こんにちは。
マーケティングチーム小寺です。
弊社は今年6月に開催された島根県雲南市の「中小企業家同友会 雲南支部」定例にて講演をさせていただきました。
経営とICT技術活用 初歩編 〜キャッシュレス決済・コミュニケーション 業務自動化など「LINE Groupの事例から」〜と題した本公演の中でお話させていただいた内容を、レポート形式でご紹介いたします。
中小企業家同友会とは?
「中小企業家同友会」は経営者の悩み・課題から出発した中小企業経営者による手づくりの会で、現在までに47都道府県で約40,000名の会員が活動しています。活動の蓄積から培われてきた下記の事項を同友会理念としています。
1 よい会社をつくろう
2 よい経営者になろう
3 よい経営環境をつくろう
今回は島根県雲南市を中心に、県内の中小企業経営者約30名が参加され、飲食店や販売業、製造業や保育園など業種も様々でした。
この日は平日でお仕事後に来られた方が多く、仕事着での参加者も多く見られました。
企業のビジネスを加速させる注目のICTソリューションの紹介
“要は今何が大切なのか、何ができるのか。初めの一歩”
企業の経営における課題に日々向き合っている経営者へ向けたメッセージからセミナーがスタートしました。
まず「近年注目されている、ビジネスを加速させるICTソリューション」をテーマに、最先端デジタル技術やソリューションの紹介をしました。
人が行なっている作業を自動化させる仕組みや、新しい収益モデル、売上拡大のためのマーケティング手法、最新の製造技術など世間で注目されているビジネスキーワードを中心に触れました。
企業で取り組む施策として「まず何ができるのか」という視点で見た際に、上記12個のパネルから「押さえておくべき3つ」に絞ってより深くご紹介しました。
キャッシュレス決済
まず取り上げさせていただいたのが「キャッシュレス決済」です。
販売やサービスの現場で特に多い「現金のやり取り」も、
ICT化により受けられる恩恵が大きい業務です。
今回特に注目したのが電子決済で、普及率や導入コスト、ターゲットとなる普及層、各社サービスの特徴や導入する際のポイントなどを比較、
どのようなサービスを選定すればいいかアドバイスなどを含めてお伝えしました。
ビジネスチャット
続いてのテーマは社内コミュニケーションを円滑化する「ビジネスチャット」。サービスの導入メリットをLINE WORKSユーザー企業の事例をもとにご紹介しました。
ビジネスチャットを導入するとどのようなメリットがあるのか、
導入企業は具体的にどのような使い方をしているのか、
実際の利用画面もご紹介しながらお話ししました。
また社内コミュニケーションにとどまらない活用方法として、
LINE WORKSの機能の一つである「LINE連携」もご紹介しました。
これは一般のLINEアカウントとメッセージのやりとりができる機能で、
お客様と直接つながる新しい集客方法の一つとして注目されています。
ロボット活用
最後のテーマは「人が行なっている作業を自動化させる仕組み」です。
自動で物を運んだり調理作業を肩代わりしてくれるなどいろいろありますが、今回は導入ハードルも低く経営効果も見込める「Bot」の活用にフォーカスしました。
Botとは?
Botとはロボットの略称で、コンピューターから人の代わりに自動的に実行するプログラムの総称です。従来人が手を動かして実行していた作業を、簡単な入力一つで完了してくれる、業務自動化を実現する技術の一つです。
LINE WORKSは様々なソリューション、システムのフロントエンドとしても活用できます。使い慣れたLINEのUIから連携した様々なサービスへの情報の入出力、Botを介した操作が可能になり、複数のシステムを利用している企業にとっては操作するサービスを一元化することができるので便利です。
ワークショップ
参加者全員がチームに分かれワークショップを実施しました。
「この二年間で自社にておこなった業務改革や改善」を出し合い、セミナーの内容を参考に今後の施策を考えました。
テーマについて各々の企業で実施した改善施策について発表しあい、それぞれの内容についてディスカッションし、いいと思うアイディアをワークシートへまとめました。
終了後にLINE WORKSを活用した課題解決や業務効率化の相談をしにいらっしゃる経営者の方も多く、今回のセミナーで経営課題の解決の糸口が見えたようでした。
今回セミナーでご紹介したようなICT活用を通して、雲南市、島根県企業のビジネスがさらに加速することを期待したいです!
- ※ 本掲載記事の内容は投稿当時の情報となり、2022年4月1日に改定された新料金プランとは一部異なる内容を含む場合があります。