「LINE WORKS上でドキュメントが作れる」
この一言だけで使いたいと言っていただけるお客様が増えています。
株式会社ビズオーシャン
市場開拓部 部長 佐藤健太郎 様
こんにちは、LINE WORKS です。
皆さんは「SPALO」というサービスをお耳にされたことはございますか?
SPALOとは、株式会社ビズオーシャンが提供する、チャットボットサービスと音声AI技術を活用しスマートフォン内でBOTと会話することで、ビジネスドキュメントの作成やCRMなどのシステムへの情報入力が出来るLINE WORKSのプラットフォーム上でビジネスドキュメントが作れる、連携ソリューションです。
弊社は先日、11/5に連携ソリューションパートナー6社様との合同セミナー「秋のソリューション祭り」を実施したのですが、その際にご登壇いただいたSPALOの佐藤健太郎さんを今回はお呼びし、SPALOに関するインタビューをさせていただきました。
まず、SPALOのサービス概要についてお聞かせください。
ご紹介いただいた通りですが、SPALOとは、チャットボットと音声AI技術で報告書の様なドキュメントが作れる、いわば“対話型AIドキュメント作成”とでも呼ぶようなサービスです。仕組みとしては、ユーザーが発した音声をスマートフォンの自然言語処理機能でテキストに変換し、そのテキスト文章をエクセルやワードなどの書類のフォーマットに合わせて正しいセルにマッピングする、という構造でドキュメント作成がおこなえます。もちろん、CRMなどのデータ活用ソリューションにも応用できます。
具体的にはどういうイメージで使われているのでしょうか。
◆利用シーンは?
利用シーンとしては、①営業マンの商談報告書と、②現場作業員の作業書作成、この2つがメインですね。
その他でいうと、書式ごとに細かく分かれますが、「業務日報」・「運転日報」・「点検チェックリスト」・「アンケート収集」・「介護報告書」などが適しています。
◆それはどのような利用背景からきているのでしょうか?
この3つの背景が特にお客様からお聞きする声として特に多いです。
- SFAやCRMへの入力作業がスタッフの負担となっている
- 報告書を書くために帰社しており、残業が増えている
- 客先対応した後に報告書を書く時間や余裕がなく、報告がなかなか上がってこない。
SPALOは他のツールと比べ、どの点で優れているんでしょうか。
まず、我々が考えるSPALOの解決する課題についてお伝えすると、こういうことだと考えているんです。
- 報告手段がPCのみのため、帰社しなければ作業が出来ない。
- 移動時間や待ち時間等の隙間時間を活用出来ていない。
- テンプレートが定まっておらず、報告内容が個人に委ねられている。
- スマホで作業できる環境はあるが使いにくく、結局PCを開いて作業している。
世の中、使用するデバイスがPCからスマホにシフトしてきているのに、実際のところ、まだまだ多くのビジネスマンがPCですべての業務を済ませようとしているんです。その背景には、セルをいちいち指定して小さいキーボードを一つ一つクリックしなければならないスマートフォンならではの「入力方法の面倒臭さ」にも要因があると思っていて。
SPALOは、入力インターフェイスが「チャット」形式のため、対話をしながら誰でも簡単に入力ができるんです。フリック入力が苦手な方や、そもそもスマートフォンでの入力方法がよく分からない方でも、チャットの質問に答えるだけなら簡単に使えます。結果的に、SPALOがあることによって、移動時間などのPCが使えない環境で生じていたムダな隙間時間を、生産時間に変えることができるようになります。スマートフォンならではの入力のしやすさを追求したサービスだからこそ、従来のPC環境では生み出すことのできなかった新たな形での生産性向上がSPALOでは期待できるんです。
LINE WORKSと連携した結果、どのような効果が得られましたか。
何より、「LINE WORKS上でドキュメントが作れる」という一言で、多くの法人企業様が関心をもってくださるようになったことです。LINE WORKSを導入している企業様のほとんどは、すでにスマートフォンで社内業務を効率化することに意欲的、という前提があります。
前述の様に、弊社はチャットインターフェイスをベースにSPALOを提供しているので、スマートフォンでの業務効率化という課題を既に認識している企業様に+αのソリューションとしてご提案できるのは大変心強いです。
実際、この一言で出展イベントなどでもすぐにサービスの特長をご来場者様に説明できるようになり、商談に繋がる機会や、ご紹介いただける機会も増えました。
SPALOの今後の展開方法についてお聞かせください。
我々は、法人向け、個人向けの両方に向けて同時にサービス展開しておりますが、特に現在力を入れている法人向けの領域においては、法人企業様に向けた「入力簡易化ソリューション」としてのご活用を推進しています。
昨今、労働生産性の向上という切り口で「データを活用するソリューション」は増えてきておりますが、その一段階前のステップである「入力者の作業ストレスを軽減するソリューション」はまだまだ国内ではサービスとして数が少ないと思うんです。
弊社は、データ活用ソリューションの効果を最大化すべく、その様なソリューションを使いこなすビジネスマンが、より早く、より楽にデータを入力できるようなアシストをする役割を担いたいと考えております。その様な観点で、クラウドを活用する法人企業様向けの「入力簡易化ソリューション」としての展開を積極的におこなってまいりたいと思います。
佐藤様、この度は貴重なお時間をいただきまして誠にありがとうございました。
今後の参考にさせていただきます。引き続きLINE WORKSを、よろしくお願いいたします。
またデモ動画もこちらで公開しています。
音声入力でドキュメント作成が簡単にできる様子をぜひご覧ください。
- ※ 本掲載記事の内容は投稿当時の情報となり、2022年4月1日に改定された新料金プランとは一部異なる内容を含む場合があります。