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AIボイスレコーダーとは?
会議や商談を録音したあと、聞き返しながら文字に起こす作業に時間を取られている方は多いのではないでしょうか。
AIボイスレコーダーは、この録音後の作業まで任せられる専用機です。
録音した音声をAIが自動で文字起こし・要約
AIボイスレコーダーで録音を行うと、音声はWi-FiやBluetoothでスマートフォンのアプリやクラウドに送られます。この音声を、AIが文字起こしして要約します。
要約では決定事項やタスクを抜き出せる製品が多く、議事録の下書きとしてそのまま使える形にまとまります。
スマートフォンのアプリとの連携でできること
AIボイスレコーダーには、スマートフォンアプリと組み合わせて使える製品があります。
アプリでは、文字起こしされたテキストの確認と修正のほか、要約テンプレートの選択や関係者への共有ができます。
PCのブラウザからも同じデータを開ける製品が多く、録音は本体、編集はPCと使い分けられます。
初期設定やデータの転送にはアプリが必須な製品もあるので、対応するスマートフォンを確認しておきましょう。
従来のICレコーダーとの違い
従来のICレコーダーは録音と再生に特化した機器で、文字にする作業は人が聞き返しながら行う必要がありました。
AIボイスレコーダーは録音した音声を専用アプリなどで文字起こし・要約できます。この点が最も大きな違いです。
話者ごとに発言を分けて記録できる製品も多く、複数人の会議でも「誰が何を言ったか」を追いやすくなります。
ただし本体価格は従来のICレコーダーより高く、文字起こしの無料枠を超えると有料プランの契約が必要になる場合もあります。
AIボイスレコーダーの料金の仕組み

最初に迷うのが「本体を買えば終わりなのか、月額料金もかかるのか」という点ではないでしょうか。
ここでは、AIボイスレコーダー本体の料金と文字起こしの料金がどう組み合わさっているのかを整理します。
本体は買い切りで月額料金は原則無料
本体は買い切りで、録音や再生といった本体の機能に追加料金はかかりません。
文字起こしと要約はクラウドのAIが処理するため、多くのメーカーは本体の購入者に無料の文字起こし枠を用意しています。
この無料枠の範囲で使う限り、月額料金はかからない仕組みです。
有料プランが必要となる目安
例えば、無料枠が月300分なら、1時間の会議を月5回まで文字起こしできます。
週1回1時間の定例会議なら枠に収まりますが、週2回以上の会議や2時間超の商談を毎回録音すると上限に達します。
上限を超えた場合は有料プランに加入するか、文字起こし時間を追加で購入することになります。
月の録音時間から見積もる年間の総額
月にどのくらい録音するかを数え、年間の総額を見積もっておきましょう。
各製品の無料枠に収まる利用なら、かかる費用は本体代のみで、2年目以降の支出はありません。
毎月枠を超えるなら、本体代に有料プランの年額を足した金額が1年目の総額で、2年目以降も有料プランの支出が続きます。
AIボイスレコーダーを選ぶ際に確認したい4つのポイント

