LINE WORKSサービス利用規約
LINE WORKSサービス利用規約(以下、「本利用規約」といいます。)には、LINE WORKSサービス(第2条第1項に定義します。)の提供条件及びLINE WORKS株式会社(以下、「当社」といいます。)とご利用者の皆様との間の権利義務関係が定められています。LINE WORKSサービスの利用に際しては、本利用規約の全文をお読みいただいたうえで、本利用規約に同意いただく必要があります(この合意による当社との間の契約関係を「利用契約」といいます。)。
第1条 (適用)
- ① 本利用規約は、当社が提供するLINE WORKSサービスの利用において、当社と本利用規約に同意する当事者(以下、「お客様」といい、LINE WORKSプラットフォーム利用規約第2条第5項に定義します。)との間の権利義務関係を定めるものとします。お客様はユーザーに本利用規約を遵守させるものとします。
- ② 本利用規約の本文に引用される別途ポリシー等(以下、「ポリシー等」といいます。)は、本利用規約を構成し、ポリシー等が本利用規約と異なる場合は、そのポリシー等が優先して適用されるものとします。
- ③ 本利用規約に同意した場合には、本利用規約に加え、第4条第1項に従いLINE WORKSプラットフォーム利用規約にも同意したものとみなします。
- ④ 本サービスに関して、本利用規約の内容とLINE WORKSプラットフォーム利用規約を含むその他の規約等の内容に相違がある場合には、特段の定めがない限り、本利用規約が優先して適用されるものとします。
第2条 (用語の定義)
- ① 「LINE WORKSサービス」とは、当社がお客様に提供するLINE WORKSという名称のサービス、またそこに含まれるトーク(メッセンジャー及び音声・ビデオ通話サービス)、メール(電子メール管理サービス)、カレンダー(予定管理サービス)、アドレス帳(アドレス帳管理サービス)、Drive(ファイル管理サービス)、掲示板(社内ポータル)、アンケート、タスク、LINE WORKSアプリケーションなどの関連機能(理由の如何を問わずサービス・機能の名称又は内容が変更された場合は、当該変更後のサービスを含みます。)等(以下、LINE WORKSサービスに含まれるこれらのサービス・機能を総称して「本サービス」といいます。)を意味します。なお、ご利用のプランにより本サービスで提供される機能が制限される場合があります。
- ② 「月額契約」とは、お客様の本サービスの利用に関して、当社が、毎月、前月の使用に相当する費用を請求する料金制を意味します。
- ③ 「年額契約」とは、お客様の本サービスの利用に関して、お客様が、年単位の使用を約束し、当社が、これにつき一定の割引率を適用して請求する料金制を意味します。ただし、料金の請求は毎月行われます。
- ④ 本条で定義されていない用語については、LINE WORKSプラットフォーム利用規約第2条が適用されるものとします。
第3条 (本利用規約の変更)
- ① 当社は、必要に応じ、本利用規約の変更を随時行うことがあります。この場合、本サービスの提供条件などについては、変更後の利用規約が適用されるものとします。
- ② 前項の場合、当社は、本サービス提供画面上又は当社が運営するウェブサイトに掲示する方法等にて、管理者に通知するものとし、これをもってお客様への通知を完了したものとします。
- ③ 当社が前項に従って通知を完了した日から30日以内に、お客様が異議の申し立てをしない場合、又は利用契約の解除の手続きをとらない場合、お客様は変更後の新利用規約を承諾したものとみなします。
第4条 (利用契約の締結)
- ① 本サービスの利用契約は、利用を希望する者(以下、「利用希望者」といいます。)が本利用規約及びLINE WORKSプラットフォーム利用規約の内容に同意して登録の申込みをし、かつ、当社がこの申込みに対して承諾することによって締結されます。なお、当社が申込みを承諾した日を利用契約の成立日とみなします。
- ② 当社は、前項の申込みを受けた場合、LINE WORKSプラットフォーム利用規約第4条第5項に定める場合を除き、原則として本サービスの利用を承諾し、その旨をお客様に対し通知することとします。
- ③ 当社が、お客様に対し、お客様登録が完了した旨を通知した時、本サービスの利用契約がお客様と当社の間に成立し、お客様及びユーザーは、本利用規約及びLINE WORKSプラットフォーム利用規約に従い本サービスを利用することができます。
第5条 (お客様の義務)
- ① お客様は、本サービスの利用にあたり、LINE WORKSプラットフォーム利用規約10条に定めるお客様の義務に加え、以下の義務を負うものとします。
- 1. お客様がLINEユーザーや他サービス環境のユーザーとの間でLINEヤフー株式会社が提供するサービスに関する本サービスの外部連携を利用する際には、LINEヤフー株式会社の「LINE公式アカウントガイドライン(https://terms2.line.me/official_account_guideline_jp)」に定められたルール(アカウント運用時において適用される内容とします。)を遵守するものとします。
