電話代行の転送とは?仕組み・費用・電話転送サービスとの違いを解説

目次

    電話代行の「転送」とは?|会社の電話が代行会社につながる仕組み

    電話代行とは、会社宛ての電話を外部のオペレーターやAIが代わりに受け、用件を聞き取って担当者へ伝えるサービスです。ここで欠かせないのが「転送」で、会社の番号にかかってきた電話を代行会社の番号へ回す設定を指します。

     

    代表電話に固定電話を使っているという回答は80.2%
    代表電話として利用している手段。固定電話80.2%、携帯電話・スマートフォン32.8%、IP電話・クラウド電話15.3%

    代表電話の手段は固定電話80.2%、携帯電話・スマートフォン32.8%、インターネット回線を使う「IP電話・クラウド電話」15.3%でした(複数回答)。

     

    本記事の調査データは、従業員5〜100名の企業で代表電話の対応・取り次ぎを日常的に行う1,102人への調査に基づきます。

     

    固定電話を代表番号に使っている場合は、まず現在の回線から代行先へ転送できるかを確認しましょう。

    既存の公開番号を変えずに利用するには、転送設定が必要

    名刺やWebサイトに載せている番号を変えずに電話代行を使うには、その番号への着信を代行先へ転送する設定が必要です。転送は電話会社のオプション機能で、固定電話なら「ボイスワープ」などの名称で提供されています。

     

    着信は「お客様→自社の公開番号→代行先」の順に届きます。お客様は普段と同じ番号にかけ、代行先が用件を受け付けます。

     

    この方式では、代行の契約に加えて転送の開始操作が必要です。設定後は、自社の番号へ電話をかけて動作を確かめます。

    電話代行と電話転送は対立ではなく「組み合わせ」であることが多い

    「電話代行と電話転送、どちらにするか」と比較されがちですが、実際には対立するものではありません。転送は着信を別の番号に回す機能で、代行はその転送先で応答するサービスです。

     

    ただし、転送を使わずに代行会社の番号を公開する方式もあります。後述する「逆転送(番号貸出型)」がそれで、この場合は転送設定が不要な代わりに、公開する番号が変わります。

    電話代行と電話転送サービスの違い|どちらを選ぶ?

    電話転送のみの場合は着信を別の番号へ回す機能、電話代行は転送先で人やAIが応答し、会社名や用件を共有するサービス。自社で電話を受ける場合との違いを左右で比較。

    代表電話の対応、外部の電話代行は5.7%・AIは3.3%
    代表番号宛ての電話の対応者。総務・人事・経理36.3%に対し、外部の電話代行5.7%、AI・自動音声3.3%

    同じ調査で代表番号宛ての電話に誰が対応しているかを聞くと、総務・人事・経理が36.3%で最多でした。外部の電話代行・受付サービスは5.7%、AI・自動音声は3.3%と、それぞれ1割未満にとどまります(複数回答)。

     

    これは企業数ではなく、電話対応を行う人の回答割合です。自社でも「電話を受ける場所を変えたいのか、一次対応を任せたいのか」を分けて考えましょう。

    電話転送サービス|着信を別の番号に回す「機能」

    電話転送サービスは、電話会社が提供するオプション機能です。自社の番号への着信を、あらかじめ登録した別の番号へ回します。固定電話のボイスワープのほか、携帯各社やIP電話にも同様の機能があります。

     

    転送の条件は「すべての着信を回す」「話し中や呼び出しても出ないときだけ回す」など、契約によって選べます。外出時に担当者の携帯へ回す、閉店後に別の拠点へ回す、といった使い方が一般的です。

     

    転送はあくまで「鳴る場所を変える」機能です。転送先で出るのが自社の人であれば、電話に出る負担そのものは変わりません。

    電話代行|転送先で人やAIが応答する「サービス」

    電話代行は、転送先で外部のオペレーターやAIが応答し、会社名・氏名・用件などを聞き取って自社へ共有するサービスです。転送のみの場合と合わせて、応答者・用件の共有方法・追加費用の考え方で整理すると、違いがはっきりします。

