導入のしやすさ
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いすみ鉄道株式会社
いすみ鉄道株式会社は、千葉県の中央を走る第三セクター方式のローカル線で、鉄道ファンのアイコン的存在として全国的に広く知られる企業です。レトロなディーゼル車が菜の花や桜のそばを走る沿線地域は、季節ごとに人々を癒すいすみ市の名所として知られており、観光事業にも力を注いでいます。同社の半数近くの従業員は年配者であり、業務をアナログからデジタルへと切り替えるには、ハードルが高いという課題がありました。従業員のIT化への抵抗感を払拭するため、LINEと操作性が似ているLINE WORKSを導入。業務の脱アナログ化によりペーパーレス化を実現しました。デジタル上での従業員どうしの意見交換が促進され、SNSによるPR活動の活性化にもつながりました。 【本事例のポイント】 従業員のIT化への不安を払拭し、他ITツール導入を促進 紙で行っていた報連相がデジタル化 リアルタイムでの情報共有でサービスとPRの質が向上 御社の事業内容をご紹介ください。 – 古竹さん : 当社は千葉県夷隅郡大多喜町に本社を置き、千葉県の中央を走る第三セクター方式の鉄道会社です。いすみ鉄道は千葉県いすみ市の大原駅から、千葉県夷隅郡大多喜町の上総中野駅までを結ぶ路線であり、沿線に咲く菜の花や桜の名所としても知られています。住民の人口減少により乗客が減少する中、集客にも力を入れるため観光業も展開しております。車内で本格イタリアンコースが楽しめる「レストラン列車」や、台湾集集線との姉妹提携7周年記念として本場の台湾ランタンを車内に装飾した列車を定期運行させるイベントなど、さまざまな企画を開催しています。私は代表取締役として事業全体をマネージメントしています。 – 佐々木さん : 私は経営戦略室室長であり、社長直下の部署として運輸部と総務部を取りまとめております。 – 齋藤さん : 私はトータルディレクターと営業課長を兼務し、主にイベントの企画、商品開発などを担当しています。 – 玉尾さん : 私は地域への移住定住の促進と地元企業の活性化を目的にいすみ市が公募していた「地域おこし協力隊」のスタッフとして、いすみ鉄道のイベントの企画運営やSNSの管理などを担当しています。 これまでどんな業務上の課題を抱えておられましたか。 – 佐々木さん : 会議の議事録やイベントについての連絡事項など、業務に関する報連相はすべて紙に印刷し、従業員どうしで回覧していました。手渡しの回覧板なので途中で紛失したり、全員に行き渡らないうちに締切を迎えてしまったりすることが多発していました。デスクには常に大量の紙が積みあがっている状態で、確認したい資料があっても欲しいときにすぐに見つからず、探し出す時間が惜しくなるほどでした。 従業員それぞれがこうした課題を感じつつも、平均年齢が55歳と年齢層が高い職場なので、デジタル化への切り替えに不安を抱える従業員も多く、どのようなビジネスチャットを導入すべきかの見当がつかない状態でなかなかIT化へ踏み切れませんでした。 – 齋藤さん : 私が入社して間もない頃、急いで伝えたいことがあって作成した回覧板が、私の元に戻ってくるまでに1か月ほどかかったことがあり衝撃を受けました。イベントや商品を企画する立場として迅速な伝達は重要です。イベント開催の告知をしたくても、短期間のイベントであれば回覧板が届くころにはもう終わっているという可能性すらあります。この状況をどうすれば打開できるのか日々悩んでいました。 課題解決の手段としてLINE WORKSを選択した理由をお聞かせください。 – 佐々木さん : アナログな社内の業務をIT化するにあたって、従業員にどのようにアプローチしていくか検討していた当社にとって、LINEと似ているLINE WORKSの操作性は大きな決め手となりました。8割以上の従業員がプライベートでLINEを使っていたので、LINE WORKSなら抵抗なく使えるだろうと思ったんです。情報共有をデジタル上で処理することで、効率的な資料の管理と印刷費の削減が同時にかなうという期待も大きかったです。 IT化に不安を抱える従業員には、LINE WORKSの導入にあたりどのようなサポートをされましたか。 – 佐々木さん : 私がファシリテーターとなり、20名ほどいる年配の従業員向けにLINE WORKSの社内講習を開きました。1人1人がしっかりと理解できるように3~5名の少人数にグループ分けをし、数回にわたって開講しました。受講者が「難しい」と感じないよう、社内のタブレットへのインストールとアカウントの作成は私たちが手配し、トーク機能のメッセージやスタンプの送信など簡単なものから実習形式で行いました。次第に皆「LINEと似ているね」と身近に感じはじめ、操作を楽しんでくれましたね。 講習では操作の実習に加えて、独自のプレゼン資料を用意しました。回覧板での報連相をLINE WORKSのトークに置き換えることによって、将来的には月間およそ45%の印刷費用が削減できることを伝えました。直感的でわかりやすい操作性であるLINE WORKSの導入によりこれだけ多くの経費が節約できることは、デジタル化への切り替えに不安を抱えていた従業員の抵抗感を払拭することができました。 講習で佐々木さんが使用したプレゼン資料(2020年10月当時) LINE WORKSの活用シーンと導入効果をお聞かせください。 ・【グループ】情報管理・ペーパーレス化の実現と作業効率がアップ ・【グループ】ファンや利用者からの問い合わせに対する顧客対応力を底上げ ・【フォルダ】SNSに投稿する写真の選定に活用、投稿の質を高めフォロワー数を拡大 – 佐々木さん : まずは情報管理がしやすくなるように、部署ごとのトークグループを作成しました。幹部グループでは会議の議事録などを共有し、営業企画のグループでは新商品などの企画やPR戦略会議の場として活用しています。全従業員が加入しているグループでは、メディアに紹介された情報や悪天候による運行への影響など、運営に関わる情報をリアルタイムに共有できるようになりました。LINE WORKSの導入後は、日々の報連相をすべてトーク機能で完結しています。これによりペーパーレス化が実現し、資料の管理や情報の振り返りがしやすくなりました。 – 古竹さん : LINE WORKSの導入前までは、お互いが今どんな業務をしているかが見えず、自分が関わる業務以外のことに関心を寄せることが難しい状態でした。しかし今では従業員どうしが、お互いの業務内容を把握しやすくなり、年代問わず一人ひとりの業務に取り組む意識がより高くなっているのを感じています。
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