- 2. お客様は、自己の責任において、ユーザーがアドレス帳を業務上の目的に限って利用するよう管理するものとします。ユーザーによる業務目的外の利用、登録された連絡先情報の取扱い不注意等による一切の責任は、お客様が負うものとします。
第6条 (決済等)
- ① 本サービスの利用料金の請求及び支払いは、LINE WORKSプラットフォーム利用規約第19条の定めに従います。
- ② お客様は本サービスの登録の申込みの時、月額契約と年額契約のいずれかを選択することができます。その場合、次の各号の事項を考慮しなければなりません。
- 1. 月額契約は、お客様が設定を変更しない限り、利用契約と同一条件で自動更新されます。お客様は、当社所定の方法により、年額契約への転換ができます。
- 2. 年額契約は、お客様が設定を変更しない限り、利用契約と同一条件で自動更新されます。お客様は、当社所定の方法により、月額契約への転換ができます。
- 3. 年額契約を利用する場合、お客様は、予定ユーザー数(以下、「ライセンス数」といいます。)を指定しなければなりません。指定したライセンス数は当該契約期間終了まで有効となり、これを減らすことはできないものとします。
- 4. 年額契約を利用している間、指定したライセンス数より多いユーザーを登録する場合、ライセンス数の変更が必要となります。ユーザーの数が増えた場合、当該ユーザーの使用可能期間はお客様の契約期間終了日までとします。
第7条(利用制限等)
- ① フリープランの機能には、本サービスの機能を一部制限して提供しているものが含まれます。これにより、実際に保存されている情報やデータ等に対して、本サービスにおいて利用可能な範囲が制限されている場合があります。
第8条(契約解約・解除)
- ① お客様は、当社の定める方法で、いつでも当社に対し、本サービスの利用契約を解約する旨の申入れをすることができます。この場合、当社は、法令等の定めに従ってこれを遅滞なく処理しなければなりません。
- ② お客様が月額契約を利用する場合、当社は、お客様の未精算金、遅延利息金及び当該月の利用料金を請求し、お客様はこの支払いを完了しなければ契約解約ができないものとします。
- ③ お客様が年額契約を利用する場合、当社は、お客様の未精算金、遅延利息金、当該月の利用料金及び残余契約期間の利用料金に相当する料金を請求し、お客様はこの支払いを完了しなければ契約解約ができないものとします。
- ④ お客様が前3項の規定に基づき利用契約を解約する場合、関連法令により当社がお客様の情報を保管する場合を除き、当社は、解約に際し、本サービスにかかるお客様のすべてのユーザーのデータを削除します。お客様は、必要な場合には、利用契約解約前に自ら必要なデータをバックアップ等の対応を行うものとします。お客様がバックアップ等を行わないことに起因して生じた損害について当社は一切責任を負わないものとします。
- ⑤ LINE WORKSプラットフォームの利用契約が解約又は解除された場合には、本サービスの利用契約も解約されるものとします。
- ⑥ 当社は、本条に基づき当社が行った行為によりお客様又はユーザーに生じた損害について一切の責任を負わないものとします。
第9条(サービス中断の補償)
- ① 当社は、お客様の利用契約の期間中、LINE WORKSプラットフォーム利用規約第15条に定める場合を除き、本サービスが各月の稼働率99.9%以上で機能し、お客様が利用できるように合理的な努力をするものとします(サービスレベル合意。以下、「SLA」といいます。)。当社がSLAを満たしておらず、かつお客様がSLAに関連する義務を遵守している場合、お客様は下記の補償を受けることができます。この補償は、本サービスのパフォーマンス上の問題又は可用性(availability)の問題についてお客様が有する唯一の権利となります。お客様は、この補償と、その利用料金支払義務とを一方的に相殺することはできないものとします。
- ② SLA及びサービス中断の補償に関しては、次の定義が適用されます。
- 1. 「ダウンタイム」とは、本サービスを利用するお客様のサービス環境でユーザーエラー率が5%を上回る状態を指します。なお、ユーザーエラー率はお客様のアクセスリクエストに対して生じた当社のサーバー側のエラー率に基づいて計測されます。ただし、ダウンタイムには、定期点検等、事前に予定されていたサービス中断は含まれません。また、ダウンタイムには、LINE WORKSプラットフォーム利用規約第10条及び本利用規約第5条に規定されているお客様の義務違反や本条9項に定める場合等が原因でお客様が本サービスを利用できなかった時間は含まれません。
- 2. 「各月の稼働率」とは、各月の合計分数から、各月のダウンタイム分数を減算し、各月の合計分数で割った数値のことです。
- 3. 各月の稼働率に応じて、お客様が受けられる補償の内容は異なります。補償は、以下の補償日数を基に算出されます。
