LINE WORKS OCRで業務を効率化するための簡単スタートガイド!(3/4)

CLOVA OCRで業務を効率化するための簡単スタートガイド!(3/4)

このステップの内容

ここでは作成したTemplate情報が反映されたAPIを利用できる状態にしてテストを実施します。

目次

  1. 1. テンプレートをリリースする
  2. 2. テスト機能を使う
  3. 3. サービスリリースを行う

1. テンプレートをリリースする

作成したテンプレートを利用するには、リリースという工程が必要です。

リリースには2種類あります。

 

ベータリリース:テストが使える状態になり、サービスリリース前に動作チェックを行うことができます。

 

サービスリリース:APIを公開した状態になり、外部からのリクエストを受け付けることができます。

▼1-1.ベータリリースを行う

リリースを行いたいDomainのOCRビルダー(管理ツール)を開き、[リリース管理]>>リリース環境の[ベータリリース]をクリック。

 

以上で、ベータリリースが完了です!

このまま「サービスリリース」しても問題ありませんが、十分なテストを行った後にサービスリリースすることを推奨します。

2. テスト機能を使う

ベータリリースを行うと、テスト機能で精度を確認することができます。

▼2-1.テスト条件を設定する

サイドメニューから[テスト]をクリックし、テスト条件を選択。

テスト条件は[ベータ]または[テンプレート指定]を選択できますが、ファイル選択後にも選択できるためどちらでも構いません。


[参照]>ポップアップ中央をクリックし、任意の画像ファイルを選択後[確認]をクリック>ポップアップの[確認]をクリック
 ※テスト上限:月300回まで

 

▼2-2.テスト結果を確認する

テスト結果を確認。

 

テスト結果では、左側の認識領域に読み込んだ各ボックス、右側の認識結果に読み取った結果が表示されます。認識領域のボックスをクリックすると、該当の認識結果にフォーカスされます。

 

ボックス表示のみ(右側の結果が空欄)の場合は、AIが文字を認識したが信頼度が低いと判断したという状態です。

▼2-3.テスト結果をダウンロードする

ダウンロード形式(JSONまたはCSV)を選択して[ダウンロード]。

テストの結果はいかがでしたでしょうか?

問題があれば、テンプレートのボックス設定など調整してみてください。

3. サービスリリースを行う

テストが終わったら[リリース]から今回作成したテンプレートの[サービスリリース]をクリックし、APIを公開してください。

 

以上でリリース&テスト編が完了です!

次は最後のステップです。

《OCR Reader利用の場合》

OCR Readerとの連携」に進みましょう!

《APIのみ利用の場合》

APIリクエスト」に進みましょう!