ITツール導入の提案者がそのツールの管理者になり、メンバーのログイントラブルへの対応やメンバー情報の更新作業などまでひとりで抱え込んでしまうのはよくある話ですよね。
LINE WORKSの管理者権限は
複数のユーザーに付与※することができます。
複数名に管理者権限を付与しておくことで、管理業務の負担の軽減はもちろん最終的に管理の効率化にもつながるでしょう。※「最高管理者」の権限は、各テナントで1人のみに付与できます。
本ページでは、管理者権限の基本と管理者の追加方法をお伝えします。
また新しい管理者メンバー向けに、改めてLINE WORKSの基本を身に着けてもらうためのページのリンクも用意していますので、そのまま共有してあげるのも良いでしょう。
■管理者権限について
LINE WORKSには、標準で以下の3種類の管理者権限があります。
※なお有償プランでは、これらの標準で設定されている権限以外に新しい管理者権限を作成して、権限を細かく設定することも可能です。
■最高管理者
管理者画面のすべてのメニューにアクセスでき、LINE WORKSプラットフォームの退会など、管理者に許可されたすべての権限を持っています。各テナントにつき1名のみに付与できます。初めてLINE WORKSを開設した管理者が基本的に最高管理者になりますが、他のメンバーに委任も可能です。(最高管理者の委任方法はこちらをご覧ください。)
■副管理者
「LINE WORKSプラットフォームの退会」以外の操作は、最高管理者とほぼ同じ権限を持ちます。最高管理者の負担を軽減し、複数人で管理業務を分担したい場合に適しています。
■運用担当者
メンバーの追加やパスワードのリセットなど、日々の運用管理に特化した権限です。ユーザーの管理のみを任せたい場合に便利です。
標準の管理者権限3種の違いは下記です。
各権限ので管理者画面内でアクセスできるメニューが異なります。

追加する管理者にやってもらいたいことが、
メンバー追加の作業やパスワードの再設定の作業だけなら「運用担当者」に設定するのがおすすめです。
また「運用担当者」の場合、「監査」の画面でトークの内容や利用情報を見ることはできないので無用な閲覧の防止にも適しています。
■管理者権限を付与する方法
さっそく管理者画面から管理者権限を付与してみましょう。(スマートフォン版の操作でご説明します。)
1.管理者画面の左側の ボタンをタップするとメニューが表示されます。
メニューから[セキュリティ]を選択してメニューを開いて[管理者権限]を押します。
2.管理者権限リストから付与する管理者権限をクリックして、この管理者権限を管理できる画面に移動します。
(例では[運用担当者]を選択します。)
3.[管理者]を選択して、[管理者の追加]を押します。
4.この管理者権限で指定するメンバーを選択し、[OK]を押せば管理者権限の付与は完了です。
管理者権限が付与されてからは、スマートフォン版ではホーム画面、PCブラウザ版ではサービスメニューから管理者画面が開くことができるようになります。
■新しい管理者にLINE WORKSの基本を伝えよう
管理者権限の付与するだけでは、新しい管理者の方も不安でしょう。
LINE WORKSの初期設定の動画やマニュアルをまとめたページをご用意しています。
口頭での説明に加えて、こちらのリンクを渡してあげると安心でしょう。
無料のセミナーも実施しています。こちらも併せてご紹介ください。
※管理の見直しにつながるため、最高管理者の方と一緒にご参加をおすすめいたします。
【LINE WORKSを使いこなそう!管理者向け設定セミナー】
LINE WORKSの運用業務で管理者の方の負担が大きくなってしまっては本末転倒です。
各部署のリーダーやベテランメンバー、ITに詳しい若手などに管理者権限を付与することで、管理者業務も効率化しましょう。
この他にも運用方法や活用方法について相談したい場合は、LINE WORKSそうだん窓口までお気軽にお問い合わせください。