    ※スマホでは表を横にスクロールしてご覧いただけます

    方式 応答者 用件の共有 追加費用の考え方
    転送のみ 自社の担当者 本人が直接聞く 転送オプション月額+転送区間の通話料
    有人の電話代行 代行会社のオペレーター メール・チャットなどで報告。取次転送型は担当者へ接続 代行月額・超過分+転送オプション月額・通話料
    AIの一次受付 AI音声 聞き取った内容をテキストで通知 受付サービスの料金+転送オプション月額・通話料

     

    転送区間の通話料は通常、自社負担です。無料となる条件の有無も契約先で確認します。代行の月額だけを見て「月いくら」と判断すると、実際の支払いとずれが出ます。

    転送だけで足りるケース・電話代行が向くケース

    電話番のための出社・居残りがあるという回答は42.0%
    電話対応のための出社・居残りの有無。よくある11.1%、時々ある30.9%で計42.0%

    同じ調査では、電話対応のために出社や居残りをすることが「よくある」が11.1%、「時々ある」が30.9%で、合わせて42.0%でした。電話に出るために、働く場所や時間が制約されている人がいることが分かります。

     

    転送だけで足りるのは、場所の制約を外せば済むケースです。外出中でも自分の携帯で出られればよい、着信は1日数件で担当者が決まっている、といった場合は転送オプションが選択肢になります。

     

    一方、出る人の負担を減らしたいなら電話代行が向きます。会議や作業中に着信で手が止まる、営業電話の選別に時間を取られる、出られる人が限られて休みが取りにくい、といった悩みは、転送先を変えるだけでは残りやすいためです。

     

    • 外出先でも自分で出たい → 転送のみ
    • 用件を聞き取って後で確認したい → 電話代行(通知型)
    • 重要な相手はその場でつないでほしい → 電話代行(取次転送型)

    電話代行で使われる転送方式は3種類

    電話代行で使われる3種類の転送方式。通常転送は今の会社番号から代行先へ、逆転送は貸出番号への着信を代行が直接受け、応答後転送は代行が一次応答して担当者へつなぐ。

    電話代行で使われる転送は、「通常転送」「逆転送(番号貸出型)」「応答後転送(取次転送)」の3種類に分けられます。

    通常転送|今の番号への着信を代行先へ回す(最も一般的)

    通常転送は、自社の番号への着信を電話会社の転送機能で代行先の番号へ回す方式で、公開番号を維持したい場合に使われます。

     

    たとえば、取引先が名刺やWebサイトに記載された会社の番号へ電話をかけると、着信はあらかじめ登録した代行先へ転送されます。取引先に別の番号へかけ直してもらう必要はありません。

     

    代行先では、自社に代わって電話を受け、相手の名前や用件を聞き取ります。担当者への報告方法や、どの時間帯の電話を転送するかは、代行会社の対応範囲と自社の運用に合わせて決めておきましょう。

    逆転送(番号貸出型)|代行会社の番号を自社の番号として公開する

    逆転送(番号貸出型)は、代行会社が貸し出す番号を自社の代表番号として名刺やWebサイトに公開し、その番号への着信を代行会社が直接受ける方式です。自社の番号を転送する通常転送とは、公開する番号そのものが異なります。

     

    公開番号をまだ持っていない場合に検討できる方式ですが、番号の貸出条件はサービスごとに確認が必要です。

     

    契約前に、解約後もその番号を使えるか、他社へ移せるかを書面で確認しましょう。使えなくなる場合は、名刺やWebサイトなどの番号変更と、取引先への周知が必要になります。

    応答後転送(取次転送)|代行が一次応答してから担当者へつなぐ

    応答後転送(取次転送)は、代行会社のオペレーターが一次応答して相手の社名・氏名を確認してから、担当者の携帯などへ通話をつなぐ方式です。「用件だけ聞いて報告」ではなく、「必要な電話はその場でつなぐ」点が特徴です。

     

    たとえば、急ぎの問い合わせを担当者へつなぎ、電話に出られなければ用件を聞いて折り返しを案内する、といった対応が考えられます。不在時の案内内容や報告方法は、あらかじめ代行会社と決めておきましょう。

     

    取次転送にかかる通話料が、代行サービスの月額料金とは別に請求される場合もあります。取り次ぐ件数や通話時間によって総額が変わるため、契約前に料金条件を確認しましょう。

     

