS OCRを新サービスクラウド仕訳作成ツール「KiCHO」の1機能として搭載し、ベータ版として公開しました。レシート・領収書などをスマホで手軽に撮影したり、スキャナで取り込んだりして画像データとして「KiCHO」にアップロードすることで、CLOVA OCRを通じて自動で文章データ化され、仕訳登録ができるようになります。
当社のビジョンは、「財務の力を経営の力に」です。経営者の役に立つ財務会計のシステムを提供していきたい。そういった意味で、今回のLINE WORKS OCRの取り組みも、これによって財務作業が軽減されれば余剰時間を使って付加価値を高められるし、最終的には経営の役に立つような財務数値の見方ができる仕組みになっていくと考えているので、その路線に則って進めていきたいと考えています。
LINE WORKS OCRを導入し時間に余裕ができたおかげで、「今後税制が変わるのでこういった対策をしましょう」「今のやり方ではなく、こう変えたほうがより経営にとって良いのでは」などの提案に時間を使えるようになりましたし、新たな税務知識を習得する時間もでき、よりスピード感を持ってお客様に応じた提案ができるようにもなりました。
-LINE WORKS OCR 特化型を導入し、約6割の業務時間を削減。
-LINE WORKS OCRとRPAの連携により、作業の95%を自動化。
-APIの連携・実装が容易かつ、導入ハードルが低い。
-手書きやかすれ文字、フォーマットがバラバラでも正しく認識。明細情報まで項目分類。
-自社(事務所)の付加価値創出への取り組みを可能に。