目次
英語の議事録作成に時間がかかってしまう原因

英語の議事録は、日本語以上に手間がかかりがちです。
その背景には、聞き取りの難しさ、後処理の多さ、そして記録と進行の両立という3つの課題があります。
まずは「なぜ時間がかかるのか」を整理し、効率化の糸口を見つけていきましょう。
ネイティブのスピードや専門用語は、聞き取りとメモが難しい
英語会議でまず立ちはだかるのが、発話スピードと専門用語の壁です。
ネイティブスピーカーの自然な速さや、業界特有の言い回しは、リアルタイムで正確に書き取るのが簡単ではありません。
例えば、複数の参加者が略語を交えて早口で議論する場面では、聞き取れた断片をつなぐだけで精一杯になりがちです。
その結果、発言のニュアンスや前提条件が抜け落ち、後から意味が通らないメモになってしまうこともあります。
録音を聞き直すことで作業時間が増えてしまう
「その場で書き切れないぶんは、録音を聞き直せばいい」と考える方も多いはずです。
ところが、この聞き直しこそが作業時間を押し上げる大きな要因になります。
一般的に、会議後の清書には会議時間の4〜6倍がかかるとも言われています。
60分の会議なら、確認と書き起こしに4時間〜6時間を費やす計算です。
英語の場合はさらに、聞き取りづらい箇所を何度も再生することになり、負担が重くなりがちです。
メモに集中するあまり、議論やファシリテーションに手が回らない
議事録担当者が抱えるジレンマが、「書くこと」と「参加すること」の両立の難しさです。
一言一句を書き取ろうと意識を向けるほど、目の前の議論を追う余裕はなくなっていきます。
例えば海外拠点との会議で書記を任されると、論点を整理したり質問を差し込んだりする機会を逃してしまいます。
記録に追われて発言できないままでは、せっかくの会議参加の価値も薄れてしまうでしょう。
英語議事録の基本構成と必須フォーマット

読みやすい英語議事録には、共通する型があります。
基本情報から決定事項、次のアクションまでを決まった順序で並べるだけで、誰が読んでも分かりやすい記録になります。
ここでは、押さえておきたい必須項目と、そのまま使えるテンプレートをご紹介します。
会議の基本情報(Date, Time, Location, Attendees)
議事録の冒頭には、会議の基本情報4点を簡潔にまとめます。
- 日付(Date)
- 時刻(Time)
- 場所(Location)
- 出席者(Attendees)
オンライン会議なら、Location欄に「Zoom」や「Microsoft Teams」と記載すれば十分に伝わります。
出席者は役職や所属も添えておくと、後から見返したときに関係性が把握しやすくなります。
欠席者がいる場合は、Absentees として分けて書いておくと親切です。
会議の目的と議題(Objective, Agenda)
次に記すのは、その会議で何を話すのかという枠組みです。
会議の目的(Objective)を一文で示し、続けて議題(Agenda)を番号付きで並べます。
- Objective:会議のゴールを1〜2行で明確にする
- Agenda:議題を①②③と番号で整理し、後の項目とひも付ける
例えば「Objective: Decide the launch date for the new product」と書けば、参加者全員がゴールを共有できます。
議題に番号を振っておくと、決定事項やアクションとの対応関係もひと目で分かります。
決定事項(Decisions)
議事録の中でもっとも重要なのが、決定事項(Decisions)の記録です。
「何が決まったのか」を、あいまいさなく言い切る形で残しましょう。
例えば「Decided to postpone the release to Q3」のように、結論を主語と動詞ではっきり示すのがコツです。
決まらなかった論点は Pending として分け、次回への持ち越しであることを明記しておくと混乱を防げます。
決定に至った理由を一言添えておくと、後から経緯を振り返る際にも役立ちます。
次のアクションと担当者(Action Items, Next Steps)
会議を成果につなげる鍵が、次のアクション(Action Items)と担当者の明確化です。
「誰が」「何を」「いつまでに」を必ずセットで記録します。
例えば「Action: Prepare the budget draft / Owner: Tom / Due: May 10」のように書くと、責任の所在がはっきりします。
担当と期限があいまいなままだと、決めたはずのタスクが動かない原因になりがちです。
最後に Next Steps として次回会議の予定を添えれば、会議の流れが途切れません。
そのまま使える英語議事録テンプレート(記入例つき)
ここまでの項目を1枚にまとめたのが、次のテンプレートです。
このまま社内で使い回せる形にしていますので、コピーしてご活用ください。
| 項目 | 記入例 |
| Date / Time | May 8, 2026 / 10:00–11:00 |
| Location | Online (Zoom) |
| Attendees | Tom (Sales), Mary (Marketing), Ken (Dev) |
| Objective | Decide the launch plan for the new app |
| Agenda | 1. Review schedule 2. Budget 3. Roles |
| Decisions | Release date is set for July 1 |
| Action Items | Tom: Draft budget by May 15 |
| Next Steps | Next meeting on May 20, 10:00 |
項目名を英語で固定しておくと、海外メンバーにも共有しやすくなります。
英語の議事録でよく使われる頻出フレーズ・略語