    通常転送との違いは「誰が転送を行うか」です。通常転送は電話会社の機能で自社から代行先へ回しますが、応答後転送は代行先のオペレーターが人の判断で担当者へ回します。取り次ぎが欲しい会社には便利ですが、担当者が携帯電話に出られる状態である必要があります。

    契約前に確認|転送先に指定できない電話番号がある

    電話会社の転送機能には、転送先に登録できない番号があります。電話代行を契約しても、代行会社が指定する転送先番号を自社の回線で登録できなければ、転送は始められません。

     

    J:COMの固定電話の着信転送に関する公式サポートでは、次の番号を転送先に登録できないと明記しています。

     

    • 110番など、1から始まる3桁の番号
    • 0120・0800などの着信課金番号
    • 0570・0180で始まる番号
    • 国際電話番号
    • 他社が払い出す050番号(一部の050番号は登録可)

     

    これはJ:COMの例であり、すべての電話会社に当てはまるわけではありません。NTT西日本のボイスワープの案内でも、110番などの3桁番号、フリーダイヤル、国際電話などは転送先に指定できないとしています。ただし加入電話ではナビダイヤルを指定できる例外もあり、サービスごとに条件が異なります。

     

    NTT東日本も、加入電話の注意事項で3桁番号や着信課金番号などの制限を示しています。ひかり電話の操作ガイドでは、0120・0800・0570・国際番号などを登録できません。

     

    auひかり電話にも着信転送オプションがあり、一部の050番号などは転送先に指定できない制限があります。

     

    代行会社が050番号を指定する場合は、その番号へ転送できるかが利用可否を左右します。契約前には、次の3点を電話会社と代行会社の両方に確認しておきましょう。

     

    • 自社の回線に転送オプションがあるか、月額と工事費はいくらか
    • 代行会社から指定される転送先番号の種類(050番号か、市外局番から始まる番号かなど)
    • その番号を自社の回線で転送先に登録できるか

    転送にかかる費用|月額と通話料は誰が負担?

    固定系からの発信回数は令和2年度から令和6年度に約43%減少
    固定系発信の通信回数の推移。令和2年度108.6億回から令和6年度61.5億回へ減少

    固定系からの国内発信回数は、令和2年度の108.6億回から令和6年度の61.5億回へ約43%減りました。この統計の固定系は加入電話・ISDN・ワイヤレス固定電話・公衆電話を指し、IP電話や代表電話への着信件数を表すものではありません(出典:総務省「通信量からみた我が国の音声通信利用状況【令和6年度】(概要版)」)。

     

    一方、先の調査では代表電話に固定電話を利用するという回答が80.2%でした。自社の電話を維持しながら代行を使うなら、転送オプションの月額・転送区間の通話料・代行料金を合わせて確認しましょう。

    固定電話の転送費用|ボイスワープは月額500〜800円+工事費に注意

    NTT東日本・西日本の転送サービス「ボイスワープ」は、回線の種類によって月額と工事費が異なります。公式サイトの通常料金を表にまとめました。

    ※スマホでは表を横にスクロールしてご覧いただけます

    回線・提供元 月額(税抜) 工事費 出典
    加入電話ボイスワープ(NTT東日本) 住宅用500円/事務用800円 不要 NTT東日本公式
    ひかり電話ボイスワープ(NTT西日本) 500円/番号 単独で追加する場合、公式サイト申込3,000円・その他4,000円 NTT西日本公式

     

    ※料金は税抜で示しています。回線の基本料と転送区間の通話料は別途かかります。2026年10月2日確認。NTT東日本の加入電話約款・NTT西日本のひかり電話約款で税抜料金を確認しています。

     

    事務用の加入電話は月800円、ひかり電話は月500円です。ひかり電話では、申込方法によって工事費も加わります。

     

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    転送の通話料は「転送する側」の負担|月額無料でもゼロ円ではない

    転送の通話料は、「発信者から自社まで」と「自社から転送先まで」の2区間に分かれます。NTT西日本のボイスワープの説明にあるとおり、前者は発信者の負担、後者は転送する側である自社の負担です。

     

    転送オプションの月額が無料でも、転送区間の通話料まで無料とは限りません。通話料は、契約回線や転送先番号の種類、通話時間、適用される割引などで変わるため、契約先の料金表で確認しましょう。

     

