みなさん、こんにちは。
ワークスモバイル セールスプロモーションの田草川です。
突然ですが、
会社で使用される「チャットツール」「コミュニケーションツール」といえば、みなさん、何を想像されますか?
Microsoft Teams?Googleのハングアウト?LINE WORKSって出て来たら嬉しいですね(笑)
ここ近年では、ビジネスチャットの導入を本格的に検討・導入する企業様も増え、さまざまなチャットツール・コミュニケーションツールが提供されています。
そして、プライベートで利用率の高いLINEが、実は社内やお客様とのコミュニケーションに使われるというケースも増えてきています。
さまざまなチャットツール・コミュニケーションツールがあると、企業として何を導入すればよいのか?!なかなか判断が難しいものですよね。
今回は、LINE、Slack※、LINE WORKSを見事に使いこなしている、ワークスモバイルの兄弟会社であるLINE株式会社(以下、LINE社)に訪問して、どのように使い分けているかインタビューしてきました!
※Slack…Slack Technologies, Incが提供しているチャットツール
新宿ミライナタワーに本社を構えるLINE社。従業員数は約2,000名で、海外拠点にもLINEのサービスを支える開発メンバーが数多くいます。
そんなLINE社では、自社サービスである「LINE」はもちろん、エンジニア向けチャットツールの「Slack」と、グループウェア機能も備えた「LINE WORKS」をそれぞれ導入して利用しています。
3つのコミュニケーションツールが利用できるLINE社の社内では、普段の業務の中でいったいどのように使い分けているのでしょうか?
今回は、LINE社のEnterprise ITセンター ITサポート室 室長 蒲池さんにお話を伺いました。
本ブログでは、取材後記のような、カジュアルな視点で綴ってみようかと思います。
導入事例の詳細ページでご紹介しています。詳しくはこちら
まずはSlackについて。
「エンジニアと言えばSlackは使えないと」が常識になっているSlackは、やはりエンジニア同士のコミュニケーションにぴったりだそう。海外にも開発メンバーが多く、グローバルで使えるSlackがとても活用されています。
また、Slackの特徴としては「オープンに会話ができる」こと。
疑問があるときに「誰でもいいから知っている人教えて」というような投げかけをするなど、オープンでカジュアルな内容はSlackが使いやすいとのこと。
続いてLINEについて。
実は個人がこれまで使っているLINEをそのまま仕事でも使用するケースが多いそうです。(個人の裁量に任せているけど、会社から別途会社用スマホを支給したり、会社用のLINEアカウントを提供したりはしないそうです)
入社時に、全社員が閲覧できる会社のアドレス帳のプロフィールにLINE IDを登録するよう人事から推奨しているとのこと。
理由は、「LINEは災害時などの緊急連絡ツールとして使用するから」だそうです。(さすがです!)
ちなみに、後でアドレス帳を見せてもらったら取締役もLINE IDをプロフィールに入れていました!ちょっとドキドキしますね。
入社時にLINE IDの公開については説明しているため、わかりにくい名前やプライベート感満載のプロフィール写真は入社までに更新することをやんわり推奨しているそうです。
余談ですが、40代はLINE IDをアドレス帳に登録することに抵抗がなく、最近入社する若い世代には、LINE IDを登録することに多少抵抗を感じている様子とのことです。
年代が若くなるにつれて「LINEはプライベートなもの」という認識が強いということなのでしょうね。
ただし、LINEはプライベートな繋がりも存在する世界ですから、個人情報や社外秘を含む情報のやりとりは禁止されています。
特に個人情報を多く扱う部署では明示的に業務でLINE使用禁止としているところもあるそうです。
そんなときはLINE WORKSが登場します!
LINE WORKSは、会社のグループウェアとして導入されているので、全社的なお知らせはホームやメールを使い、個人間のやりとりはトークを使う、など業務のあらゆるシーンで活用しています。
監査ログも取れ、セキュリティも担保されている面と使いやすいUIから、社外秘の情報を多く取り扱うバックオフィスからの情報伝達に活用されているそうです。
少し話は逸れますが、毎月多くの新入社員がいるLINEでは新入社員から全社に向けてメールで挨拶をしてもらっているのだそうです。
これは、入社時に顔をあわせることができない先輩社員たちに覚えてもらうだけでなく、本人から自己紹介をしてもらうことで、性格や趣味などがわかるため、部活動やサークルからの声がかかりやすくなるということでした。
また、同期の人たちを集めたグループトークルームを作成し、違う部署で採用された同期同士でも仲良くなれるコミュニティの場も会社がしっかり提供していました。
多くの従業員が働く企業の中で、どうしたら早く新入社員が馴染めるか、人事としての配慮が伺えました。
コミュニケーションを大事にしている会社ならでは、ツールをうまく活用してるなと感じました。
最後にSlackとLINE WORKSについて違いを伺うとこんなコメントをいただきました。
「Slackはオープンスペースで雑談も交えた打ち合わせの場で、LINE WORKSは1:1や目的を持ったメンバーによる会議室での打ち合わせ、そんなイメージです。」
Slackはエンジニアにとって必要な機能がそろっていて、オープンスタイルでコミュニケーションがとれるツール。
LINE WORKSはエンジニア以外でも使いやすく、人事・経理・総務などの事務的なやり取りから機密情報を含んだクローズドなコミュニケーションに向いているツール。
LINEは、SlackやLINE WORKSを見れないときでも確実に見てくれるツール。
生活に馴染んでいるからこそ、仕事でもプライベートに近い内容のやりとりや、そもそものLINEの生い立ちエピソードにもなっている有事の際における安否確認に使われているのです。
安否確認といえば、、
LINE WORKSは、LINEの特性を引き継いでいるため、既読確認に関しては優れものだと自慢できます。笑
少しだけご紹介すると
*複数人のグループトークにおいて、未読・既読の確認がメンバー単位で可能
*ホーム(掲示板)における投稿内容の既読確認機能は未読メンバーに対して再通知が可能
*メールでは、送った相手がメールを開封したかどうかの送信確認が可能
などなど
気になった方はこちらへ!社員ブログ「LINE WORKSでできる安否確認の3つの方法と地震発生時の活用事例」
メールより気軽、電話より確実なチャットツール・コミュニケーションツールの活用は、これからのみなさんの働き方をきっと変化させ、業務をもっと効率化させてくれます!
みなさんも是非コミュニケーションツールを取り入れてみてください。
最後までお読みくださりありがとうございます。
LINE株式会社 導入事例はこちら
※掲載している内容、所属や役職は取材を実施した2018年9月13日当時のものです。
- ※ 本掲載記事の内容は投稿当時の情報となり、2022年4月1日に改定された新料金プランとは一部異なる内容を含む場合があります。