英語議事録には、決まり文句のように使われる表現があります。
頻出フレーズと略語を覚えておくと、書くスピードも読むスピードも上がります。
まずは使用頻度の高いものから、少しずつ手になじませていきましょう。
議事録で頻出するビジネス英語フレーズ
決定や保留、合意を表す定番フレーズを知っておくと、記録がぐっと書きやすくなります。
言い回しに迷う時間が減り、表現のブレも防げます。
| 場面 | フレーズ例 | 意味 |
| 決定 | It was agreed that… | 〜で合意した |
| 保留 | This item was put on hold. | この件は保留になった |
| 依頼 | Tom will follow up on… | Tomが〜を引き継ぐ |
| 確認 | To be confirmed later. | 後日確認する |
例えば合意事項には「It was agreed that…」を使えば、誰が読んでも決定だと伝わります。
同じ表現を繰り返し使うことで、議事録の書式そのものが安定していきます。
効率的にメモを取るための英語の略語
会議中のメモを速くするには、略語の活用が効果的です。
英語圏のビジネスシーンで通じるものを中心に覚えておくと便利です。
- TBD(To Be Determined):未定・後で決める
- TBA(To Be Announced):後日発表
このほか「FYI(ご参考まで)」「ASAP(できるだけ早く)」「AI=Action Item」なども頻出します。
例えば期限が決まっていない項目に「TBD」と書いておけば、後で確定させるべき箇所がひと目で分かります。
ただし社外共有用の正式な議事録では、略語を正式名称に直しておくと誤解を防げます。
英語の議事録は「書く」から「AIを活用する」時代へ

近年は、AIを取り入れて英語議事録の負担を軽くする動きが広がっています。
完璧に書き取ることをゴールにするのではなく、要点を正確に残すことに力を注ぐ考え方です。
ここでは、これからの議事録づくりの前提となる3つの視点を整理します。
記録はAIにサポートしてもらい、議論や意思決定に向き合うという考え方
いま注目されているのが、文字起こしをAIに任せ、人は議論に向き合うという役割分担です。
書き取る作業から解放されれば、参加者は論点の整理や合意形成に集中しやすくなります。
例えば海外拠点との会議でも、メモに追われずに質問や提案を差し込めるようになります。
記録の抜け漏れを減らしながら、会議そのものの中身を深められるのが大きな利点です。
英語議事録に求められるのは「完璧な文法」よりも「正確な要点」
英語議事録で本当に大切なのは、文法の完璧さよりも、要点が正確に伝わることです。
決定事項や担当者、期限が正しく残っていれば、多少の文法のゆらぎは大きな問題になりません。
読み手が知りたいのは、あくまで「何が決まり、次に何をするのか」だからです。
きれいな文章を目指して時間をかけすぎるよりも、要点の正確さを優先するほうが実務では役立ちます。
基礎知識(フォーマット・略語)は、AIの出力を確認・修正するために活かす
AIを使う場合でも、フォーマットや略語の知識は欠かせません。
音声認識の精度は100%ではなく、専門用語や固有名詞では誤変換が起こることもあります。
例えばAIが出力した文字起こしを、基本構成に沿って並べ替え、略語を整えるといった確認作業が必要です。
つまり基礎知識は、AIの出力を人がチェックし、仕上げるための土台として活きてきます。
英語の議事録作成を効率化するAIツールの選び方

AI議事録ツールは数多くありますが、英語会議で真価を発揮するには選び方が重要です。
英語の認識精度、多言語対応、要約機能、そして共有のしやすさという4つの観点で比べてみましょう。
自社の会議スタイルに合うかどうかを、順に確認していきます。
英語の音声認識精度と、多様なアクセントへの対応
まず確認したいのが、英語の音声認識精度と、アクセントへの対応力です。
グローバル会議では、ネイティブだけでなく、さまざまな国のなまりが混在します。
例えば米国英語と非ネイティブの英語が飛び交う会議でも、安定して認識できるかがポイントです。
無料トライアルがあるツールなら、実際の会議音声で精度を試してから判断すると失敗が減ります。
会議の言語のまま記録できる多言語対応
次に見ておきたいのが、会議の言語のまま記録できる多言語対応です。
ここで言う多言語対応は翻訳機能とは異なり、話された言語をそのままテキスト化する機能を指します。
英語会議は英語のまま、日本語会議は日本語のまま記録できると、ニュアンスを損なわずに残せます。
対応言語の種類と、言語ごとの認識精度を事前に確認しておくと安心です。
英語テキストからの自動要約機能
文字起こしの目的は「記録」ではなく「活用」にあります。
そこで重視したいのが、英語テキストから要点を自動でまとめる要約機能です。
長い議事録をそのまま共有しても、読む側の負担は残ってしまいます。
- 要約のスタイル(要点抽出・箇条書き・ToDo形式)を選べるか
- 要約からタスクを抽出し、次のアクションにつなげられるか
例えば会議直後に要点とタスクが自動整理されれば、担当者はすぐ次の動きに移れます。
グローバルチームでの共有・共同編集のしやすさ
最後の観点が、作成した議事録をチームで共有・編集しやすいかです。
海外拠点やリモートメンバーがいる場合、共有のスムーズさが情報格差を防ぎます。
例えば普段使っているチャットツールへそのまま共有できれば、伝達の遅れを減らせます。
権限管理やアクセスログなど、法人向けの管理機能もあわせて確認しておきましょう。
英語の議事録作成におすすめの「LINE WORKS AiNote」