    有料の転送通話料は、電話代行の月額とは別に、転送件数と通話時間に応じて請求されます。代行の料金表だけで予算を組むと、転送区間の通話料を見落とすおそれがあります。

     

    転送した着信には営業電話も含まれるため、営業電話が多い会社ほど転送区間の通話料も増えます。

     

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    電話代行の月額と合わせた総コストの目安

    1日の着信件数は「10〜19件」が最多の25.3%
    1日あたり代表番号にかかってくる電話の件数。10〜19件25.3%、20〜49件22.2%など、10件以上が計61.8%

    先の調査では、1日の着信が「10〜19件」という回答が25.3%で最多でした。10件以上を合わせると61.8%を占めます。

     

    内訳を見ると、5件未満は12.9%、5〜9件は16.8%、20〜49件は22.2%でした。「把握していない」も8.5%あります。

     

    総コストを試算する前に、自社の着信件数を1〜2週間記録しておくことをおすすめします。全着信のうち代行に回す件数(営業時間外だけ、外出中だけ、など)を分けておくと、必要な件数枠が見えてきます。

     

    ここでは、LINE WORKSが提供するAI電話受付サービス「キャッチコール」を例に、受付料金と転送費用の合計を示します。キャッチコールのライトプランは、年間契約で月額8,900円(税抜)、年間1,800件まで受付できます。

     

    NTT東日本の「ひかり電話」基本プランを利用中で、ボイスワープを追加するケースです。キャッチコールから050番号が発行され、その番号へ転送できる場合を想定します。

     

    受付件数は毎月100件(年間1,200件)、転送区間の通話時間はすべて1件1分とします。契約前に、実際に発行される番号への転送可否と適用料金を確認してください。

     

    NTT東日本の公式料金は、ボイスワープが月額500円/番号、050IP電話への通話が3分までごとに10.5円です。1件1分でも1回分の10.5円がかかるため、100件で1,050円となります。

    ※スマホでは表を横にスクロールしてご覧いただけます

    項目 料金・計算条件 月額(税抜)
    キャッチコールの月額 ライト・年間契約/月々払い 8,900円
    受付件数の追加料金 年間1,200件で、上限1,800件以内 0円
    転送オプション月額 ひかり電話ボイスワープ・1番号 500円
    転送区間の通話料 100件×10.5円(全件1分) 1,050円
    合計 受付料金+転送オプション+通話料 10,450円

     

    ※NTT東日本は2027年4月1日から、050IP電話への通話料を3分までごとに12円(税抜)へ改定する予定です。改定後の単価で計算すると、転送区間の通話料は1,200円、合計は10,600円になります。

     

    ※電話代行全体の相場ではなく、上記のサービス・回線・利用量での月額例です。料金単価はキャッチコールのライトプランの料金条件と電話会社の公式料金に基づき、件数・通話時間を仮定しています。無料トライアルや割引は適用していません。

     

    ※既存のインターネット回線・電話回線の基本料や機器利用料など、従来からの回線維持費は含みません。キャッチコールの初期費用は0円ですが、ボイスワープの追加には別途工事費がかかります。導入月は月額費用に工事費を加えて予算を組みましょう。

    転送設定のやり方と3つの注意点

    転送先の登録と開始操作が済んでいないと「代行が始まったのに電話が社内で鳴り続ける」「設定したのに転送先で出ない」といったトラブルになります。全体像と注意点を押さえておきましょう。

    設定手順の全体像|申し込み→転送先の登録→開始操作の3ステップ

    転送設定は、大きく3つのステップで進みます。

     

    1. 転送オプションの申し込み:自社の回線に転送機能がなければ、電話会社に申し込みます。加入電話は工事不要の場合もありますが、ひかり電話は申込方法で工事費が変わります。
    2. 転送先番号の登録:代行会社から指定された番号を転送先として登録します。このとき、前述の「登録できない番号」に該当しないかを確認します。
    3. 転送の開始操作とテスト:電話機の操作や管理画面で転送を開始し、実際に自社の番号へかけて代行先で応答されるかを試します。

     

    電話機のボタン操作や管理画面の具体的な手順は、回線ごとに異なります。NTT西日本のボイスワープの操作ページのように、契約先の公式ページを参照してください。キャリア別の詳しい操作手順は、関連記事「電話転送のやり方を固定電話・スマホ別に解説!設定手順と料金・注意点まとめ」で解説しています。

