離職率20%減、求人広告費30%減、ママさんパート社員が活躍するPC教室の秘訣【LWUG勉強会レポート】

2020.07.02

こんにちは。LINE WORKSのLWUG担当の田中です。

625日(木)に、LWUGにて、LINE WORKS勉強会を開催しました。

雇用における多様性が進み、さらにコロナの影響で、より「働き方」に変化が起こった昨今。その中で、経営者は「従業員がいかに満足して働けるか」をより一層考える必要があるのかもしれません。

今回のLWUGでは、株式会社PRiDE(プライド)代表取締役会長の白石様に「離職率20%減、求人広告費30%減、ママさんパート社員が活躍するPC教室の秘訣」をお話しいただきました。

今回も勉強会の様子をレポートします。

 

 

ママさんパート社員が活躍する会社とは?

PRiDE社は、栃木県に本拠地におき、パソコンスクール事業やITツールを活用した業務改革のコンサルティング事業などさまざまな事業を展開しています。

PRiDE社では、13年前の創業当時からママさん社員を積極採用しており、非常に多くのママさんたちが活躍されています。

 

 

ママさんが働く職場、考えるべき「働く環境」とは?

平均すると1〜2人のお子さんがいらっしゃるママさんたちが活躍するPRiDE社。そこには、さまざま課題がありました。

店舗それぞれが離れており、毎回実際に顔をあわせて情報共有の場をつくることが難しい。

そのような点から、白石様はビジネスチャットツールの重要性を実感したそうです。

また、ママさんパート社員たちに、長く勤めていただくため「プライベートと仕事をきちんと棲み分け、いかにママさんたちのプライベートを守ってあげられるか」を考えられたとのことです。

そのような背景からLINE WORKSを導入され、課題に対してどのように活用されているかご紹介いただきました。

 

 

離れた店舗どうしで情報共有。さらに働くママさんのプライベートを守るためにどのようにLINE WORKSを使ったのか?

「どのようにしたら情報共有をしやすくなるのか」「どうしたらお子さんがいるママさんにとって働きやすい環境をつくれるか」を重点的に考えられたそうです。

①テーマごとにトークグループを作り、そのテーマに即した内容をトークで会話します。そのことにより、「あれどこで話したっけ?」など、情報の錯綜がなくなります。

 

②パート従業員さんが多いので、必ず「設定をしてください」とこちらからお願いしています。

 

③社労士さんや会計士さんもLINE WORKSを使い、外部連携により様々な情報を共有しています。LINE WORKSにより、外出先で就業規則などを見ることができます。

 

 

例えば、領収書の書き方は、経理が従業員の方々に掲示板を使い伝達しています。トークで流れてしまったら困ることや一定期間残したい内容は掲示板を活用しています。個人ベースで既読・未読が確認できるため、見ていない人へのアプローチをしています。

 

 

①名前を選んでトークを始めるのではなく、顔を見てトークを選んでもらうなど、感覚的にトークをしてもらうためにプロフィール写真を設定しています。新しい人は、まだ顔写真がないので、気付くことができます。

 

②名刺にLINE WORKSのQRコードを入れることによって、例えば先方がLINEを使っていれば、読み取っていただくだけで外部連携機能によってその場でつながることができます。電話番号のみお伝えした場合、電話帳に登録してない知らない電話番号から電話がかかってきた時には出ないとがあります。その場で相手とつながれて、つながったらスタンプを送れば良いので、営業ツールとして重宝しています。

 

 

 

①コロナに関してテーマ別にトークルームやグループを使っています。

コロナの影響でお子さんが学級閉鎖になった方は休まなければならないのでシフト調整の必要があります。そのため、緊急のシフトの調整のグループがあります。流れて欲しくない情報は掲示板を活用しています。

 

②出勤前のスタッフのスタッフの体温チェックを行なっています。出勤前に「37度以上の人」「37.5度以上の人」などの選択肢を作り、毎日出勤前に投稿してもらっています。

全員の体温など個人情報なので、管理者だけがアンケート結果が分かるようにしました。

 

 

経営者が語る、従業員への思いと今後の展望は?

 

 

今調整中ですが、就業規則にLINE WORKS使用時の注意事項を入れようと思っています。

LINE WORKSを使ったことない人が困惑しないようにということが目的です。

会社の方でルールにすることによって、入社時の心の準備とかもできるんじゃないかなと思いました。

使う上でたくさん失敗した経験をもとに、LINE WORKSの運用ルールをつくりました。

夜トークを送ると相手はどんな気持ちになるかなど、従業員が良い気持ちにならなかったなど反省点を振り返ってこうなりました。

チャットでもいつも「!」が多い人なのに、急に「。」しか打たなかったりすると、「このやりとりは、良くなかったことなんだな」って把握できます。チャットはそこがわかりやすいです。

 

 

今後のLINE WORKS活用予定は?

 

手書きの文字や文章が記載されてる書類の写メを撮ってトークルームに投稿すると3〜5秒くらいで文字起こしできる「ばりぐっどくん」で何かできないか探しています。チャットボットというと難しいのではないかと思いますが、意外と簡単にできました。

 

ばりぐっどくんの詳細はこちらからご覧ください

 

 

登壇者と話せる交流会!

今回、LWUGではいつものランチタイム30分勉強会とはまた違った雰囲気の勉強会を開催。

さらに、勉強会後は一部の参加者とともに、登壇者との交流会の時間を儲けました!

LINE WORKSの活用方法や働く現場におけるご相談など、あっという間の1時間でした。

 

 

最後に

今回もたくさんのご質問をいただき、少しでも参加者の方にとって何か得られるものがあれば嬉しいです。当日のご質問はLINE WORKSコミュニティに投稿していますのでぜひご覧ください。

白石様、ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!

 

次回の勉強会は7月7日です。次回は「【LINE WORKS 30分ランチ勉強会】この操作方法知ってる?意外と便利なトーク操作集!」というタイトルで、普段、皆さんが利用しているLINE WORKSのトーク機能で、意外と知られていない操作方法などをご紹介します。ぜひご参加ください。

【LINE WORKS 30分ランチ勉強会】この操作方法知ってる?意外と便利なトーク操作集!

それではみなさん、またお会いできる日まで。ドロン!

  • ※ 本掲載記事の内容は投稿当時の情報となり、2022年4月1日に改定された新料金プランとは一部異なる内容を含む場合があります。