ここまでの選定ポイントを高い水準で満たすツールが、LINE WORKS AiNoteです。
高精度な音声認識と多言語対応、自動要約、そしてチャット連携による共有のしやすさを兼ね備えています。
英語会議の記録・文字起こし・議事録作成の負担を、無理なく軽くしたい企業に向いたサービスです。
高精度なAI音声認識で、英語の会議を正確に文字起こし
LINE WORKS AiNoteは、世界トップクラスの音声認識技術を土台にしています。
独自評価で文字正解率90.8%に達する認識精度に加え、国際的な話者分離コンペティション「DIHARD3」で世界3位を獲得した技術を採用しています。
企業向けプランでは、ひとつの会議で最大30名までの話者を自動で識別できます。 英語会議のように発言が入り組む場面でも、「誰が何を話したか」を整理しやすいのが強みです。
英語をはじめ5言語に対応し、会議の言語のまま記録を残せる
対応言語は、英語・日本語・韓国語・中国語(簡体字・繁体字)の5言語です。 会議で話された言語をそのままテキスト化できるため、翻訳を挟まずに元のニュアンスを残せます。
例えばアジア各拠点との会議でも、それぞれの言語のまま記録を作成できます。 言語をまたぐ会議が多い組織ほど、その利便性を感じていただけるでしょう。
AIが会議の要点を自動で要約し、議事録の形に整える
文字起こしに加えて、AIによる自動要約機能を備えている点も見逃せません。 長い会話の中から要点を抽出し、読みやすい議事録の形に整えてくれます。
さらに、会議記録から必要なタスクをワンタップで抽出できるため、決定事項から次の行動へスムーズにつながります。
要点整理にかかる手間を減らしながら、会議後の対応を素早く進められます。
LINE WORKS連携で、グローバルチームへスムーズに共有
大きな魅力のひとつが、ビジネスコミュニケーションツール「LINE WORKS」とのシームレスな連携です。
作成したノートを共有する際、LINE WORKSメールへ通知を送って素早く情報共有することができます。
Zoom・Teams・Google Meet・Webexといった主要なWeb会議との連携にも対応しています。
初期費用は0円、企業向けチームプランは月額19,800円(税抜・年額)からで、30日間の無償トライアルも用意されています。
まずは実際の英語会議で、記録から共有までの流れを試してみてはいかがでしょうか。
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英語の議事録作成についてよくある質問(FAQ)

英語議事録とAIツールについて、よく寄せられる疑問にお答えします。
導入前の不安を解消する参考にしてください。
-
英語が得意でなくても、AIツールで議事録は作れますか。
はい、作成できます。
AIが音声を文字起こしして要点を整理してくれるため、聞き取りやタイピングの負担を大きく減らせます。
出力を確認・修正する際に、基本フォーマットや略語の知識があるとより仕上げやすくなります。
音声認識の精度はどのくらい信頼できますか。
- ツールにより異なりますが、精度は100%ではない前提で運用するのが安心です。
専門用語や固有名詞は誤変換が起こりやすいため、単語登録機能などを活用し、最終確認を人が行う設計にしておきましょう。
海外拠点との会議でも使えますか。
多言語対応のツールであれば活用できます。
例えばLINE WORKS AiNoteは5言語に対応しており、会議の言語のまま記録を残せます。
セキュリティ面は問題ありませんか。
法人利用では、データの取り扱い方針を必ず確認してください。
LINE WORKS AiNoteの有償プランでは、AIの学習にデータを利用しないことが明記され、SSOや監査ログなどの管理機能も備わっています。
AIを活用して、英語の議事録作成の負担を軽くしよう
英語の議事録は、聞き取りや後処理に多くの時間を奪われがちな業務です。
だからこそ、基本フォーマットと頻出フレーズをおさえたうえで、AIをうまく取り入れることが効果的です。
文字起こしや要約をAIが担い、人は要点の確認と議論に力を注ぐ——この役割分担が、負担軽減の近道になります。
英語会議の記録・文字起こし・議事録作成をもっと楽にしたい方は、まずLINE WORKS AiNoteの無償トライアルからお試しください。
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