    注意点|相手へのアナウンス・一部の転送サービスでは使えない場合・話中時の挙動

    相手へのアナウンスは、回線と設定で異なります。NTT東日本の加入電話では、使用説明書によると、発信者向けの音声案内「転送トーキ」と、転送先へ元の番号を伝える「転送元案内」は別の機能です。無条件転送はトーキなしにもできますが、無応答時転送ではトーキが流れます。

     

    NTT西日本の加入電話にも転送時の案内があります。一方、NTT西日本の機能比較とNTT東日本の操作ガイドによると、東西のひかり電話ボイスワープには、転送を知らせるアナウンスはありません。すべての回線で取引先への聞こえ方が同じとは限りません。

     

    転送できる回線・番号の組み合わせも確認が必要です。転送オプションがあっても代行先の番号へ転送できない場合があるため、指定番号を伝えて電話会社と代行会社へ確認します。

     

    話中時や不在時の動作は、契約した機能と転送条件によります。たとえばNTT東日本のひかり電話では無条件・無応答・話中などを設定できます。公式操作ガイドを参照し、通話中・不在・営業時間外の各場面で試験通話をしましょう。

    合わなければ転送設定の解除だけで元に戻せる

    通常転送を使う方式の利点は、合わなかったときに元へ戻しやすいことです。転送を停止すれば、自社の番号への着信は以前どおり社内の電話機で鳴ります。公開番号を変えていないので、名刺やWebサイトの修正も不要です。

     

    ただし、戻せるのは「電話の受け方」であって、代行会社との契約が自動で終わるわけではありません。転送を止めても、契約期間中は月額が発生します。解約手続きと転送の停止は別の作業として、それぞれの手順と期限を確認してください。

     

    また、逆転送(番号貸出型)では、公開した番号が代行会社のものなので、転送の解除では元に戻りません。原状復帰のしやすさを重視するなら、公開番号を自社で持ち続ける通常転送の方式が向いています。

    電話代行・転送サービスの失敗しない選び方|有人かAIかも含めて

    選ぶときの不安はコスト34.6%と「どれを選べばよいか分からない」30.5%
    電話対応のデジタル化での課題・懸念。コスト34.6%、どのサービスを選べばよいか分からない30.5%

    同じ調査では、導入・運用コストへの懸念が34.6%、「どのサービスを選べばよいか分からない」が30.5%でした。初期設定の手間は26.6%、AIで対応できるかという不安は18.7%となっています。

     

    費用だけでなく、必要な応答と設定のしやすさも確認しましょう。まず「何を任せたいか」で型を決め、次に対応時間と料金体系、最後に有人かAIかを考えると、迷いにくくなります。

    通知型か、取次転送型か|「つないでほしい」のか「内容だけ知りたい」のか

    最初に決めたいのは、電話をつないでほしいのか、内容を知りたいだけなのかです。通知型は、代行先が用件を聞き取ってメールやチャットで報告する方式で、担当者は手の空いたときに内容を確認して折り返します。

     

    取次転送型は、代行先が一次応答した後、必要に応じて担当者の携帯へ通話をつなぐ方式です。重要な取引先からの電話にその場で対応したい会社に向きますが、担当者が電話に出られる状態を保つ必要があり、取り次ぎのたびに転送区間の通話料もかかります。

    対応時間と料金体系|件数課金か定額か

    対応時間は、平日日中のみか、夜間・土日も含むかで月額が変わります。自社の着信が集中する時間帯を記録して、必要な時間帯だけを選ぶと無駄が減ります。

     

    料金は、基本料金に含まれる件数と、超過時の課金方法を確認します。「定額」でも無制限とは限りません。月間・年間のどちらで件数を数えるか、追加料金はいくらかを、自社の着信記録に当てはめましょう。

     

    転送区間の通話料が発生する条件も確認が必要です。見積もりを比べるときは、「代行月額+超過分+転送通話料+転送オプション月額」の合計で比較してください。

     

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    有人代行・転送だけじゃない|AIが一次受付する第3の選択肢

    有人の代行と転送のみに加えて、AIが一次受付をする選択肢があります。転送設定した電話にAIが音声で応答し、会社名・氏名・連絡先・用件を聞き取ってテキストで通知する方式です。