AIボイスレコーダーは種類が多く、見ただけでは性能の違いがわかりにくいと感じる方も多いのではないでしょうか。
選ぶ際には、次の4つのポイントを順に確認しておきましょう。
会議室の広さに合ったマイク性能か
まず確認したいのが、録音する場所の広さにマイク性能が足りているかです。
この記事で紹介する製品の多くは最大5m先の声まで収音できると公表していますが、人数や環境によってしっかりと録音できるかは変わります。
例えばAnker Soundcore Workは、半径5m程度・2〜3人の打ち合わせに適していると公式に案内しています。
広い会議室で使うならマイクの性能が高い製品を選び、本体を机の中央に置く工夫が必要です。
話者分離やAI要約といった便利な機能が揃っているか
録音後の作業を減らすには、文字起こしの精度に加えて話者分離とAI要約が重要です。
話者分離があれば発言者ごとにテキストが区切られるため、誰の発言かを後から確認し直す手間を減らせます。
AI要約は決定事項やタスクを抜き出して議事録の形に整える機能で、要約テンプレートの数は製品によって異なります。
1日の会議時間が連続録音時間を超えないか
小型のAIボイスレコーダーは、製品によって連続録音時間に大きな差があります。
会議が続く日や、終日の研修を録音する機会がある場合は、充電なしで一日分をまかなえるかを確認してください。
短時間の充電で数時間録音できる製品もあります。
録音データの保存先と社内での共有方法
録音データと文字起こしの保存先は、法人で使ううえで見落とせないポイントです。
本体や個人のスマートフォンに残る製品もあれば、録音後にクラウドへ自動保存される製品もあります。
多くの製品ではデータが購入者のアカウント単位で管理されるため、部署で共有・保管するルールを決めておく必要があります。
セキュリティ認証の取得状況や、データをAIの学習に使わない方針の有無も確認したい点です。
代表的な買い切りAIボイスレコーダーおすすめ5選
ここからは、代表的なAIボイスレコーダーを5つ紹介します。まずは比較表で価格と無料枠、機能の違いを見比べてください。
| 製品名 | 本体価格(税込) | 無料の文字起こし枠 | 対応言語・話者分離 | AI要約・タスク抽出 | マイク・集音 | アプリ・データの同期 |
| Plaud Note Pro | 30,800円 | 月300分 | 112言語に対応・話者ラベルあり | ◎ 10,000種類以上の要約テンプレート | MEMSマイク4基・最大5m | スマホアプリ・Web・デスクトップで利用可能 |
| Notta Memo | 25,500円(Type-Cモデル) | 月600分 | 58言語に対応・話者を識別 | ◎ 要点とToDo(タスク)を自動抽出 | MEMSマイク4基+骨伝導マイク1基 | Bluetooth・Wi-Fi・USB Type-Cで同期(Type-Cモデル) |
| Anker Soundcore Work | 24,990円〜 | 月300分 | 150以上の言語に対応・話者識別あり | ◎ 30種類以上の要約テンプレート | MEMSマイク2基・最大5m | Soundcoreアプリ(スマホ・PC対応)、Bluetooth・Wi-Fiで転送 |
| AutoMemo S | 19,800円 | 月1時間 | 72言語に対応・話者の自動識別(Web版オートメモ) | ◎ 決定事項と共有事項を自動要約(Webブラウザ) | 集音距離5m | Wi-Fiでクラウドに保存、スマホアプリ・Webブラウザで確認 |
| iFLYTEK AIボイスレコーダー P1 Pro | 29,800円 | 300分 | 11言語に対応・話者を自動で区別 | ◎ 全文要約・ToDo(タスク)の自動抽出 | 3マイク(1指向性+2全方位) | deeptingアプリ、Bluetooth・Wi-Fi高速転送 |
Plaud Note Pro

| 本体価格(税込) | 30,800円 |
| 無料の文字起こし枠 | 月300分(Proプランは月1,200分・年額一括払いで月額1,400円) |
| 録音・本体の特徴 | 薄さ2.99mm・重量30g/MEMSマイク4基で最大5m先の声を収音/長時間駆動モードで最大50時間の連続録音/内蔵ストレージ64GB |
| 文字起こし・AI要約 | 112言語対応・話者ラベルあり/10,000種類以上の要約テンプレート/通話と対面の録音モードを自動で切り替え |
Plaud Note Proは、クレジットカードサイズの薄い本体に4基のマイクを備えた製品です。
通話と対面の会話を自動で判別して録音モードを切り替えるため、電話商談と対面会議の両方を1台で記録できます。
ISO 27001やSOC 2 Type IIなどに準拠したデータ管理を公表しています。
無料枠を超える場合は、Proプランで月1,200分まで広げられます。
Notta Memo

