LINE WORKSの「Incoming Webhookアプリ」が「Gravio」と連携開始

必要な情報が「LINE WORKS」上で即時通知され、現場担当者が迅速に対応できる環境を実現。連携スピードの向上と業務フローの効率化に寄与。

2024.08.01 LINE WORKS Corp.

ビジネス現場のコミュニケーションツール「LINE WORKS」を提供するLINE WORKS株式会社(本社:東京都渋谷区、共同代表:島岡 岳史、増田 隆一)は、アステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)が提供するノーコードAI/IoTプラットフォーム「Gravio(グラビオ)」と、外部サービスから「LINE WORKS」へ情報を自動的に受け取ることができる「Incoming Webhookアプリ※1」の連携を開始したことをお知らせします。

▶︎Gravio × LINE WORKS 「Incoming Webhookアプリ」連携サービスの利用方法はこちら:
https://www.gravio.com/jp-blog-article/2024-07-11-gravio2lineworks-webhook

※1「Incoming Webhookアプリ」の詳細はこちら:https://line-works.com/blog/solution/incoming-webhook-app/

「Gravio」は、様々なIoTセンサーやAIカメラからデータを収集し、リアルタイムで分析や自動化を行うプラットフォームです。以前より「LINE WORKS」と連携したチャットボット機能で、「Gravio」を通じて異常や重要なイベントが発生した際には、「LINE WORKS」上に即座通知を行うことができました※2 が、今回連携した「Incoming Webhook アプリ」によって、その仕組みがより簡単に構築できるようになりました。

様々なIoTセンサーやAIカメラで得られた『人・モノ・空間』に関するAI/IoTデータなどの様々な外部情報を、より簡単に「LINE WORKS」上へ送信する仕組みの構築によって、リアルタイムな情報共有や自動通知が容易になり、効率的な業務フローを実現します。

※2 参照:アステリア プレスリリース https://www.asteria.com/jp/news/press/2021/12/23_01.php


「Incoming Webhook アプリ」との連携によりできるようになったこと

「Incoming Webhook アプリ」は、他のWebサービスや自社システムからの情報を、「LINE WORKS」上に簡単に送信できる仕組みを構築することができます。技術的な専門知識がなくても利用できるように設計され、連携する際にかかる手間を減らし、「LINE WORKS」の利用幅を広げ、業務効率化のスピードアップを図ることができます。

例えば、工場の機器に設置された温湿度センサーのデータを収集・監視する「Gravio」が基準を超えた値を検出すると「LINE WORKS」へ自動的にメッセージを通知し、担当者・関係者へ知らせることで迅速な対応ができる仕組みを簡単に構築することができます。

「LINE WORKS」とも連携しているため、通知後のコミュニケーションも円滑に継続して行うことができ、現場の業務フロー全体をスムーズに進行し効率化することができます。

全体図:アステリア ブログより引用


「LINE WORKS」は、社内コミュニケーションツールとしてだけではなく、外部サービスと連携することで、より広範な情報の共有と迅速な対応を可能にします。本連携のように、あらゆるICTツールのフロントエンドとして活用するシーンが増えており、連携するサービスが増加しています。


Gravio × LINE WORKS 「Incoming Webhookアプリ」活用想定シーン

例1)製造業の監視:温度異常時のアラート通知
工場内に温度センサーを設置し、特定の値を超えるなど異常を検知した場合に、「Gravio」が即座に「LINE WORKS」上にその値や注意喚起を促すメッセージなどを自動通知し、担当者が迅速に対応可能。まだ、注意喚起を促すメッセージ通知にWebページ(URL)を添付することも可能で、作業員を手助けするために対応マニュアルを付けて作業のサポートをすることもできます。

例2)セキュリティ管理:不審者検知時の警報の通知
不審者を検知するセンサーが反応した場合、「Gravio」が「LINE WORKS」上に警報を送信し、即座に警備担当者が対応。

例3)物流業界における追跡管理:荷物の位置情報や配送状況の通知
センサーを搭載した運搬車両やパレットからのデータを「Gravio」が収集し、「LINE WORKS」を介して物流担当者にリアルタイムの荷物の位置情報や配送状況を通知することで、配送過程の可視化と効率的なルート管理を支援。

例4)建設現場における安全管理:作業状況や異常事象の通知
「Gravio」が建設機械や作業員からのセンサーデータを収集し、「LINE WORKS」を通じて安全管理担当者に作業状況や異常事象をリアルタイムで通知することで、安全な作業環境の維持を支援

アステリア株式会社 AIコネクテッド事業部長 垂見 智真 氏よりコメント
アステリア株式会社は、LINE WORKS株式会社様の「Incoming Webhook」機能の提供開始を歓迎致します。本機能は、弊社のノーコードAI/IoTプラットフォーム「Gravio」との接続を圧倒的に簡素化します。この機能を活用することで、リアルタイムな現場情報の収集から利用者への通知や情報共有までを今まで以上に迅速かつ簡単に実現可能です。アステリアは今後もLINE WORKS株式会社様と連携し、AIやIoTの活用による「自動化、省力化、遠隔化」ソリューションを提供してまいります。

 

「Gravio」とは
www.gravio.com/jp
Gravioは、カメラやセンサーなどから得られる現場データを、様々なシステムやサービスへシームレスに連携することで、業務の自動化・省力化・遠隔化を実現する、ノーコードAI/IoTプラットフォームです。直感的なノーコード操作と60種以上の豊富な接続先により、プログラミング未経験でもAI/IoTのシステム活用を簡単に実現できます。また、構築に必要なセンサー・ゲートウェイなどのハードウェア、ソフトウェア、データの蓄積・グラフ作成可能なクラウドサービスを、まとめてオールインワンのソリューションとして提供することで、シンプルかつ迅速にご利用いただけます。 

「LINE WORKS」とは
チャットやスタンプはもちろん、掲示板、カレンダー、アドレス帳、アンケートなど、現場で活用できる充実したグループウェア機能を揃えたビジネスチャットです。コミュニケーションアプリ「LINE」のような使いやすさを保ちながら独自に開発・提供を行っており、ユーザーの教育も最小限に導入したその日から誰でもすぐに使えます。PCやタブレットのほか、スマートフォンだけでもほとんどの機能が使えるため、オフィスワークだけでなく、拠点や店舗などPCを使う時間の少ない「現場」での活用が進んでいます。無料版、有料版(スタンダード・アドバンスト)があり、無料でもほとんどの基本機能を使うことができ、顧客や取引先など社外とのやりとりにも活用していただけます。
富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場2018〜2023年版」では、2017年度~2022年度まで6年連続で有料ビジネスチャット国内シェアNo.1を獲得しました。

■会社概要
社名:LINE WORKS株式会社
本社:東京都渋谷区神宮前1-5-8 神宮前タワービルディング11F
設立:2015年6月
代表者:共同代表:島岡 岳史、増田 隆一
資本金:55億2,000万円
URL:https://line-works.com/
※記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。
※本プレスリリース記載の情報は発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、予めご了承ください。