     

    先の調査では「AIで対応できるか不安」が18.7%でした。人名や業界用語を聞き取れるか、聞き返しが自然か、必要な用件が通知されるかを実際の電話で試すと、任せる範囲を判断しやすくなります。

     

    AI一次受付が向くのは、営業電話や問い合わせの一次振り分け、営業時間外の受付など、「聞き取って通知してくれれば十分」な電話です。重要な取引先からの電話は人が折り返す、と役割を分けると不安が減ります。

     

    初期設定の手間(26.6%)が気になる場合は、転送設定や受付内容の登録をどこまで支援してもらえるかも確認しましょう。

     

    選ぶときのチェック項目は次の4つです。

     

    • 任せたいのは「取り次ぎ」か「内容の通知」か
    • 必要な対応時間と、月の想定件数に合う料金体系か
    • 自社の回線から、指定される転送先番号へ転送できるか
    • 合わなかったときに転送解除だけで元に戻せるか(番号貸出型でないか)

    電話対応の負担を減らす第一歩は「LINE WORKSキャッチコール」で

    AI電話受付サービス LINE WORKSキャッチコール。今なら1年間無料キャンペーン開催中

    電話代行に任せたいのは、用件の受付までですか。それとも、その場での取次ぎまででしょうか。この記事で紹介した方式の選び方で言えば、前者にあたる「通知型」を選ぶ会社に向けたのが、AI電話受付サービス「LINE WORKSキャッチコール」です。

     

    AI音声が一次受付を担い、相手の氏名・連絡先・用件を聞き取ります。聞き取りが完了した時点で、その内容がLINE WORKSのトークルームまたは指定したメールアドレスに届きます。トークルームに届いた通知は、そのトークルームに参加しているメンバーが確認できます。機能の詳細はサービス紹介ページをご覧ください。

     

    名刺やWebサイトに載せている代表番号を、そのまま使い続けることができます。サービスから発行される連携用番号を、契約中の電話会社が提供する転送機能を使って、代表番号の転送先に設定します。連携用番号の役割は転送先であり、名刺やWebサイトに載せる公開用の番号としては使えません。

     

    取引先はこれまで通りの番号にかけるだけで、転送された電話を社内で最初に受けて氏名や用件を聞き取る工程をAIが担当します。人がまず電話に出て用件を聞く場面を減らしやすくなります。

     

    通知をLINE WORKSのトークルームで受け取ると、参加者であれば誰でも内容を見られ、どの用件を誰が折り返すかを社内で分担できます。担当や折り返しの順番はAIではなく人が判断し、対応状況はLINE WORKS上のステータスやメモで管理できるため、折り返しの重複や抜けを把握しやすくなります。

     

    AIは名前や専門用語を聞き違えることがあります。通知だけで判断しにくいときは録音で内容を聞き直し、必要なら折り返しの際に相手へ確認してください。

     

    転送の設定には回線側の条件があります。J:COM・auひかり電話などでは、条件によって連携用番号へ転送できない場合があるため、導入を決める前に契約中の電話会社へ転送の可否を問い合わせてください。転送先の設定手順や回線の注意点、発信テストの方法は公式FAQにまとまっています。

     

    LINE WORKSキャッチコールの料金プランは、ライト・スタンダード・アドバンストの3つです。代表電話にかかってくる件数に合わせて選べます。

    ※スマホでは表を横にスクロールしてご覧いただけます

    項目 ライト スタンダード アドバンスト
    月額(税抜) 8,900円 14,900円 39,800円
    年間の対応着信数(上限) 1,800件(月150件が目安) 3,600件(月300件が目安) 12,000件(月1,000件が目安)
    利用できる電話番号 1つ 2つ 3つ
    向いている会社 1拠点・少人数のオフィス 複数拠点、または1日10件以上の着信がある 着信の波が大きい、大規模な電話対応

     

    3プランとも機能は同じで、従量課金のない月額固定です。年間契約(月々払いも可)で、利用ユーザー数による追加料金はありません。初期費用は0円ですが、電話会社の転送設定費用と転送通話料は別途かかります。

     