| 本体価格(税込) | 25,500円(Type-Cモデル)/23,500円(標準モデル) |
| 無料の文字起こし枠 | 月600分(購入特典のハードウェアプラン) |
| 録音・本体の特徴 | 厚さ3.5mm・重量約28g/MEMSマイク4基+骨伝導マイク1基/本体32GBに約30時間分をローカル録音/Type-Cモデルの連続録音時間は最大5時間 |
| 文字起こし・AI要約 | 58言語対応・話者を識別/要点とToDo(タスク)を自動抽出/通話録音モードと会議録音モードをスイッチで切り替え |
Notta Memoは、文字起こしサービスのNottaが提供する厚さ3.5mmの薄型AIボイスレコーダーです。
購入特典の無料枠が月600分と充実しており、1時間の会議を週2回録音しても枠に収まる計算です。
オフラインでも本体に録音でき、Wi-Fiにつなぐと自動でクラウドに同期されて文字起こしが始まります。
Type-CモデルはUSBケーブルでPCと直接同期でき、スマートフォンを介さずに会社のPCへデータを移せます。
Anker Soundcore Work

| 本体価格(税込) | 24,990円〜(64GBモデルは26,990円) |
| 無料の文字起こし枠 | 月300分(購入特典のStarterプラン) |
| 録音・本体の特徴 | マイク本体約10g/MEMSマイク2基で最大5m先の声を収音/マイク本体のみで最大8時間、充電ケース込みで最大32時間の連続録音/約10分の充電で最大2時間録音 |
| 文字起こし・AI要約 | 150以上の言語に対応(アクセント含む・2026年1月時点)・話者識別と段落分けに対応/30種類以上の要約テンプレート/スマホとPCの両方で確認・編集可能 |
Anker Soundcore Workは、約10gのマイク本体を襟元や首元に付けて使うウェアラブル型のAIボイスレコーダーです。
マイクをダブルタップすると重要な発言にマークを付けられるため、長い会議でも要点を探しやすくなります。
録音データは初期設定では本体内に保存され、クラウドに送られるのは文字起こしの処理時などに限られます。
通話録音には非対応なので、電話の記録が必要な方は他の製品を検討してください。
AutoMemo S

| 本体価格(税込) | 19,800円 |
| 無料の文字起こし枠 | 月1時間(月30時間のプランは1,480円〜) |
| 録音・本体の特徴 | 2.83インチのフルカラータッチディスプレイ/本体重量約88g/録音時の電池持続時間は約16時間/集音距離5m |
| 文字起こし・AI要約 | 72言語対応・Web版オートメモで話者を自動識別/Webブラウザで決定事項と共有事項を自動要約/録音データはWi-Fiでクラウドに保存(保存件数・期間の制限なし) |
AutoMemo Sは、ソースネクストが提供する本体のディスプレイで文字起こし結果を確認できるAIボイスレコーダーです。
スマートフォンなしで使える(Wi-FiとGoogleなどのアカウントは必要)ため、私物のスマートフォンに業務データを入れたくない職場でも導入しやすい製品です。
録音データはWi-Fi経由でクラウドに保存され、保存件数や期間に制限がありません。
無料枠は月1時間と小さいものの、月30時間のプランが1,480円(税込)からと有料プランは手頃です。
iFLYTEK AIボイスレコーダー P1 Pro