各月の稼働率 稼働率に応じて補償される本サービスの日数(「補償日数」) 99.0%以上 99.9%未満 3 95.0%以上 99.0%未満 7 95.0%未満 15 - ③ お客様は、補償の発生対象となった時点から30日以内に、当社に直接又は本サービスをパートナー企業から購入した場合はパートナー企業を通して、補償に関する請求をする必要があります。これを遵守しなかった場合、補償を受ける権利は失効します。
- ④ 補償は、補償に対する請求をお客様から当社が受領した日(「補償請求日」)において、お客様が実際に購入された本サービスの1ID又は1ライセンスあたりの本サービス月額利用料金又は1ヶ月あたりの本サービス利用料金(以下「基準単価」といいます。)に対して、以下の数式を適用し算出された金額(以下「補償金額」といいます。)とします。
(ひと月の日数が30日の場合)基準単価 x 1/30 x 補償日数 x ダウンタイムが解消した日における本サービスの契約ID又はライセンス数 = 補償金額 - ⑤ 当社は、お客様に対して補償を行う場合、補償請求日が属する月以降に発生する、本サービスの契約ID又はライセンス総数に対する本サービス利用料金の請求時における合計利用料金(以下、「対象請求金額」といいます。)から、該当する補償金額を差し引くことで支払います。なお、本サービスをパートナー企業から購入している場合はパートナー企業を通して、補償金額はお客様に支払われるものとします。当社は対象請求金額から該当する補償金額を差し引くことにより、お客様への補償に対する対応が完了したものとみなし、解約などの理由により、補償請求日が属する月以降365日以内に該当する対象請求金額が発生しない場合は補償の対象外とします。
- ⑥ 前項にかかわらず、対象請求金額が補償金額を下回る場合は対象請求金額を補償金額とします。
- ⑦ 各月の稼働率に応じて、当社がお客様に対して補償する補償日数は、15日間を超えないものとします。
- ⑧ 当社は、合理的な方法で入手可能なあらゆる情報を評価して、補償すべきか否かを誠実に判断し、補償請求日から30日以内に当該請求に対応するよう努めます。お客様は、補償の適用を受けるためには、本利用規約及びLINE WORKSプラットフォーム利用規約を遵守しなければなりません。
- ⑨ サービス中断の補償は、次の要因によるパフォーマンス上の問題又は可用性の問題などは対象になりません。
- 1. 当社が合理的な方法により制御することができない要因によるもの(自然災害、戦争、テロ行為、暴動、政府機関の行為、又は当社データセンター外部のネットワーク障害やデバイス障害など。お客様のサイトにおけるもの、又はお客様のサイトと当社データセンターとの間におけるものを含みますが、これらに限られません。)
- 2. 当社が提供したもの以外のサービス、ハードウェア又はソフトウェアの使用に起因するもの(帯域幅の不足に起因する問題又は第三者のソフトウェアもしくはサービスに関連する問題を含みますが、これらに限定されません)
- 3. 当社が本サービスの使用上の改善をお客様に助言した後に、お客様が助言されたとおりの改善を実施せずに本サービスを使用したことに起因するもの
- 4. 特定の機能の動作に限定して遅延又は問題が生じるもの(通知やファイルのアップロード・ダウンロードの遅延、リンクの展開、検索、アプリの利用に限定した問題などを含みますが、これらに限りません。)
- 5. お客様の従業員、代理人、下請業者、ベンダーもしくはお客様のパスワード又は機器を使用して当社のネットワークにアクセスできる者が許可されていない行為を行ったこと又は必要な行為を行わなかったことに起因するもの、又はお客様が適切なセキュリティ対策に従わなかったことに起因するもの
- 6. お客様が、サポート対象プラットフォームを使用せず、本利用規約に従わず、又は、本サービスの機能に適合せず(サポートされていない操作の実行を試みるなど)、又は当社から公開されているガイダンスに適合しない方法で本サービスを使用したことによるもの
- 7. 誤った入力、命令、又は引数に起因するもの(存在しないファイルに対するアクセス要求など)
- 8. お客様が規定のクォータを超える操作を実行しようとしたこと、又は当社がお客様等の不正行為と疑われる行為を調整したことに起因するもの
- 9. ダウンタイム発生時に無償で提供されているサービス、機能(トライアルサービス、プレビュー版、プレリリース版、ベータ版又はプロモーション等、無償提供したサービス期間等を含みますが、これらに限られません。)の利用に関して発生したもの、その他当社が別途定める場合
附則
2024年11月21日 改定
2024年 1月 5日 改定
2023年 10月 2日 改定
2023年 7月13日 改定
2023年 2月 16日 改定
2022年 4月 1日 改定
2022年 1月 20日 改定
2021年10月 1日 改定
2021年 9月 9日 改定
2021年 5月 11日 改定
2021年 4月 19日 改定
2021年 2月 8日 改定
2020年 9月 24日 改定
2019年 7月 11日 改定
2019年 1月 21日 改定
2018年 4月 19日 改定
2017年 9月 11日 改定
2017年 3月 23日 改定
2017年 2月 2日 改定
2016年 4月 1日 改定
2016年 1月 20日 制定