こんにちは!コミュニティ担当の床田です。
3月8日に大阪で開催しました「LWUG in Osaka」キックオフイベントについてレポートしたいと思います。
あれ・・・、最近毎月LWUG開催してない?
そうなんです!
今年に入って、1月から3ヶ月連続でLINE WORKS User Group(LWUG)を開催して参りました。
過去にLWUGは、6月、11月、1月、2月と開催していますが、全て「東京」開催。
「東京」以外の都市でも開催してほしい!というありがたいリクエストを頂き、
この度、大阪で開催することができました!
会場は、協和テクノロジィズ株式会社様のオフィスをご提供いただきました。ありがとうございます。
30席ご用意したのですが、開場後は満席!つまり100%の出席率!
関西のお客様の期待感がひしひしと伝わってきました。
開催挨拶(協和テクノロジィズ株式会社 十河さん)
今回、LWUG in Osakaの開催を主導してくださった十河さんから開催の経緯などについてお話しいただきました。
LINE WORKSの製品のことについて知りたい場合、従来であればメーカー主催のセミナーに参加して情報を入手するというスタイルが一般的でした。セミナーで得られる情報は、下記のようなものが挙げられます。
- メーカー発信の機能に関する最新情報やロードマップ
- メーカーが考える活用方法やベストプラクティス
これはあくまで、メーカーが考えたものであって、ユーザーさん自身に当てはめられることができるでしょうか?良い話ばかりではなく、導入において苦労した点や回避する方法は聞くことができるでしょうか?
現在の市場では、ユーザー主導の時代と言われており、多くの情報を迅速に入手できることができ、多くのサービスから自社にあったものを取捨選択することができます。
その中で本当に信頼できる情報とは何だろうと考えた時、一つは「ユーザーの声」といえると思います。そこで、ユーザー主体のコミュニティは重要な意味を持ちます。
LWUGは、下記のような組織を目指し、発足しました!
- ユーザー主体である自律的な組織
- ユーザー同士で活用方法を共有し、自律改善する
- ユーザーの声をメーカー(製品)へフィードバックする
また、LWUGに参加した際のメリットとして、同じ志の仲間が増え、仲間とのコミュニケーションを通じて質の高い情報を入手することで知見が増え、ユーザー&メーカーも一緒に協創できることが挙げられます!
控えめに言って、最高ですね!!
LINE WORKSをご利用いただいている関西のみなさま、是非、LWUG in Osakaに参加をお待ちしておりますよ〜!
十河さんの講演資料はこちらです。
事例講演① スーパーマーケットチェーンにおける活用事例
(株式会社三杉屋 大朝さん)
次は、兵庫・大阪・京都に20店舗以上展開するスーパーマーケット「三杉屋」の大朝さんから事例をご紹介頂きました。
何と、実際のトーク画面や管理設定などを見せて頂きながらの説明して頂き、会場のみなさんは必死にメモを取られていました。
本レポートでその一部をご紹介します。
トーク
トークルームは、各店舗と各部門(精肉、青果、鮮魚など)毎に作成し、他店舗の同じ部門同士でもコミュニケーションをとっているそうです。
具体的な業務として、ロス廃棄業務での活用例をご紹介頂きました。
仕入れた商品は中を開けて初めて傷みなどがわかることがありますが、その場合商品を破棄することになります。その破棄対象の商品を店舗の担当者が写真に撮り、商品の状態をトークルームで共有し報告しているそうです。そうすることでバイヤーがすぐ確認することができ、素早い対応が可能になったとのことです。
その他、発注業務などでもトークは使われているそうです。
ホーム
本部から全店舗への情報配信はホームを利用されていました。
既読数もチェックすることができるため、例えば全員に必ず通達すべき情報があった際は、未読者をチェックし再配信なども行なっているそうです。
今後の活用方法としては、botでの連携などもお話頂きました。
事例講演② 情報通信業における活用事例
(協和テクノロジィズ株式会社 衣笠さん)
次は、LWUG第1回目からご参加いただいている衣笠さんから、事例をご紹介頂きました。
導入検討のきっかけは「ワークスタイル変革プロジェクト」だったそうです。プロジェクトの中で、業務の洗い出し、職場の課題を抽出したところ、残業、会議の多く時間が長い、部下・後輩の育成の時間がない、他部門が何をしているかわからない等のコミュニケーションの課題だったことがわかり、そこから”早く” ”カジュアルに”コミュニケーションをとるためには「ビジネスチャット」の導入が決まったそうです。
多くのビジネスチャットから、何故LINE WORKSを選定して頂けたのかと言いますと、
「ダントツの使いやすさ」で見たまま使えるという点を強調して頂きました。
そして、導入後の利用者アンケートで、何と97%の方が「業務が効率化した」と回答してくださったとのことです!!
