目次
その帳票まだ手入力?LINE WORKS OCRが解決するアナログ業務の課題

請求書や発注書などの紙帳票を手入力していると、月末月初にはどうしても残業が発生しがちです。また、手入力はミスもつきものです。
ここでは、帳票処理にまつわる非効率な手作業の課題を考えてみましょう。
請求書・発注書…月末月初の残業は「帳票処理」が原因だった
経理や営業事務の担当者にとって、月末月初は大量の帳票との戦いです。
取引先からFAXやPDFで送られてくる請求書や発注書を、一枚一枚システムに手で入力する作業は、膨大な時間を要します。
特に、業界の慣習で紙やFAXでのやり取りが多い場合、このアナログな業務フローがボトルネックとなり、残業が常態化してしまいます。
担当者がひとりで抱え込んでしまうと業務が属人化し、その人が休むと業務全体が滞るというリスクも抱えています。
ヒューマンエラーと確認作業の無限ループから抜け出せない
手入力作業には、ヒューマンエラーが付き物です。品番や数量、金額の入力ミスは、後々の大きな手戻りやトラブルに繋がりかねません。
そのため、入力後には別の担当者によるダブルチェックが必須となり、さらに時間と人件費がかかります。
「入力して、確認して、修正して、また確認して…」という作業の繰り返しは、担当者の精神的な負担を増大させるだけでなく、企業全体の生産性を著しく低下させる原因となっています。
単純なデータ入力作業に貴重なリソースを割き続ける現状は、多くの企業にとって大きな課題です。
帳票の読み取り・データ化する「LINE WORKS OCR」とは

上記の課題を解決するのがLINE WORKS OCRです。LINE WORKS株式会社が提供するAI-OCRサービスで、紙帳票や画像の文字情報を自動で読み取り/データ化します。
手入力を大幅に削減し、業務のデジタル化を強力に支援します。
LINE WORKS OCRの3つの強み:高精度・低コスト・多種多様な帳票に対応

- 高精度: 世界最高水準のAI技術により、活字はもちろん手書きや複雑なレイアウトの文字も正確に読み取ります。
- 低コスト: 初期費用0円:1枚あたりの枚数課金制を採用。項目数が多い帳票でも料金が膨らまず、ランニングコストを抑えられます。
- 多種多様な帳票に対応: 定型・非定型問わず、注文書・請求書・領収書・報告書・アンケートなどあらゆる形式の帳票を正確に読み取り可能。運用形態や文書構造に合わせて、適切なOCR機能を選択できます。
クラウドですぐ使える「Reader」とシステム連携できる「API」

LINE WORKS OCRは、利用環境に合わせて2つの提供方法があります。どちらを選ぶかによって、導入の手軽さや機能の拡張性が異なります。
| 提供方法 | 特徴 | こんな企業におすすめ |
| LINE WORKS OCR Reader | ブラウザ上で手軽に操作できるクラウドアプリケーション。プログラミング不要で、誰でもすぐに利用を開始できます。読み取ったデータは主にCSV形式で出力します。 | ・まずは手軽にOCRを試したい ・専門知識がなくても簡単に使いたい ・読み取ったデータを手動でシステムにインポートしている |
| LINE WORKS OCR API | AI-OCR機能を自社の業務システムやサービスに直接組み込めます。データ化からシステム登録までを完全自動化でき、柔軟な開発が可能です。 | ・既存システムとシームレスに連携させたい ・帳票処理の全工程を自動化したい ・自社サービスにOCR機能を付加価値として加えたい |
【帳票タイプ別】3つのOCR機能を使いこなす
LINE WORKS OCRには、帳票の種類に応じて3種類のOCR機能が用意されています。それぞれ得意分野が異なり、定型フォームから非定型フォームまで幅広くカバーします。
ここでは、Template OCR・特化型OCR・General OCRの特徴を紹介します。
Template OCR:決まったフォーマットの帳票を確実にデータ化

Template OCRは定型レイアウトの帳票向けのOCRです。あらかじめ代表サンプルで帳票レイアウトを登録し、読み取りたい項目フィールドを指定します。
そのフォーマットに沿った帳票であれば、必要な箇所だけを高精度にデータ化可能です。(例:申込書、報告書、納品書など)
特化型OCR:請求書・領収書・注文書なら設定不要で自動認識

請求書や領収書、注文書など特定の帳票には、事前設定不要で使える特化型AI-OCRがあります。
画像を読み込むだけで、日付・金額・取引先名など必要な項目をAIが自動解析してデータ化。テンプレート登録の手間なく、すぐに使い始められるのが魅力です。
General OCR:罫線のない表や報告書もそのままテーブルデータに

General OCRは非定型の帳票やテーブルデータの読み取りに適しています。書類内のすべての文字を余すことなくデータ化し、表が含まれていればそのまま表形式で抽出可能です。
罫線のない報告書や名簿なども、画像上の配置を解析して正確にテーブルデータ化できます。
なぜここまで高精度?LINE WORKS OCRの認識技術
LINE WORKS OCRが高精度を誇る理由は、その高度な文字認識技術にあります。活字・手書きの両方に対応し、普通は難しい要素も正確に読み取れるのが特長です。
ここでは、その認識技術の強みを2つ紹介します。
活字・手書きはもちろんチェックボックスや枠外の文字も認識
LINE WORKS OCRは活字だけでなく手書き文字も高精度に認識します。
さらに、通常のOCRでは見落としがちなチェックボックスのチェック有無や、枠からはみ出した文字もしっかり読み取ることが可能です。
「○」で囲まれた文字など特殊な記載もAIが判断します。
FAXの傾き・汚れ・シワもAIが補正して読み取る
従来のOCRでは読み取りが難しい状態の悪い画像も、LINE WORKS OCRならAIが補正して読み取ります。
例えば、FAX送信で生じる傾きやかすれ、折りシワや汚れがある書類でも問題ありません。スマートフォンで撮影した写真からでも、高精度に文字を認識できます。
読み取った後のデータ活用法