| 本体価格(税込) | 29,800円 |
| 無料の文字起こし枠 | 300分(購入時にプレゼント) |
| 録音・本体の特徴 | 1指向性+2全方位の3マイク/96kHz/24bitのハイレゾ録音/3インチのOLEDタッチスクリーン/5分の急速充電で2時間の録音(バッテリー残量75%以下のとき) |
| 文字起こし・AI要約 | 11言語のリアルタイム文字起こし・話者を自動で区別/全文要約・キーワード抽出・ToDo(タスク)の自動抽出/11言語間の同時通訳 |
iFLYTEK AIボイスレコーダー P1 Proは、AI音声分野を手がけるiFLYTEKが提供する、集音性能を重視した製品です。
リアルタイム文字起こしに対応し、録音状態や文字起こしの進行を3インチの画面で確認しながら使えます。
11言語の同時通訳にも対応しているため、海外メンバーとの会議が多い方にも向いています。
専用機を買わずに始めるなら「LINE WORKS AiNote」
AIボイスレコーダーは非常に役立つアイテムである反面、端末ごとの無料枠に限りがある、アカウント別にデータが分散してしまうといったデメリットも存在します。
これらの懸念や手間を解消し、専用機なしで導入したい場合は、法人向けのAI議事録作成ツール「LINE WORKS AiNote」がおすすめです。
スマートフォンやPCのみで録音から要約まで完結
LINE WORKS AiNoteは、iOS・Androidアプリとパソコンのブラウザから使えるため、手持ちのスマートフォンやPCだけで録音から要約までを進められます。
ICレコーダーで録音済みの音声ファイルを取り込んで文字起こしすることもできます。
文字正解率90.8%、数字認識率80.3%という高い精度に加え、世界トップクラスの話者分離を備え、発言は発言者ごとに分けて文字起こしされます。
文字起こしが終わるとAIが要約を作り決定事項とタスクの抽出まで進むので、録音後の作業をまとめて省けます。
主要なWeb会議ツールとの連携にも対応
対面の録音だけでなく、Zoom・Microsoft Teams・Webex・Google Meet・LINE WORKSといったWeb会議ツールの録音にも対応しています。
対面とオンラインの参加者が混在する会議でも文字起こしができるため、会議の形式ごとに録音方法を変える必要がありません。
記録はリンクで関係者に共有でき、議事録ごとにアクセス権限を設定して共有範囲を絞ることも可能です。
利用人数無制限で30日間の無償トライアルあり
チームプランの料金は年額契約で月額19,800円(税抜)からで、月100時間の文字起こし時間を利用人数無制限で分け合えます。
台数分の本体代と無料枠を気にせずに済み、部署全体で導入しても費用の見通しを立てやすい点が特徴です。
有償プランでは、音声データがAIの学習に使われないうえ、ISO/IEC 27001・27017・27018・27701、SOC2/SOC3といった国際基準の認証も取得しています。
チームプランとビジネスプランには30日間の無償トライアルがあるので、実際の会議で精度と使い勝手を確かめてみてください。
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よくある質問
最後に、AIボイスレコーダーについて多く寄せられる疑問にお答えします。
AIボイスレコーダーは本体を買えばずっと無料で使えますか?
録音や再生といった本体の機能は追加料金なしで使い続けられます。ただし、文字起こしと要約には各社が決めた無料枠があり、枠を超えた月は別途料金がかかります。
AIボイスレコーダーの文字起こしの精度は?
文字起こしの精度は録音環境に左右され、必ずしも公表されている数値どおりになるとは限りません。本体を話し手の近くに置き、静かな場所で録音するほど精度は安定します。
AIボイスレコーダーの録音データはどこに保存されますか?
保存先は製品によって異なります。本体内に保存して処理のときだけクラウドに送る製品もあれば、録音後にWi-Fi経由でクラウドへ自動保存する製品もあります。
Web会議の音声もAIボイスレコーダーで録音できますか?
製品によって異なります。Web会議の記録が中心なら、Web会議ツールと直接連携して録音できるAI議事録作成ツールを使うほうが確実です。
スマートフォンをAIボイスレコーダーのように使えますか?
使えます。AI議事録作成ツールのアプリで録音すれば、専用機と同じように文字起こしと要約まで自動で進みます。専用機を買う前に試してみると、必要な機能や録音時間の目安がつかめます。
自社に合うAIボイスレコーダーで議事録を残そう!
AIボイスレコーダーは、録音後の文字起こしと要約を自動化し、会議の記録にかかる時間を減らせる専用機です。
本体は買い切りで、各製品の無料枠に収まる使い方なら月額料金はかかりません。
無料枠や集音範囲、連続録音時間、保存先は製品ごとに差があるため自社の会議の回数と形式に照らし合わせて選ぶことが大切です。
部署単位で導入するなら、台数分の本体代と枠の管理が必要な点も含めて検討しましょう。
LINE WORKS AiNoteは、機器を追加購入することなく既存のスマホやパソコンのみで文字起こしから要約までを完結させられるツールです。
ぜひ、30日間の無償トライアルで普段の会議を録音して仕上がりを確かめてみてください。
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