【情報交換会レポート】LINE WORKSで医療現場のDXを加速!第一歩を踏み出した病院のリアルな実践

2026.08.06

「他の病院ではどう活用しているのか?」「もっとリアルで深い活用事例を知りたい」――。日頃より皆様から数多く寄せられるこうした切実な声にお応えするため、LINE WORKSは、医療現場におけるLINE WORKSの活用事例を共有し、参加者同士の活発な情報交換を目的とした「第1回 医療現場のLINE WORKS活用情報交換会」を、2026年7月14日にオンラインで開催いたしました。

 

 

 

 

初開催となる今回、北見赤十字病院様、成田赤十字病院様の2院にご登壇いただき、それぞれの病院におけるLINE WORKSの導入経緯から具体的な活用事例、そして直面した課題とその解決策まで、貴重な実践事例をご紹介いただきました。

 

 


 

■北見赤十字病院様:リアルな導入から運用、そして未来へ

 

まずご登壇いただいたのは、オホーツクの3次医療圏(人口25万人の広大な医療圏)の中核病院として、高度急性期・急性期機能を担う北見赤十字病院様です。お話いただいた患者支援センター地域連携課第一係長の中原様は現在、管理者としてLINE WORKSの運用を担当されています。

 

【導入背景と工夫】

2019年にスマートフォンへの切り替えを実施されたことを機に、「LINE WORKS」を導入いただきました。コロナ禍での利用拡大を経て、2025年にはLINE WORKS社と連携協定を締結し、地域連携や災害対応への活用を目指す「LINE WORKS活用検討ワーキング」を発足しました。 運用面では、アカウント発行を申請制とし、利用規定や運用ガイドラインを整備。個人所有端末の利用も認める一方、「個人情報・重要情報はLINE WORKS上に載せない」と徹底し、セキュリティを確保しています。

 

 

 

【具体的な活用事例】

LINE WORKSは、業務改善のための強力な基盤として活用されています。

  • ・会議や医師の空き時間確認など、スケジュール共有による迅速な調整
  • ・予約枠相談の効率化、予定共有による電話問い合わせの削減、写真付きトークでの外部連携強化
  • ・会議資料のデータ化とフォルダ共有による印刷・製本作業の削減
  • ・遠隔ICUや下り搬送での外部連携強化

 

 

「ストレスなく素早く情報共有を行える」「都合のいい時に見てもらえる」というLINE WORKSならではの利点が、多忙な医療現場の業務効率化に大きく貢献していると実感されているとのことでした。

 

 

 

 

 


 

■成田赤十字病院様:PHS代替から始まった「コミュニケーション文化の変革」

 

続いては、開設75年を超える655床の大規模病院、成田赤十字病院様から活用事例をご紹介いただきました。地域医療連携課長、医療社会事業課長、デジタル推進室副室長を兼任されている上野様が、導入前の検討段階から現場での活用推進を主導されています。

 

【導入背景とPHS代替】

成田赤十字病院様がLINE WORKSを選ばれた理由は、LINEとほぼ同等の操作性、国際認証取得のセキュリティ、充実した機能性、そして手厚いサポートであるとお聞かせいただきました。

 

 

 

 

導入後、以下のような活用で院内コミュニケーションの変革を実感されているとお話しくださいました。

  • ・緊急時の一斉連絡やリアルタイム共有
  • ・資料の事前共有や進捗確認による会議の質の向上
  • ・掲示板機能による病床状況のリアルタイム表示と医療安全の強化

 

 

 

もちろん、導入には課題も伴います。「何を送っていいかわからない」「通知のタイミングを調整したい」といった声に対し、個人情報送信ガイドラインの策定や、非同期型コミュニケーションの周知、通知設定マニュアルの作成などでご対応されたと伺っております。こうした「運用の壁」こそが、病院独自のルールやガイドラインを洗練させる「絶好の機会」であるという、力強いメッセージが印象的でした。

 

 

 

参加者と紡ぐ、”生きた”情報交換の価値

2病院からの発表後には、活発な質疑応答と情報交換の時間が設けられました。参加者からは、外部業者との連携方法、BYOD(個人端末利用)におけるルール、トークログの確認方法、他グループウェアとの使い分け、そして「LINEでの患者情報やり取り」という医療現場ならではのデリケートな課題まで、多岐にわたる質問が投げかけられました。

ご登壇者からの具体的な回答はもちろん、他の参加者からも「うちではこうしています」といった経験談がチャットで次々と寄せられ、まさに「皆さんと一緒に情報交換会をより良い場に育てていけたら嬉しい」という本会の趣旨が体現された時間となりました。

 

次なる一歩へ:継続的な情報交換の場を

今回のユーザー会では、両病院から、LINE WORKSを導入するだけでなく、現場の課題に真摯に向き合い、運用ルールを工夫しながら定着させていくプロセスを詳細に紹介いただきました。単なる連絡ツールとしてではなく、業務効率化、情報共有の強化、さらには医療安全の向上まで、多岐にわたる効果が紹介され、参加者からは活発な質問や情報交換が行われました。

 

「一度きりではなく、第2回、第3回と継続して開催していきたい」という想いのもと、この情報交換会を開催しました。今回はオンライン開催でしたが、将来的にはオフラインでの交流も視野に入れ、より気軽に情報交換ができる場へと発展させていく予定です。

今回の情報交換会が、ご参加いただいた皆様にとって、今後の病院運営やDX推進のヒントとなることを心より願っています。

 

 


 

LINE WORKSの導入・活用にご興味がある方へ

今回ご紹介した事例のように、LINE WORKSは医療現場のDX推進に大きく貢献します。貴院でもLINE WORKSの導入や活用にご興味がありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

 

LINE WORKSについてのご相談は「そうだん窓口」をご活用ください。

https://line-works.com/blog/businesschat/lineworks-sodanmadoguchi/