OCRでデータ化した後、そのデータをどう活用するかが次のステップです。
LINE WORKS OCRは柔軟なデータ出力が可能で、既存システムへの取り込みや自動化ツールとの連携も簡単です。ここでは、3つの代表的な活用方法を紹介します。
CSV出力で会計・販売管理システムへ簡単インポート
LINE WORKS OCRで読み取ったデータは、CSV形式で出力できます。そのCSVファイルを使えば、会計ソフトや販売管理システムなどへデータを簡単にインポート可能です。
これまで手入力していた取引先情報や金額、日付なども、一括でシステム登録でき、業務効率が大幅に向上します。
RPA連携で定型業務のさらなる自動化を実現
データ入力のさらにその先、定型的なPC操作を自動化したい場合にはRPAとの連携が有効です。
LINE WORKS OCRは、データ化した情報をRPAツールに受け渡す起点となります。
具体的には、OCRで読み取った請求書情報をもとに、RPAが会計システムにログインして支払処理を行ったり、注文書データから在庫確認と発注メールの自動送信を行ったりといった連携が可能です。
「OCRでデータ化」し、「RPAで処理する」という組み合わせにより、人が介在する作業を極限まで減らし、業務の自動化へと近づけることができます。
API連携でデータ化からシステム登録までを自動化
最もシームレスで高度な自動化を実現するのが、APIによるシステム連携です。
APIを利用することで、LINE WORKS OCRの機能を自社の基幹システムや業務アプリケーションに直接組み込むことができます。
例えば、取引先からメールで受信したPDF形式の注文書をシステムが自動で検知し、APIを通じてLINE WORKS OCRに送信します。
データ化された注文情報が自動で販売管理システムに登録される、といった人の手を介さない業務フローを構築できます。
LINE WORKS OCR気になる料金は?初期費用0円からのスモールスタートが可能

新しいツール導入では費用も気になるところです。しかしLINE WORKS OCRなら初期費用0円で始められ、使った分だけの課金でスモールスタートが可能です。
「まずは試してみたい」「費用対効果を検証したい」という企業でも気軽に導入を検討できます。
ここからは、LINE WORKS OCRの料金プランについて解説します。
安心の枚数課金制プラン
LINE WORKS OCRの料金は、基本的に読み取った帳票の枚数に応じて課金される従量課金制です。
毎月の処理枚数が少ない場合でも無駄なコストが発生せず、繁忙期などで利用枚数が増えた場合も柔軟に対応できます。
多くのOCRサービスが読み取り項目数で課金するなか、LINE WORKS OCRは1枚単位でのシンプルな料金計算なので、ランニングコストの予測がしやすい点も安心です。
帳票の種類や枚数で選べるプラン
LINE WORKS OCRは利用するOCRタイプや月間の利用枚数に応じて最適なプランを選択できます。
例えば、定型帳票向けのTemplateプランでは1枚あたり約3.3円と非常に低価格です。
非定型帳票も扱えるGeneralプランなら1枚あたり約5.5円になり、初期費用も0円。大量処理にも小規模導入にも柔軟に対応できる料金体系と言えるでしょう。
【導入事例】LINE WORKS OCRで帳票処理の効率化に成功した企業の声
最後に、LINE WORKS OCRを導入して帳票処理を効率化した企業の事例をご紹介します。
紙の伝票処理に追われていた現場が、OCRの導入でどのように変化したのか、具体的な声を見てみましょう。
クラウドFAX×AI-OCRで伝票処理を80%効率化!基幹システムへの手入力を大幅削減

青果卸売業の株式会社フレッシュ青果様では、クラウドFAX経由で届く注文書の処理にLINE WORKS OCRを活用。注文処理の効率が80%アップし、基幹システムへの手入力負担を大幅に削減できました。
約4万件/月の注文書のうち半数以上をOCRでデータ化し自動登録しており、営業社員の残業削減にも成功しています。
参照元:株式会社フレッシュ青果様|LINE WORKS AI製品導入事例
メール・FAXの出荷伝票をAIでCSV化!月2,000枚/最大160項目の入力を自動化

物流サービスを展開する株式会社ロジス・ワークス様の事例です。取引先から月2,000枚届く出荷伝票をLINE WORKS OCRでCSV化し、自社システムに取り込む仕組みを構築。
1日100枚の伝票印刷・手入力作業が不要となり、毎月60時間相当の業務時間を削減できました。
伝票1枚あたり最大160項目ものデータ入力が自動化され、配車業務全体の効率化にもつながっています。
参照元:株式会社ロジス・ワークス様|LINE WORKS AI製品導入事例
LINE WORKS OCRで帳票処理のDXをはじめよう
手入力に頼った帳票処理から脱却し、業務DXを進めるなら、LINE WORKS OCRは心強い味方です。
低コスト・高精度・あらゆる帳票に対応可能という3つの強みを活かすことで、ヒューマンエラーの削減、残業時間の圧縮、そして従業員がより創造的な仕事に取り組むための時間創出を実現します。
導入事例でご紹介したように、すでに多くの企業がLINE WORKS OCRを活用して、具体的な成果を上げています。
まずは自社の帳票がどのくらいデータ化できるのか、どのプランが最適なのか、お気軽にご相談ください。