ワークスモバイルジャパン株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：石黒 豊）は、11月22日、名古屋市（市長：河村 たかし）、LINE株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：出澤 剛）、hachidori株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役：伴 貴史）と「子ども・若者・親と相談員が繋がるLINEを利用した相談等に関する連携協定」を締結しましたので、お知らせいたします。

名古屋市では、平成30年８月より、さまざまな子ども・親を総合的に支援する「子ども・親総合支援」のうち、家庭への個別支援として、家庭訪問型相談支援モデル事業を実施しています。これは、不登校、成績などさまざまな悩みを抱える中学生、高校生を中心とした子どもや親に対して、関係する相談機関の依頼に基づいて、週１回程度の家庭訪問による相談支援等を行うものです。

この度の協定は、名古屋市の「家庭訪問型相談支援モデル事業」の一環として、「LINE」および「LINE WORKS」を活用した新たな相談の取り組みを、4者で実施するものです。本取り組みにより、相談者は家庭訪問時以外にも特定の相談員（訪問支援員）へ「LINE」上で相談できるようになり、相談員と子どもとの信頼関係の醸成や日常的な見守りが可能となります。また、相談員全員へ「LINE WORKS」のアカウントを付与することで、子ども・保護者が特定の相談員と継続的に「LINE」で直接相談が出来る技術的にも全国初となる仕組みを実現いたしました。

４者の主な役割

名古屋市：「家庭訪問型相談支援モデル事業」の運営
LINE株式会社：LINE＠アカウントの提供、相談員向け研修の実施、広報啓発への協力等
ワークスモバイルジャパン株式会社：相談員へLINE WORKSアカウントの提供
hachidori株式会社：チャットボットの企画・開発

本協定に関する主なポイント

1. １）週１回２時間程度の家庭訪問による支援を深化させるため、家庭訪問時以外の時間でも、LINEを活用して担当の訪問支援員に相談できる環境を整備。
2. ２）従来の「LINE相談」に加え、特定の相談員と「LINE」上でつながれるよう、「LINE WORKS」を活用する全国初の取り組み
3. ３）担当の訪問支援員に直接相談できる環境を訪問支援員のプライベートにも配慮、チームとしての対応サポートも（トークの受信を通知しない時間設定、問題発生時のトーク履歴を管理者が把握など）

子ども・若者・親と相談員が繋がるLINEを利用した相談等に関する連携協定　概要

■ 目的

「LINE」および「LINE WORKS」を利用して、子ども・若者・親がよりアクセスしやすい相談環境の整備に取り組むことにより、子ども・若者・親の状況に応じた適切な支援の実施に資すること

■ 連携事項

1. (1) LINE及びLINE WORKSを利用した子ども・若者総合相談に関すること
2. (2) LINE及びLINE WORKSを利用した家庭訪問型相談に関すること
3. (3) (1)及び(2)に必要なチャットボットの開発及び運営に関すること
4. (4) (1)及び(2)の実施に関する広報啓発に関すること
5. (5) その他前条の目的を達成するために必要な取組に関すること

「LINE WORKS」とはLINE WORKSは、LINEの使いやすさはそのままに、仕事でも安心の「仕事仲間と使えるLINE」です。チャット機能に加え、無料通話、掲示板、アドレス帳、メール、予定表、ファイル共有、ログ管理など仕事に必要なすべての機能を1つのアプリで網羅。すべての機能をスマートフォンだけでストレスなく利用できるよう設計されています。LINEを使ったことがあれば導入教育不要、はじめて仕事でチャットを利用したい方に最適なツールとなっています。

会社概要

社名

ワークスモバイルジャパン株式会社

本社

東京都渋⾕区神宮前1-5-8 神宮前タワービルディング11 階

設立

2015年6月

代表者

石黒豊

資本金

30億2,000万円

URL

https://line-works.com/

※記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。
※本プレスリリース記載の情報は発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、予めご了承ください。