サブメールドメイン機能とは?
サブメールドメイン機能は、みなさんが普段LINE WORKSにログインする際に使用しているプライマリ(主)ドメインを使ったLINE WORKSのメールアドレスとは別に、メールの送信・受信を行うための追加メールアドレス機能になります。
例えば、普段、LINE WORKSのログインに使用しているメールアドレスが
「sample@worksmobile.com」だとした場合、サブメールドメイン機能を使い、新たに
「worksmobile-sub.com」というドメインを登録すれば、「sample@worksmobile.com」のメールアドレスに加えて、「sample@worksmobile-sub.com」のメールアドレスでもメールの送信・受信ができるようになります。
また、これらのメールアドレスを使い分けるためにLINE WORKSを一度ログアウトし、再度、別のIDでログインしなおすという手間が必要ありません。1つのアカウントで複数のメールアドレスを使い分けることができます。
サブメールドメイン機能はどんなときに使うの?
サブメールドメイン機能を使う主なケースとしては、社内と社外でメールアドレスを分けて使われている場合があります。企業様によっては、社名よりも市場で展開している製品ブランド名のほうがより広く認知されている場合もあります。このような企業様では、会社名のドメインと製品ブランド名のドメインを両方所有しているケースもあり、サブメールドメイン機能を使うことで両方のドメインを有効に活用できます。
例えば、ワークスモバイルホールディングス株式会社という会社(ドメイン名は「worksmobile-hd.com」とします)が”ワークスモバイルワン”というブランド名(ドメイン名は「worksmobile1.com」とします)で製品を展開していたとします。
この場合、サブメールドメイン機能を使えば、社内ではワークスモバイルホールディングスのメールアドレスである「xxxxxx@worksmobile-hd.com」を使いコミュニケーションを行い、社外の人とは市場で一般的に認知されているブランド名である”ワークスモバイルワン”のメールアドレス「xxxxxx@worksmobile1.com」を利用することができます。
このように、サブメールドメイン機能を使い、特に外部の方と接する機会が多い営業スタッフや広報スタッフなどのメールアドレスにブランド名が入ったドメインを使うことで、ブランド認知をさらに高めることもできます。
サブメールドメイン機能を使うには?
サブメールドメイン機能を使うには、まず管理者画面でサブメールドメインに使うドメインの登録が必要です。ドメインの登録は管理者画面の 基本設定>ドメイン管理より「ドメインの追加」ボタンを押して行います。
次に、登録したサブメールドメインに対して、メールを受信するためにMXレコードの設定作業が必要になります。MXレコードの設定につきましては、ヘルプセンターの「MXレコードの設定」をご参照ください。
「ドメインの追加」ボタンを押して、サブメールドメイン機能で使うドメインを追加します。
サブメールドメインは複数登録が可能です
管理者画面でサブメールドメインの登録およびMXレコードの設定が完了すれば、サブメールドメインを使うことができます。
では、実際にLINE WORKSでメールを送信するとき、および受信したときに、どのようにサブメールドメイン機能を使うのか見てみましょう。
送信時はメールを作成する際に、下記イメージのように送信者(From)に表示されるメールアドレス一覧からサブメールドメインのメールアドレスを選択してメールを送信することができます。
メール作成時、送信者(From)のリストに表示されるメールアドレスから選択します
次に受信時ですが、サブメールドメイン宛に送信されたメールは件名で判別できます。
ブラウザ版ではサブメールドメインのメールアドレスが、モバイル版はサブメールドメインのドメイン名がそれぞれメールの件名に表示されます。
ブラウザ版はサブメールドメインのメールアドレスが件名の前に表示されます
モバイル版はサブメールドメインのドメイン名が件名の下に表示されます
サブメールドメイン宛のメールは、LINE WORKSメールのフィルタ機能を使い、専用のフォルダに自動的に振り分ける設定にしておくと便利です。
サブメールドメイン機能の注意点
サブメールドメインはプライマリドメインと異なり、ログイン時のIDとして使うことはできません(サブメールドメインのメールアドレスを使ってLINE WORKSにログインすることはできません)。
以下に、プライマリドメインのメールアドレスとサブメールドメインのメールアドレスの違いについて表にまとめてみました。
複数のメールドメインを所有しており、1つのアカウントで複数のメールアドレスを使い分けたい方は、ぜひ、サブメールドメイン機能を使ってみてください!