    件数は年間の枠で管理するため、繁忙期に着信が集中しても月ごとの上限を気にする必要はありません。自社の着信件数に合ったプランを選ぶのが基本で、枠を超えそうな場合は、対応着信数を100件単位(10,000円・税抜)で追加することもできます。

     

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    まずは30日間の無償トライアルで、AIの電話受付を試してみませんか。いつもの代表電話から転送を設定すると、AIが用件を聞き取って通知するまでの流れを、実際の着信で確かめられます。トライアル開始後にキャンペーンへお申し込みのうえご契約いただくと、契約開始から1年間、利用料金が無料になります。

     

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    ※キャンペーンのエントリー期限は2027年3月31日です。トライアル開始から30日以内のお申し込みなど、適用には条件があります。

     

    サービス紹介資料は、AIによる一次受付の仕組みや導入方法に関心がある方に向けたものです。用件の通知を受けてから自社で折り返す運用が業務に合うかを、社内で検討する際の材料としてご活用ください。

     

    LINE WORKSキャッチコールのサービス紹介資料をダウンロードする

     

    転送できる回線をお持ちであれば、無償トライアルでは自社の代表番号に実際に電話をかけ、AIの応答から聞き取り完了後の通知、トークルームに参加しているメンバーが折り返すまでの流れを順に試せます。用件を受け付けてから人が対応を決める運用が自社に合うかを、実際の着信で確かめる機会としてご活用ください。

    電話代行の転送に関するよくある質問

    電話転送の電話代(通話料)はいくらかかりますか?

    転送区間の通話料は通常、転送する側(自社)の負担です。金額は契約回線と転送先で異なります。料金表の単価と課金単位を確認し、代行へ回す件数と1件あたりの通話時間を使って見積もりましょう。

     

    転送オプションの月額と通話料は別々に確認します。費用の考え方は本文の転送時の通話料をご覧ください。

    電話を転送したら相手にバレますか?

    回線と設定によります。NTT東日本の加入電話では、使用説明書のとおり、契約時の初期設定は音声案内なしで、無応答時転送を使う場合だけ案内が流れます。一方、ひかり電話のボイスワープは、NTT東日本のひかり電話ガイドとNTT西日本の機能比較のとおり、東西とも転送を知らせるアナウンスがありません。

     

    ただし、応答時の名乗り方や会話から外部受付と分かる可能性はあります。詳しくは関連記事「電話転送のやり方を固定電話・スマホ別に解説!設定手順と料金・注意点まとめ」で解説しています。

    電話代行の利用は違法ではありませんか?

    通常の事業上の電話受付や伝言を委託する利用自体が、直ちに違法になるものではありません。ただし、サービスの内容や利用目的によって確認すべき法律上の条件は異なります。

     

    総務省の犯罪収益移転防止法に関する案内では、事業者の番号を顧客の連絡先として貸し出すなど、法定の条件に当てはまる電話受付代行業者等に取引時確認(本人確認)などの義務を示しています。契約時の確認手続きや個人情報の扱いを確認し、個別の適法性に疑問があれば専門家へ相談しましょう。

    今の電話番号はそのまま使えますか?

    多くの場合、通常転送の方式なら公開している番号を変えずに使えます。自社の番号への着信を代行先へ転送するだけなので、名刺やWebサイトの修正は不要です。

     

    ただし、逆転送(番号貸出型)を選ぶ場合は、代行会社が貸し出す番号を公開するため、現在の番号をそのまま使う方式とは異なります。詳しくは本文の逆転送(番号貸出型)の注意点をご覧ください。

    まとめ|転送の仕組みと費用が分かれば選び方が見える

    電話代行の多くは、電話会社の転送機能で自社の番号への着信を代行先へ回し、そこで人やAIが応答する仕組みです。通常転送を利用できれば公開番号を維持でき、停止操作で元の受け方に戻せます。

     

    費用は、転送オプションの月額、転送区間の通話料(自社負担)、代行の月額の3つに分けて考えると見積もりがぶれません。契約前には、自社の回線から代行先の番号へ転送できるかを、電話会社と代行会社の両方に確認してください。

     

    有人の代行か、AIの一次受付か、転送のみかは、「つないでほしいのか、内容を知りたいのか」で決まります。AIによる一次受付を試すなら、LINE WORKSキャッチコールの資料から検討を始めてください。

     

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