【情報交換会レポート】「他の病院ではどうしている?」を知る場へ――第2回 医療現場のLINE WORKS活用情報交換会

2026.10.29

「他の病院では、どう運用しているのか」――。2026年7月に初開催した「医療現場のLINE WORKS活用情報交換会」は、医療現場でLINE WORKSをご利用いただいている皆さま同士が、実際の運用や工夫を気軽に共有する場として始まりました。

 

第1回のレポートはこちら
https://line-works.com/line-works/blog/medical-dx-meeting-report/

 

その第2回を、2026年10月6日にLINE WORKS本社(渋谷サクラステージ)にて開催いたしました。前回のオンライン開催から一歩進み、今回は初めてのオフライン開催。登壇者の事例を聴く形式ではなく、参加者自身が主役となる「事例共有のグループワーク」をメインに据えた会となりました。

 

■「他の病院では、こうしている」を持ち帰る場へ

 

今回の情報交換会では、病院ごとに規模も体制も違うなかで、唯一の答えを探すのではなく、「他の病院では、こうしている」というリアルを持ち帰っていただくことを目的としました。
また、率直に話していただくために、本会はクローズドな会として運営し、参加者の皆さまにも発言内容にかかわる部分の撮影はお控えいただきました。本記事でも、個々の病院名や詳細なやり取りには触れず、当日の進め方と会場の雰囲気をお伝えします。
各テーブルでの自己紹介では、所属やLINE WORKSの利用歴に加えて「好きなリアクションマーク」「好きなスタンプ」もお一人ずつご紹介いただき、会場は最初から和やかな空気に包まれました。

 

■事前アンケートから見えた、現場の関心事
今回のテーマは、参加者の皆さまにお答えいただいた事前アンケートをもとに決めました。
「LINE WORKSを使う中で気になっていること・相談してみたいこと」として最も多く挙げられたのは「運用ルール・管理方法」で、回答者全員が選択。次いで「LINE WORKSの機能・活用方法」「職員への周知・教育」が続きました。
自由記述でも、
●アカウントの付与範囲やBYODの規定、院内ガイドラインの整備状況
●通知が多くて読まれない、職種によって利用の温度差があるといった現場への浸透
●患者情報をどこまでLINE WORKS上でやり取りしてよいか
●他システムとの連携や、他院の活用事例

といった、医療現場ならではの切実な声が寄せられました。

 

 

■90分の勉強会:付箋に書く → 発表する → テーブルを超えて語り合う
これらの声をもとに、当日は2つのテーマを設定しました。
【テーマ1:アカウント運用・現場浸透】
●アカウントは全職員に付与しているか。一部利用の場合、対象をどう決めているか
●利用端末はBYOD(私物端末)か、社用端末か。どんな規定を設けているか
●職種によって利用度合いに差はあるか。利用が進まない職種・個人への働きかけで効果があった方法はあるか

 

【テーマ2:患者情報の取扱い】
●院内ガイドラインは策定済みか。策定されている場合、どのレベルまで明文化しているか
●実際にLINE WORKS上でやり取りしている患者情報の範囲

 

進め方はシンプルです。まず5分間、それぞれの質問への回答を付箋に書き出し、テーブルのホワイトボードに貼られた模造紙に貼っていきます。続いて、お一人3分を目安に順番に発表します。
同じ医療現場の方同士で事例を共有できる機会はなかなかないこともあり、発表の途中で「それ、うちも気になっていました」といった声とともに質問が飛び交い、前半・後半ともに予定の時間を超えて話が弾みました。じっくり話し合っていただくことを優先し、お一人3分という時間はあくまで目安として、気になったことはその場で聞いていただく形で進行しました。

 

■テーブルを超えて、模造紙を並べて
各テーブルでの発表が終わると、2つのテーブルの模造紙を横に並べ、参加者全員で集まって眺める「テーブルを超えてフリートーク」の時間へ。隣のテーブルの付箋を見ながら、「BYODの病院も意外と多いんですね」「医療機関ならではの難しさは、やはりここですよね」といった率直な感想や質問が飛び交いました。なかには「自院でも同じ悩みを抱えていましたが、こう取り組みました」と、自院の工夫を共有してくださる方もいて、休憩時間に入っても会話は途切れませんでした。
休憩をはさんで席替えを行い、後半はテーマ2を同じ流れで実施。メンバーが入れ替わることで、前半とはまた違った視点での情報交換が生まれました。

■投票と記念品――「ヒントになった発言」を讃える
両テーマの終了後には、「この人の発言がヒントになった」「この発言が印象に残った」と思う方へ、お一人1票ずつ星のシールで投票する時間を設けました。上位2名の方には、LINE WORKSロゴ入りの記念品をプレゼント。受賞された方のコメントに、会場から温かい拍手が送られました。

 

■「ワークフロー」のご紹介と、懇親会
勉強会の後は、事前アンケートで「詳細・デモを見たい製品」として最も多く選ばれた「LINE WORKS ワークフロー」を、製品担当からご紹介しました。院内のさまざまな稟議や申請をLINE WORKS上でまとめて管理できる、2026年7月にリリースしたばかりのオプションサービスです。
▶ ワークフローの詳細はこちら
https://line-works.com/line-works/blog/workflow_introduction

 

 

閉会後の懇親会では、名刺交換を通じて他院の皆さまと交流いただいたほか、会場後方ではワークフローやシフト管理アプリの製品担当が個別のご質問やデモにお応えしました。
また、話題はLINE WORKSにとどまらず、最近導入したツールや関心のあるシステムの話、「機会があれば他院を見学したい」という声など、懇親会の間も参加者同士の情報交換が活発に続きました。他院の方とじっくり語り合い、聞きたいことを率直に聞ける機会がいかに貴重かを改めて実感すると同時に、こうした場をご提供できたことに大きな意義を感じています。

 

■参加後アンケート――満足度・「次回も参加したい」ともに100%
会の終了後、参加者の皆さまにアンケートにご協力いただきました(回答10名、回答率100%)。

 

満足度は4段階評価で全員が「3」以上、うち9名が最高評価の「4」を選んでくださいました。「悩みを共有できた」「解消のアイデアを得られた」と答えた方も、ともに全員。そして「次回も参加したい」にも、全員が「はい」と回答してくださいました。

 

自由回答では、「他の病院も同じようなことで悩んでいると知り、安心した」「他院の運用を聞いて、自部署の取り組みを振り返れた」「院内では話しにくいことを、同業の方と率直に話せた」といった声が寄せられました。

 

病院同士だからこそ話せる本音の場に価値を感じていただけたことを、運営一同うれしく思っています。

 

■次なる一歩へ
第1回で「将来的にはオフラインでの交流も視野に入れたい」とお伝えしてから約3カ月。実際に顔を合わせ、付箋と模造紙を囲んで語り合う今回の会は、画面越しでは得がたい熱量に満ちた時間となりました。
アンケートで最も関心が高かった「運用ルール・管理方法」は、どの病院にとっても、答えがひとつではない難しいテーマです。だからこそ、「他の病院ではこうしている」を知ることそのものが、自院のルールを見直す大きなヒントになる――参加者の皆さまの表情から、そんな手応えを感じました。
ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

 

 

LINE WORKSの導入・活用にご興味がある方へ
LINE WORKSは医療現場のDX推進に大きく貢献します。貴院でもLINE WORKSの導入や活用にご興味がありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
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https://line-works.com/blog/businesschat/lineworks-sodanmadoguchi/