また、LINE WORKS導入後課題あるあるとその解決策を教えて頂きましたので、本記事でも一部ご紹介します。
- 通知が煩雑
- トークルーム毎に通知のON/OFF設定ができることを伝えた
- 既読無視はどう対処すべき?
- 既読になったら読んだとみなすため返事は必要なしとルールを作った
- 時間外にトークが届くんだけど対応すべき?
- 時間指定で通知のOFFができることを伝えた。
- 仕事でスタンプを利用することに躊躇する
- 上司からスタンプを送ることで、躊躇せずにスタンプで会話できるような雰囲気作りをした
- 既存システムとLINE WORKSのカレンダーどっちに情報入れればいいの?
- APIを使って、既存システム側に「LINE WORKS連携」ボタンを作成し、そのボタンを押すと、LINE WORKSのカレンダーから既存システムのカレンダーへ一括取り込みするようにした
- メール誤送信発生
- プレビュー機能、送信保留機能を周知した。
- 添付ファイルは禁止し、Driveにファイルを置いて、共有リンクを送信することにした
この他、実際の利用データ分析結果や今後のプランなども共有頂きました。
LINE WORKS Update情報
(ワークスモバイルジャパン株式会社 床田)
ワークスモバイルジャパンからは、プロダクトコンセプトと2/26にリリースした最新版v2.5での強化ポイントをご紹介しました。
v2.5では、大きな新機能を追加するというよりは、安定したサービス提供のために必要な機能の追加をおこないました。今回の強化ポイントは大きく3つのカテゴリに分けることができます。主な追加機能とともにご紹介します。
1.トークをもっと便利に
・LINEユーザーとのトークルーム名の変更ができる
・写真や画面キャプチャを送る前に画像編集ができる
・トークルーム内で日付などで限定して検索することができる(モバイルのみ)
2.管理者の負担を軽減
・ホームの予約投稿が可能に
・モバイルから管理することができる機能の増加
3.ちょっと不便、を解消
・モバイル版アプリからプロフィールを編集することが可能に
・モバイル版アプリから不在設定が可能に
詳細なアップデート一覧については、こちらをご参照ください。
https://line-works.com/update-info/20190226/
グループディスカッション
3グループに分かれて、参加者同士で情報交換して頂くことを目的に、グループディスカッションを行いました。
テーマは、コミュニティ申し込み時に参加者の方から募集して下記の内容が挙げられました。
- 掲示板、ノートを、どのように活用しているか?
- グループフォルダやDriveを、どのように活用しているか?
- チャットボットの活用事例
- LINE WORKS以外のシステムと連携して活用しているか?
- 組織情報連携機能は使っているか?
このグループディスカッションがきっかけで、LW連携でグループを作り、コミュニティ開催後も情報交換をされているユーザーさんもいらっしゃいます。
セッションは以上で終了となります。
この後は、全員でLWUG in Osakaキックオフ記念で写真撮影をおこないました。
最後に、LWUG in Osaka の実施後アンケートから、ご参加頂いた方からのメッセージをいくつかご紹介させていただこうと思います。なんと、アンケートは満足度100%という結果でした!!
- 実際のLINE WORKSを活用されている企業様のお話をお伺いし、弊社での運用の参考になりました。
- LINE WORKSユーザーとの交流が密にできた。
- グループディスカッションにて、困っていることの共有ができ、解決に向けてきっかけを作ることができた。
LWUGに参加することによって、LINE WORKSという共通項で繋がった異業種の方と交流でき、自分自身では気づかない業務改善方法を得ることができます。
LWUGは、これからもユーザーさん同士の輪を広げ、より良いサービスを提供できるよう、コミュニティの声を大切にしていきたいと思っています。
今後の開催も楽しみにしていてください!
- ※ 本掲載記事の内容は投稿当時の情報となり、2022年4月1日に改定された新料金プランとは一部異なる内容を含む場合があります。